日誌

2021年4月の記事一覧

3月30日離任式


3月30日 離任式が行われました。

 

今日は離任式です。

3月30日をもって、3名の職員が本校より離任されます。

 

事務から、髙塚 明美 先生 

門川町立門川中学校に転勤されます。




日之影中生徒にはとても良いところがたくさんある。
挨拶の良さ、すなおさ、郷土を愛する心にとても驚かされた。
これからもそれを大切にしてほしい。

また、日之影町の風景や人、食べ物すべてに心身共にとても癒やされた日々でした。
と、最後まで本町での勤務された日々を名残惜しんでくださいました。

 


結城 真一郎 先生 

都農町立都農中学校へ転勤されます。




自分の限界を決めないこと、いろんな人がいるけれど、
人と違うところを認め合って協力し合って生きていってほしいと、
いつでも生徒指導を熱心にしてくださっていた先生らしく、
最後まで生徒達のことを想った言葉を残してくださいました。


 

伊東 泰彦 校長先生 

西都市立穂北中学校へ転勤されます。




近未来会議など、日之影中学校で行われた様々な活動を振り返りながら、
歴史、伝統芸能、自然など本町には誇れるものが多くあること忘れないでほしい。
これからも自分たちに自信を持ち、日之影町から発信し続けていってほしいとお話しくださいました。


こども達の学びを深めるために、学校の中での教育だけではなく、
外へ外へと地域や町内外の方達との交流も繋げていただきました。
日之影中の生徒達にたくさんの学びを与え、挑戦する機会を与えてくださいました。

 

 

先生方へのお別れのあいさつを生徒代表として甲斐千尋さんがおこないました。





先生方との思い出が詰まった、感動的ですばらしい文章でした。

(以下、千尋さんのあいさつ全文です)


本日、日之影中学校を離任される伊東校長先生、結城先生、髙塚先生、今まで本当にありがとうございました。
先生方と過ごした日々を振り返ってみるとたくさんの思い出が浮かんできます。

校長先生は、いつも新しいことにチャレンジされていました。
印象に残っているのは校長先生との対話です。
私が1年生の時、初めて先生と対話した時のことを覚えていらっしゃいますか?
あの頃は人前で話すことが苦手で事前に準備した紙を見て話していました。
よく考えてみるとあれは対話になっていたのかなと心配になってきます。
でも、回数を重ねていくうちにだんだんと人前で話すことに慣れてきました。
最後に先生と対話をした、白熱教室の時には人の目を見て話すことができ、
知事の質問にも落ち着いて答えることができました。

成長したなと自分でも実感できています。
校長先生のおかげでこれからもずっと役に立つ力を身に付けることができました。


先日行った「スーパーマイクロツーリズム」では、
コロナウイルスの影響で最終的には町内で行うこととなりました。
まずはコロナ対策をしなければならない中で体験学習という形でも行ってくださったこと、感謝いたします。
校長先生や実行委員会がいろんな計画をしてくださったおかげで充実した3日間となりました。
スキーを簡単そうに滑るところや、
バーベキューのときに初めて知った意外な一面など校長先生との思い出がたくさんできました。
とても楽しかったです。


ところで先生が書かれている「大空に翔ける」のファンの方が町内にたくさんいることをご存じですか?
校長先生が離任されることを知って、「楽しみがなくなる」と残念そうにおっしゃっていました。
校長先生は校内だけでなく、地域の方々にも親しまれていらっしゃいました。



結城先生は、私たちの学年の副担任として学級を支えてくださっていました。
数学の授業では、数回しか授業を受けたことがありませんが、
一つ一つの問題を分かりやすいようにとても丁寧に解説をしてくださいました。
セミナーでは、毎朝、全員分の点検をするのはとても大変な作業だったと想います。
本当にありがとうございました。

生徒指導の先生としても、容儀検査や、
長期休校の前の指導など様々な面で私たちをサポートしてくださっていました。
そして要望事項の校則の改正の際にも、結城先生の力がなければなしえなかったことだと思います。
また、怒ったときはとても厳しいのですが、
たまに出る結城先生の面白さに笑わずにはいられませんでした。
野球部の顧問として、とても熱心に指導されていたことも印象に残っています。
他の先生方と協力して指導したり、休日に練習試合を組んだりされていました。



髙塚先生は、事務として私たちの目の見えないところでいつもサポートしてくださっていました。
事務室に行ったときはいつも「こんにちは」と笑顔で挨拶をしてくださっていたことを思い出します。
私たちがなに不自由なく、学校生活を送れていたのは、
先生の支えがあったからだと思います。
本当にありがとうございました。



先生方はいつも私たちを優しくそして厳しく支えてくださっていたと改めて感じます。
例えるなら日之影の橋のような、私たちを夢に向かって導いてくださる存在です。
先生方からまなぶことのできたたくさんのことを胸にこれからも努力を続けていきます。


新しい学校に赴任されても私たちと過ごした日々を忘れないでください。
そして、また日之影中学校に遊びにきてください。


生徒代表 甲斐千尋

 

 

 

 

 

その後、生徒会から花束贈呈がおこなわれました。




通常の離任式であればこれで終わりなのですが、
今回はここから生徒会主催によるサプライズの離任式が始まりました。

これは離任される先生方だけではなく、
他の多くの職員達も知らぬ間になんと生徒達だけで計画してきたようです。




千尋さんのピアノの生演奏に合わせて、
離任される先生方への感謝の言葉と、
生徒たちからのメッセージムービーが上映されました。

このような相手を想った演出も、
どんどんとレベルアップしていくのでただただ驚かされます、、、。


2年前に卒業した生徒たちからのムービも集めて作られており、
懐かしい顔ぶれにふと笑顔がこぼれていました。



改めて先生方が多くの生徒たちに慕われていたのだなあと感じました。







最後は生徒みんなでトンネルを作り、
離任される先生方を暖かな拍手と共にお見送りしました。







3人の先生方の功績に、あらためて感謝申し上げます。

新天地におかれましても先生方のなお一層のご活躍とご多幸をお祈りしております。

 

赴任先からもぜひ、進化し続ける日之影中学校の姿を見守っていてくださいね。

 

今まで本当にありがとうございました。