校内研究のまとめ

研究の概要(部門・学部・グループ)

研究のまとめをアップしました。

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聴覚障がい教育部門 

 セルフアドボカシーの力を育成することを目的に、昨年度作成した「キャリア教育プラン細目表」に基づいて、それぞれの学部の実態に応じた「自分ノート」を作成しました。小学部高学年と中学部はその「自分ノート」を授業で活用しました。幼稚部と小学部低学年は保護者の記入形式で作成しており、次年度から活用する予定です。

 中学部は自分ノート活用の実践について、今年度の九州地区聴覚障害教育研究大会大分大会「キャリア教育分科会」のレポートとしてまとめ発表しました。

 また、小学部高学年は活用した授業実践を九聴研レポートとしてまとめ、次年度九聴研「自立活動分科会」で発表予定です。

 

肢体不自由教育部門

今年度の肢体不自由教育部門は研究テーマを「本校の児童生徒の実態に合ったキャリア・パスポートをつくる」としました。そこで、小学部・中学部・高等部に分かれて児童生徒の実態に合わせたキャリア・パスポートの項目や様式を考えました。

小学部への入学から高等部卒業までの系統性を大事にしたいという思いから、それぞれの学部の様式とのつながりを意識して作成しました。

 

知的障がい教育部門 小学部

知的障がい教育部門小学部は、「ICTを活用した子供が楽しく学べる環境づくり」を

テーマに研究を行いました。

研究をするにあたって実施したICTに関するアンケート調査の結果をうけて、今回の研究のねらいを「まずはICT機器を活用してみるところから発想を変えたり、発展させてみたりして活用してみる」と幅広く取り組みやすいように設定し、すべての職員がICT機器を率先して活用できるように研究を進めました。

 

知的障がい教育部門 中学部

 知的障がい教育部門中学部は、「生徒の実態等に応じた作業学習の在り方」をテーマに研究を行いました。多様な実態の生徒が働く楽しさを感じながら主体的に活動ができているか、人の役に立っていることを実感しながら取り組めているのかを生徒の立場に立って見直しながら研究に取り組みました。

 

知的障がい教育部門 高等部

 知的障がい教育部門高等部では、来年度から本格導入される「職業コース」と「キャリア・パスポート」について研究しました。職業コースに関しては、年間の指導計画作りや生徒の選考方法の見直しを行いました。キャリア・パスポートに関しては、使用する型の検討と準備を行いました。

 

学体研

 令和5年度の学体研の研究主題「生涯にわたって心身の健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現するとともに、継続するための資質・能力を育む体育科・保健体育科学習」をテーマに研究に取り組みました。

 バドミントンの授業題材に研究を行いました。中学部と高等部の系統性を踏まえた指導内容の充実、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けてICTを活用した授業づくりを目指しました。また、バドミントンの授業前後で、生徒自身の考え方の変容を見るアンケートを実施しました。

 

保健室・給食室

 保健室と給食室は「歯と口の健康について」をテーマに研究に取り組みました。

 教師と連携を図りながら、授業や行事以外でも幼児児童生徒に働きかけられるような教材などの「仕掛けづくり」を目指しました。

 

寄宿舎

 寄宿舎は「主体的に社会で生き抜く力の育成を目指した支援の工夫」をテーマに研究に取り組みました。

昨年度の研究で作成した「夢かなえようシート」を活用し、児童生徒が日々の取組に意義を感じ、より主体的な生活を送ることができるようになることを目指して「夢かなえようプロジェクト」を実施しました。