高等部デジカメ日記

スポーツを通じた心のバリアフリー推進事業

7月5日(火)に、心のバリアフリー推進事業として、
宮崎工業高校インテリア科3年生と本校高等部生徒の交流を実施しました。
今回は第1回目ということで、本校にてボッチャ体験を行いました。

開会式の後、講師としてお越しいただいたUMKアナウンサーの柳田哲志さんによる
ボッチャについての説明がありました。この日記をお読みの方は既にご存知かとは思い
ますが、柳田さんは事故により頸椎を損傷され、そのリハビリをなさっているときにボッ
チャと出会われ、現在は宮崎のボッチャ普及のため様々な活動をされています。

説明の後、いよいよ試合開始です。本校高等部の生徒は普段からボッチャには
慣れ親しんでいますが、宮崎工業高校の生徒さんたちは、初めてだったそうです。
1試合目は本校生徒と宮崎工業高校の生徒が1回ずつ投げました。2試合目は本
校生徒に宮崎工業の生徒が介助者としてつきプレーしました。今回が初めてなのに、
全く違和感なくペアになって一緒にプレーしている
姿に「スポーツの力ってすごい」と
感じました。

自分でボールを投げることが難しい人はランプ(勾配具、ボールを転がすための
傾斜がついたレールのような道具)を使用してボールを転がします。なんと驚いたことに、
宮崎工業高校の生徒はランプを自分たちで作って持ってきてくださっていたのです。
「さすが 宮工インテリア科!」
そして、今回の交流の経験を生かして、今後、改良を重ねてもっといいランプを作って
くださる予定だそうです。次回の交流は11月に本校生徒代表が宮崎工業高校に
お伺いする予定です。次回が楽しみですね。