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カテゴリ:連絡事項

令和2年度 ペアでおこなう指導力向上プログレス(通称:ペア・プロ)

 北部教育事務所では、令和元年度から先生方の指導力向上を目的として「ペアでおこなう指導力向上プログレス(通称:ペア・プロ)」を新規事業として行いました。

ペア・プロとは…

  指導力を向上させたいとやる気に満ちあふれた先生方を応援しようという北部教育事務所独自の試みで、本事務所の指導主事等が応募された先生とペアを組み、授業を参観した後にマンツーマンでフィードバックを行います。
  指導案を事前に提出してもらうことも特に求めておらず、出張として出かける準備も必要ありませんので、先生方にとっては負担も少なく実施できたと大変好評でした。

  今年度は初期研修者を除いた教諭を対象としました。北部管内から小学校18名、中学校11名の合計29名の申込があり、年間で一人あたり3~5回程度訪問させていただきました。


ペア・プロを申し込まれた先生方の声

〇 小学校教諭

  これまで我流で授業をしていたことを痛感しました。指示の出し方や発問で自分では気付いていなかった悪い癖を指摘してもらい、改善することができました。

〇 中学校教諭

  校内に同じ教科の先生がいない私にとって、専門的な立場からアドバイスをいただけたのは、本当にありがたかったです。また、授業だけでなく生徒指導の相談も乗ってもらいました。

〇 訪問した小学校の校長先生

  何度も学校に足を運んでもらい、学校としては大変ありがたい事業だと思います。特別な準備をするのではなく、普段の授業を見てもらい、本人にとって負担も少なく授業力を高められたのではないかと思います。

 
令和2年度も実施予定です。詳しくは4月に各学校に配付するパンフレットと実施要項をご覧ください。

令和2年度北部1UPサークルについて

UPサークルとは、リーダーである指導教諭等と会員の協働によって授業力向上に向けたサークル活動を行う、北部教育事務所オリジナルの事業です。
 令和元年度は、次のサークルが実施されました。

【国語科 社会科 算数・数学科 理科 英語科 音楽科 図画工作科 
                  特別の教科道徳 複式指導 生徒指導 特別支援教育】

UPサークルでは…

指導教諭等(リーダー)の授業(実践)を参観し、それらを基にリーダーや会員と意見交換したり、自身の授業の在り方等についてリーダーに個別に相談したりすることができます。

また、希望があればご自身の授業をリーダーや会員に参観してもらい、それを基に意見交換することも可能です。

 

UPサークルのメリット

上記の取組をとおして「自分自身の授業の在り方を振り返る」ことに加えて、「自身のよさを伸ばし課題を解決するためのヒントを得る」ことができます。

また、勤務時間中にサークル活動を行うので、夜間や休日に時間をつくることが難しい方も参加できることも大きなメリットのひとつです。

 

参加者の声

 ・ 今日の授業を見て、元気をもらいました。生徒が生き生きと楽しそうに学んでいる姿がとても印象的でした。グループで話したり、リーダーの先生からアドバイスを頂けたりと、たくさんヒントを得られました。今年も1UPサークルに参加できて本当によかったです。

 ・ 今日の授業で、子ども達の思考に合った授業の流れをつくることの大切さを感じました。また、リーダーの先生方にアドバイスを頂き、授業に取り入れていきたいことが分かったので、明日からまた頑張りたいと思いました。学び続けます!

共に手を取り合い、一緒に学び続けていきませんか?

令和元年度生徒指導学校訪問【御礼】

 学校における生徒指導の諸問題について協議することにより、各学校の生徒指導の充実を図り、諸問題の解決の一助とすることを目指して実施しました。

【実施期間】
平成31年5月~令和元年10月

【内  容】
 管内の複数の中学校・小学校を北部教育事務所の生徒指導担当者と市町村教育委員会の担当者とで訪問させていただきました。授業の様子を参観したり、校長先生や生徒指導担当の先生方と生徒指導の充実に向けて協議を行いました。

【協議より】
 どの学校においても、児童生徒の命・人権を守り、可能性を拡げるための手立てや工夫がしっかりと取られていました。訪問をさせて頂く中で、生徒指導が充実している学校には、次のような共通点がみられました。

(1)連携(チームで対応)
 校長先生・教頭先生と生徒指導主事等のミドルリーダーの先生方との連携
 先生方同士の連携
 先生方と児童生徒との連携
 学校と市町村教育委員会との連携
(2)未然防止
 児童生徒主体の「よりよい人間関係づくり」や「よりよい学校(学級)づくり」の機会や手立てが豊富
(3)初期対応
 「見逃さず、小さなうちに大きく動く」の精神で対応
 「報告・連絡・相談」の徹底

 これからも、子供達のために、「連携・未然防止・初期対応」の視点で、生徒指導の充実を図って頂ければと思います。よろしくお願いします。
 各学校におかれましては、大変お忙しい中対応くださりありがとうございました。
ある学校の掲示物