トピックス

県社研からのお知らせ

【お知らせ】平成30年度宮中社第2回研究部総会について


[会 名]平成30年度宮崎県中学校教育研究会社会科部会第2回研究部総会
[日 時]平成31年2月15日(金)
[時 間]9:30~16:10 ※事務局の先生方(8:50~16:30)
[場 所]みやざき歴史文化館(2階研修室) 宮崎市大字芳土2258番地3
[日 程]
     受  付  9:15~ 9:30
     開会行事  9:30~ 9:40
九州大会報告・質疑  9:50~10:25 【内容】1 地理的分野
                          2 公民的分野
                          3 歴史的分野報告及び研究発表
                          4 全体質疑
     講 義Ⅰ 10:30~12:00 【講師】宮崎大学教育学部 藤本 将人 先生
    昼食・休憩 12:00~13:00
各地区活動状況報告
  および研究発表 13:05~14:30 【内容】1 東臼杵 2 西臼杵 3 西都・児湯
                          4 西 諸 5 宮 東 6 南那珂
                          7 都 北
     講 義Ⅱ 14:40~15:50 【内容】「プロフェッショナルの流儀~有田勝則流生き方~
                            延岡市立東海中学校教頭 有田 勝則 先生
     閉会行事 15:00~16:10
[その他]
・諸都合により、研修内容が変更する場合があります。ご了承ください。
・会員でない先生方の参加につきましては、会員の先生方や事務局、各地区の理事長の先生にご相談ください。

【授業報告】各地区から研究授業の報告が届きました。

《報告①》
【授業名】平成30年度延岡市学校教育研修所中学校社会科部会における研究授業
【日 時】平成30年11月27日
【会 場】延岡市立西階中学校
【授業者】尾原 雄樹 教諭[延岡市立西階中学校]
【単 元】行政の仕組み
【指導案】会員専用ページに公開
【報 告】
 ここまで授業者の尾原先生を中心に授業検討会を重ね、規制緩和を題材に企業と消費者の立場になって捉え、そのメリットとデメリットを考える授業を構想しました。
 尾原先生には規制緩和前後のタクシーの稼働台数や運転手の賃金の変化を表す資料を準備し、班で対話的に読み取らせ、プレゼンテーションを活用した授業を提供していただきました。
 規制緩和という生徒が実感しにくい題材を、いかにわかりやすく具体的な資料を提示して考えさせるか、尾原先生の熱意が感じられた授業でした。検討会の運営をはじめ、東臼杵地区の先生方のご協力ありがとうございました。(西階中 早田)

《報告②》
【授業名】平成30年度西臼杵郡教育研究会中学校社会科部会における授業
【日 時】平成30年12月13日
【会 場】高千穂町立高千穂中学校
【授業者】川野 将太 教諭[高千穂町立高千穂中学校]
【単 元】オセアニア州
【指導案】公開未定
【報 告】
 地理的分野「世界の諸地域」オセアニア州において、オーストラリアの都市ダーウィンの発展からオセアニア州とアジア州の関係を考察していくという研究授業であった。授業の内容は、オーストラリア中央部のアリススプリングス周辺で採掘される鉱産資源を大陸のどの方角に運ぶのかという問いから始まる。生徒は、これまでの学習で学んだ立地や消費、貿易などの社会的な見方を使って答えを予想した。そこで教師は、オーストラリアの貿易相手国の変化や中国語で書かれたダーウィン港の看板といった複数の資料を提示した。ここには資料の読み取る力を身に付けさせたいという教師の生徒観から来る思いもある。教師とともに一つ一つ丁寧に資料の読み取る作業を通して、近年のオーストラリアとアジアとの関係に気づいた生徒の反応がとても印象的であった。なお、今回の研究授業は宮崎大学教職大学院の初任者サポートのプログラムに本部会も参加させていただく形を取らせていただきました。宮崎大学教職大学院の先生方や学生の皆様に感謝申し上げます。(五ヶ瀬中等 佐土瀬)

【勉強会】第4回さすらい勉強会(都北地区)の報告について

 10月20日、都城市・三股町合同授業構想検討会に参加させていただく形で、第4回さすらい勉強会を開催しました。授業構想検討会では、11月に都北地区にて研究授業を提供してくださる都城市立山之口中学校の岩切先生を中心に、生徒たちが山之口町に建設が予定されている2巡目宮崎国体の陸上競技場を通し、地域の魅力に気づくという授業構想の検討が行われました。検討会での意見をふまえ、岩切先生は実際に県の委員会を訪問し、インタビュー調査を行ったり、誘致に関わった当事者の方々の声も授業に反映させていきたいという思いも語られていました。身近かつ話題性があり、生徒たちにとって切実感のある題材を、いかにわかりやすく教材化するかということにチャレンジされている姿に、授業内容のみならず、多くのことを学ばせていただきました。会の運営も含め、都北の先生方ありがとうございました。
 「さすらい勉強会」は毎月第3土曜日(原則)に、各地区をさすらいながら開催しております。今後も多くの先生方のご参加お待ちしております。

【お知らせ】過去の学習指導案(会員専用)を更新しました。

会員専用ページの過去の学習指導案に以下の指導案を追加しました。
04九州大会(研究発表)→4-1 地理的分野→27 食材から見える日本の農林水産業(宮崎)[平松憲太郎先生] 

 なお、会員専用ページにアクセスするには専用のID、パスワードが必要です。詳しくは下記を参照ください。

会員/事務局専用ページへのログイン方法(スマホ、タブレット).pdf
会員/事務局専用ページへのログイン方法(パソコン).pdf

【勉強会】西臼杵地区勉強会について(報告)

 10月16日、高千穂町立高千穂中学校において、西臼杵地区勉強会が行われました。勉強会では、12月に西臼杵地区の研究授業(高千穂中)をされる川野先生の授業検討が中です。地理的分野の『世界の諸地域 オセアニア州』で、新学習指導要をふまえた単元づくりを考えています。単元を通して、どのような社会的な見方や考え方を身につけさせるのか、どう働かせるのかと日々議論しています。舞台はオーストラリアのダーウィン。「なぜオーストラリア大陸の中央部の資源をダーウィンに運ぶのか」など、生徒たちがどのような問いを立てるかを想像しながら授業構想を行っています。12月13日(予定)の研究授業の準備を行っています。次回は11月6日18時30分からを予定しています。