日誌

にちなん起業体験プログラムの最終報告会を実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の最終報告会が実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

今回はその中高生「起業家」たちが出資してくださった投資家向けに事業報告を行う最終報告会でした。
収支を計算し、どうしてその結果になったのか、上手くいったこと、上手くいかなかったことは何か、分析してプレゼンテーションを行いました。

  

プレゼンを聞いた大人の方からは
・3チームとも見立てが甘かっただけなのか、自分達に努力ではどうしようもなかったことなのかを考えることで、日々の生活に役立てるのではないか。
・収支にはこだわらずに、経験を通して何を学んだかを大切にしてほしい。
・以前の総会から最終的に商品になり、1回目から2回目の工夫もあったことを感じた。100点ということはなかったかと思うが、気づいて学び次に活かすサイクルをしていくことが大事にしてほしい。
・途中の試行錯誤・失敗から学んだことも多いと思う。これから些細な失敗もあると思うが、そこから多くのことを学んでほしい。
・学校では学べないことを経験できたと思う。学校の先生たち以外の大人から学べることは多かったのではないか。これからもこういう経験を積んでほしい。
・プログラムに参加しようと思った気持ちがまずすごい!興味を持った上で行動したことが大きな一歩。冒険しない方が楽なはずだけど、知らないところに足を踏み入れたことが素晴らしい。
大人がこれだけ多い中で自分なりに考え、答えた場面を見ることができて良かった。
といったコメントが寄せられました。

黒字で終えられたグループもあれば、赤字になってしまったグループもありますが、最終的には温かい言葉をかけていただき、ほっとした表情を見せていました。

(文責:羽田野)