日誌

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第2回上長飯小学校区保育園・幼稚園連絡会

 都城市から就学前の子どもたち(幼稚園や保育園を卒園する子ども)ができるだけ早く、そしてスムーズに小学校の学習や生活に慣れるように、「架け橋期カリキュラム」を作成するように求められています。このことから、今回の連絡会では、そのカリキュラム作成についても話題として取り上げ、意見交換を図ることにしました。本年度は夏季休業中に職員が分かれて、本校に入学してくる子どもたちが通う幼稚園や保育園を訪問して、そこで就学前の子どもたちがどのような教育や保育を受けているのか、また、先生方が子どもたちに対してどのように関わっているのかを直接、観て学ぶ機会をつくりました。これから、上長飯小学校区の「架け橋期カリキュラム」を作成していきますが、その作成に当たっては、各園の先生方の意見を聞くとともに、夏季休業中に実際に訪問して学んだことや感じたこともぜひ生かしてほしいと思います。

 

寒さに負けずに・・・

 運動場で、子どもたちが体育をしています。どこの学級がしているのか気になったので、子どもたちの顔が見える所まで行ってみると、3年生でした。赤、白、青のバトンを持って、子どもたちがリレーの練習をしていました。寒さに負けずに半袖姿で頑張っていました。寒そうにしている子どもは見られず、改めて、子どもは風の子だと思ったところです。本校は5月に運動会が終わっているので、子どもたちは久しぶりにバトンを握ったことと思います。運動会の学年リレーとは違って、体育の授業ではすべての子どもたちがバトンを持って走ります。バトンを持って走っている子どもたちは真剣そのもので、次の人にしっかりバトンをつながなければという気持ちが伝わってきました。短い時間でしたが、子どもが真剣な表情で走る姿を見て、子どもたちから元気をもらいました。

 

 

学校のために出来ることを!

 今朝、正門のところで安全指導を行った後、校長室に戻ってくると、6年生の女子児童が待っていました。私の顔を見ると、3人そろって「校長先生、校長室の掃除をしてもよいですか。」と尋ねてきました。「どうしたの。」と聞いてみると、「これまで学校にお世話になってきているので、私たちは校長室を選んで掃除をすることにしました。」とのことでした。まだ11月なので、少し早いかなとも思いましたが、子どもたちのその気持ちが嬉しく、「ありがとう。」と言って、お願いしたところです。掃除をしながら、「はじめて校長室に入った。」「3年生の時に、校長室掃除に来て以来だ。」と言っていたので、やはり、子どもたちにとって校長室は特別な部屋なんだということを再確認したところでした。自分たちで考え、そして感謝の気持ちをもって行動することは、すばらしいですね。

 

 

当たり前10か条~6年生~

 大きな行事が終わった10月や11月は油断していると、学級が落ち着かなくなると言われています。その理由として、本校の指導教諭は3つのことを挙げています。①中だるみと目標の喪失、②人間関係の変化、③季節や行事による環境の変化の3つです。ややもすると学級が不安定になるこの時期に大切にしたいことは、もう一度、当たり前にしてきたこと(ルール)に立ち返ることだと思います。6年生の学年掲示板には、当たり前10か条(※画像参照)が掲示してありました。6年生として当たり前のことですから、すべて意識して生活するに越したことはありませんが、なかなかそれは難しいものです。そこで、6年生では学級ごとに1週間で重点的に取り組む内容を決めています。おそらく、6年生はこの取組を継続することで、12月まで落ち着いた学校生活を送ると共に、下級生のよい見本になってくれるのではないかと思います。

先生方、頑張っています!

 12月12日は、Googleオープンデーです。当日、7学級が授業を公開します。1年から6年が1学級ずつ、特別支援学級が1学級です。今、その授業公開に向けて準備を進めているところです。授業を公開する先生は各学年1名ですが、その授業づくりには学年所属の先生方も参加しています。話合いの様子を見てみましたが、いろいろな角度(例えば、他者参照や学びの可視化をどのように位置づけるかなど)から指導案を検討していて、参加される先生方に少しでも参考になる授業が提供できればという思いが伝わってきました。ありがたいことです。Googleオープンデーまで残り1か月になりました。これから指導案等の仕上げに取り組むことになります。