PTAデジカメ日記

2017年9月の記事一覧

第2回家庭教育学級がありました!

9月9日土曜日に家庭教育学級を開催しました。
今回は土曜日開催ということで、保護者も60名近い参加となりました(^_^)

今回は防災研修ということで、
NPO法人「ハートム」「みんなのくらしのターミナル」代表
初鹿野 聡さん 
をお招きして
「もしもの時のための備えについて」
の講話をしていただきました。


過去に起こった災害時の映像等を交え、地震・津波・竜巻・水害をテーマに、
もしもの時の備えや、対策等について興味深いお話をしていただきました。
災害からどうやって身を守るのか、普段から「こうなったら どうする?」
をイメージすることの大切さを学ぶことができました。
具体的なポイントとして
・ 道路で地震にあった時には、自動販売機が近くにある場合、
 逃げる方向に気をつける。(転倒する自動販売機をよける際
  に、車道を走る車にはねられる二次被害をまねかないため)
・ 天井は耐震構造になっていない場合が多い。身を守る
 方法として、うつ伏せになるか、身体を丸めて身を守る。
 (だんごむしのようなポーズ)
・ コンビニで地震に直面した時には、買い物カゴで頭を守る。
・ 布団の近くに懐中電灯を置いておく。地震の際、
 飛んでいくことも想定されるので、ひもなどでとめておく。
・ 竜巻は、冷たい風とひょうが発生のサイン。室内にいる時は、
 カーテンをひくことが効果的である。
・ 水害の時は、橋より高い場所に逃げる。
などがありました。

人は災害時など、予期せぬ事態に対峙した時、
「正常性バイアス」
という心理が働き、自分だけは大丈夫と
脳が認識することがあるそうです。
そこで、命を守るために、次の3つが大事だということが
心に残りました。
1 逃げること(率先避難者になる)
2 想定(マニュアル)を過信しない。
3 その場、その時に最善をつくす。


初鹿野さんの講話を聞く前と聞いた後では、
災害時にどうのようことに気をつければよいのか
大きく意識が変わりました。
これを踏まえて、この研修で得た知識を、
私たち(子供たち)が、災害時にどのようにいかして
いけばよいのを今後も考えていくとともに、
具体的な対策等を、もっと詳しく伺いたいと強く感じました。
保護者の皆様も、真剣に耳を傾けたり、メモをとったりと、
熱心な様子がうかがえました。
「災害時に活かせる」有意義な防災研修になりました。

初鹿野さん、本当にありがとうございました(^_^)