PTAデジカメ日記

2019年8月の記事一覧

保護者・職員合同防災研修会

講師としてNPO法人ハートム 初鹿野 聡 氏をお迎えし、「災害時、学校や家庭での課題と心構え」というテーマで防災の研修会を行いました。
前半は、講演。
阪神淡路大震災や東日本大震災、またこれまでの体験から得た防災の考え方など、映像を交えながら説明してくださいました。時間とともに意識が低くなりつつある災害の怖さを改めて感じるとともに、命を守るための具体的対策の大切さを教えていただきました。

    

後半は、ワークショップ。
実際に自分たちに災害が起こったときにどうすればいいのか、気になる点や疑問点などを話し合いました。



各グループで出た話題について共有しました。



保護者からも質問やアイデアが出されました。



最後はPTA会長が研修の感想を含め、謝辞を述べました。


会の終了後も、個別に初鹿野氏に質問するなど、参加者の関心の高まりがみられました。これを機会として、日頃から備えていきたいと思います。

全肢P連奈良大会

 

 

 

8月22日(木)~23日(金)の2日間、令和元年度 第62回全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会総会およびPTA・校長会合同研究大会に参加しました。今年度は奈良県で行われました。出発の飛行機が遅れるというハプニングもありましたが、全国の肢体不自由特別支援学校関係者が一堂に会して、学び、情報交換する良い機会となりました。
 

【研究主題】「肢体不自由のある子どもたち一人一人の生きる力を育むために
       PTA活動はどうあるべきか
     ~えがおひろがるみんなの輪 奈良から始まる新しい時代~」

 

【主な内容】1日目:基調講演・分科会・懇親会、

       2日目:会員研修・アトラクション・全体会

 〈基調講演〉 「特別支援教育の動向と肢体不自由教育の充実に向けて」
           ~子どもの学びを支えるために~
          文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官 菅野 和彦 氏


 〈分科会〉 第3分科会(福祉):「子どもたちの現在、将来の自立生活を支え確保するために、
                     PTAは福祉機関等との連携をどのように深めていくか」
        第5分科会(医療):「子どもたちの健康・安全の保持を基本に、
                     医療機関や従事者との連携をどのように深めていくか」

各校の課題を共有したり、新しい情報を得たりしました。

 〈会員研修〉 「障がい福祉と人格向上」
          (株)オールケアライフ 代表取締役 鎌倉 義雄 氏

 
 〈アトラクション〉 奈良王寺工業高校吹奏楽部


懇親会では、全国のPTAの方々とつながろうと、名刺を配りながら挨拶に回りました。
昨年度の福井大会で出会った方々に再会できたのもうれしいことでした。


2年後の九肢研宮崎大会のことを考え、運営面にも関心をもって参加しました。仕事や家庭の都合をつけながらで、大変な面もありますが、貴重な機会となりました。