個人情報・著作権・肖像権に関する基本方針


個人情報について
 本校では,学校の教育活動を記録し,教育活動の成果を伝えるために画像や動画の撮影・保存・公開をしています。公開にあたっては個人情報の流出にならないよう,校内でガイドラインを設けて配慮しています。
 しかし,人権の一部として肖像権は存在すると考えられているので,公開により生徒・保護者が損害を受けたと判断し,訂正・削除を求めるのであれば,その要請に応じます。また,生徒の画像・動画が公開されることを望まないのであれば,あらかじめ保護者から学校に申し出ていただけば,生徒の画像・動画がホームページなどに公開されることはありません。
(平成27年度より,本校入学・転入時に,「個人情報に関する同意書」「肖像権等のホームページ使用に係る承諾書」を配布して承諾を頂いた方のみ,ホームページなどの媒体への画像・動画の使用をするようにしています。)

個人情報のガイドライン
・教育活動および,地域との情報交流の役割にそぐわない情報は掲載しない。
・生徒及び関係者の住所,電話番号,生年月日,家庭の状況,成績等を掲載しない。
・著作権が本校に帰属するもの,または,著作権フリーのものに限る。
・教育活動の過程や成果,地域との情報交流を正しく伝えるものに限る。
・教育活動の範囲内での画像に限る。私的な画像は掲載しない。
・氏名や名前カードなど,個人が特定できるものが映っていない。
・画像のサイズが640×480ピクセルを超える画像を掲載しない。
・動画の公開については別途規定する。

どの程度の情報で個人情報になるのか?
 個人が特定される情報が個人情報です。情報が断片的であれば,特定にはいたりません。2つ以上の要素がまとまることで初めて個人情報となります。(例:名前と写真,名前と住所,名前と成績など)通常は名前などだけでは個人情報とは言いませんが,本校ホームページに掲載されているので,「泉ヶ丘高等学校定時制」という情報が1つ付け加わっています。フルネームで名前を載せないよう慎重に取り扱います。(どうしても個人を区別する必要がある場合は,学年とイニシャルや役割の名称にしています。例:「3年のSKさん」「生徒会役員のYさん」)基本として注意していることは,学年と名前が一致しないこと,写真の顔と名前が一致しないことなどが挙げられます。
 ただし名前がなくても,安全面の配慮から画像の掲載には一定のガイドラインを設けて運用しています。学校のホームページの目的は,学校の広報活動,生徒の学習・実績発表,地域との情報交流を達成するために運営されているものであって,個人情報を掲載するような用途はほとんど考えられません。

個人情報を載せてほしいと要望があったら?
 教育活動および,地域との情報交流の役割にそぐわない情報は,個人情報でなくても掲載しません。また,どんな理由があっても,生徒及び関係者の住所,電話番号,生年月日,家庭の状況,成績等を掲載することはありません。


ホームページの著作権の範囲はどこまで?
 本校のホームページに掲載されているすべての情報には,著作権があります。文章・画像・音声など,他の著作物を使用している表示をしていないものは,本校が著作物をすべて管理しています。無断での複製や二次利用,二次配布(一部またはすべてをコピーして利用したり,配布したりすること)はできません。
 ただし,インターネット回線の混雑を避け,ホームページを快適に見るために,ホームページをダウンロードすることについて特別な制約はありません。また,ご家庭のパソコンなどを使って個人で楽しむ範囲においては,著作権の問題はありません。

二次利用・二次配布にご注意ください
 ホームページに掲載された画像をダウンロードして,個人で楽しむのに制約はありません。しかし,その画像を,「年賀状に印刷して送る・メールに添付して送る・CDやDVDにコピーして配る・個人のブログやホームページなどで公開する」などの行為は,個人で楽しむ範囲を超えてしまいます。二次利用や二次配布は,原則としてできません。
 著作権法では,「引用」については認められています(第三十二条)。ただし,引用にはきちんとしたルールがあります。正しい情報は,著作権法を参照下さい。最低限の目安を挙げて説明しますと,「引用の必然性があること」「自分の文章と引用の文章が,はっきりと区別されていること」「自分の文章と引用の文章が質量ともに主従関係が明確になること」「出所を明示すること」によって,部分的な引用が可能になります。

画像などの肖像権は?
 本校では,学校の教育活動を記録し,教育活動の成果を伝えるために,画像・動画の撮影・保存・公開を保護者に通知しています。しかし,人権の一部として肖像権は存在すると考えられているので,当事者が画像の公開により精神的な損害を受けたと判断され,訂正・削除を求めるのであれば,その要請に応じます。
 日本には肖像権に関する法律はありません。学校での教育活動は私的な時間ではないので,プライバシーの侵害に該当するとは考えにくいものです。そこで,本校では,教育活動の範囲内で目的に合った画像・動画の公開を前提にして,画像の使用をしています。

部活動に係る活動方針