学校の様子

2025年3月の記事一覧

理科って楽しい!

 3月も中旬になり、それぞれの学年の学習内容もおわりに近付いています。

 3年生はこれまで学習した電気や磁石の実験道具を使っておもちゃ作りに取り組みました。

 まずは、理科とつながりの深い手作りおもちゃを手に取り、どんな仕組みになっているのか考えてみました。

 

 

 

小さなペットボトルの中に小さな発泡スチロールの玉が入っています。振ってみると内壁に玉がくっつきました。

下敷きで頭をこすると髪の毛が逆立つのと同じ原理です。

 

 

 

 小さなペットボトルの中にストローが通してあり、その中に棒磁石を通すと中に入っている砂鉄が引きつけられてくっつきます。磁石のどの部分に砂鉄がたくさん引きつけられるかな。

 

 

 これは、「ブンブンごま」という有名なおもちゃです。中にネオジム磁石をはめたものを勢いよく回すと、電気を起こせるそうです。回すのはなかなか難しいのですが、上手に回せる子が何人かいました。

 

 

 

カップの底に穴があり、カップの内側に取り付けた曲がったストローがその穴に繋がっています。カップに水を入れると途中まで水が溜まりますが、入れすぎると下の穴から水が(ほぼ)すべてながれだしてしまうという不思議なおもちゃです。同じ原理を活用して作られていたユニークな茶碗をまねて作ったものです。

 

 3年生には難しい原理のものが多いのですが、いろいろなおもちゃに触れながら、「おやっ?」「おもしろい!」という気持ちを抱いてくれたようです。

 

 

 

 電気や磁石の実験セットを使って、3年生でも作れるおもちゃにチャレンジしようと声をかけると、磁石の同じ極がしりぞけ合う性質を活かしたおもちゃなどを楽しそうに作っていました。

 3年生の理科は来週の2時間で終わりです。材料を持ち寄ってより大きなおもちゃを作るのも面白そうです。

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