日誌

2024年2月の記事一覧

奴踊りを伝授します

6年生の小学校生活も残り2ヶ月弱となりました。

これまで何度も踊ってきた奴踊りを、2学期から5年生に教えていますが、そろそろ最終段階です。

 

「今日は、踊りだけでなく着付けの仕方も教えましょう。」

「!」

 

 

 

  

 

浴衣の着付け!

浴衣の着方は何となく分かりますが、自分で着るのとはちょっと勝手が違います。しかし、5年生より人数が多い6年生。

「ここはこうして、たすきはここの間を通して・・・、あれっ?」

ということもありましたが、2人がかり(3人がかり)で確認し合い協力して着付けを終えることができました。

 

 

 

踊る準備ができたら、さっそく練習します。しかし、この日、6年生はあまり踊らず5年生の動きをじっとチェック。

 

一通り踊り終えたら、6年生から5年生への指導開始です。

「ここのところはもう少し、力強くぐっと押し出す感じで・・」

などと、具体的に教えていきます。 

 

練習が終わる頃には、せっかく結んでもらった5年生のたすきもちょっと緩んでしまいました。

「もっとしっかり結んだ方がよかったね。」

など、次につながるよう反省することも大切です。

 

 

「はい、今日の練習はここまで。」

浴衣をたたむのも手伝ってくれる頼りになる6年生。

 

そろそろ6年生との練習も終わりです。

5年生は、あと2回ほど奴踊り保存会の方に細かな動きや手足の向きなどを見て頂く予定です。

そして、5年生全員ではありませんが、地区内の神社(南方神社)で3月10日(日)に行われる春祭りで踊りを披露する予定です。

 

がんばれ、5年生。

 

 

 

ものの温まり方(4年理科)

4年生の理科で、「ものの温まり方」という学習があります。

 

 

子どもたちが、理科専科の先生から白い小さな粒を受け取り、さわっています。

「何だろう。おいしそうだけど、固いね。」

「これは、沸騰石と言います。やかんでお湯を沸かしたとき、ボコボコと泡が出ますよね。これから学習の中でビーカーに水を入れて温めることがあります。そのとき、急にお湯が飛び出さないようにこの小さな石の粒を入れます。」

 

 

次に渡されたのは、青い板です。

「これは、熱くなると色が変わる板です。」

それを聞いて、摩擦熱で温めようとしたのか熱心にこすり始めた子がいました。(色が変わるほどは、こすれなかったようです・・・)

 

 

一通り、実験道具に触れさせた後、使い方や注意点についての説明に入りました。子どもたちはこの時点で「早く実験したい」という気持ちでいっぱいです。

 

 

めあてなどを早く書いて、実験道具をセッティングして・・・。

 

 

この後、どんな実験結果が出たのでしょうか。

 

 

さて、後日、他の学級が次の実験に取り組んでいました。

前の時間は「金属」の温まり方でしたが、この時間は「水」の温まり方の学習です。

示温インクを入れた水を温めます。さあ、どんな変化が見られるでしょうか。

  

 

 

どのグループも変化の様子をしっかり見ながら記録を取っています。

 

 

試験管の下の方を温めたときと上の方を温めたときとでは、色の変化が劇的に違ったようです。

下の方を温めたときは、変化のスピードに

「おーっ!」

と驚きの声が聞かれました。

 

次の実験が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

給食感謝週間

1月24日から30日は「全国学校給食週間」でした。

 

 

 山之口小学校では1月22日から26日を「給食感謝週間」として、様々な取組をしました。

 給食時間の放送では、保健室の先生から給食の歴史の話を聞いたり、山之口学校給食センターの栄養士の先生の話を聞いたり、図書館サポーターの先生による給食に関係する本の読み聞かせを聞いたりしました。

また、保健給食委員会の児童がアンケートを取ってまとめた、各学級の「好きな給食メニューランキング」の発表もありました。全学年で唯一ランクインしたのが「からあげ」でした。給食でからあげが出る日が楽しみですね

 

 

 

 

児童玄関前の壁には、給食に関する掲示物が登場し、児童が一生懸命読む光景も見られました。

         

 

              

 

山之口小の給食に関わる皆さんに感謝の気持ちを表すために、各学級で寄せ書きを作成しました。

 

 

 

この日は、4年生の代表の児童が、山之口学校給食センターの方に寄せ書きを渡しました。

笑顔で受け取っていただき、山之口小の児童の「いつもおいしい給食ありがとうございます。」という気持ちが伝わったと思います。

 

  

 

 

給食感謝週間を通して、あたたかくておいしい給食が毎日食べられる幸せを改めて感じました。

これからも、給食への感謝の気持ちを忘れずにいたいなと思いました。

                        

1年 国語

1年生が学習していた国語の内容が面白かったので、ご紹介します。

 

 

1年生も入学して10ヶ月も経つと、カタカナまで随分上手に書けるようになっています。

 

 

さて、この時間は、「ことばを見つけよう」という学習です。

教科書を見ると、「かばんの中には、かばがいる。」とあります。なるほど、「かばん」という言葉の中に確かに「かば」という文字(言葉)が含まれています。こんな感じで、「はちまき」の中には何がかくれているかな・・・と探し出す、クイズみたいな問題です。

 

 

 

やり方が分かった子どもたちは、頭をひねりながら熱心に問題を解いていきます。そのうち、

「せんせい、できました。」

という声があちこちから聞こえてきました。

 

 

「それでは、発表したい人は手を挙げてください。」

「はい! 『ぶたい』の中には『たい』がいます。みなさん、どうですか。」

「わかりました。」

「『ぶたい』の中には、『ぶた』もいます。」

「あー、そうかー。」

と、ここまではよかったのですが・・・。

 

「『いわし』の中には、『わし』がいます。」

「わかりました。」

「『いわし』の中には、『いわ』もいます。」

ときたとき、

「?」

「何かおかしい・・・。」

「『いわ』がいるって・・・。」

 

 

「ちょっと、近くの人と相談してみてください。」

「『いわがいる』って言うかな。」

「いわは『ある』じゃない?」

「そうだよね。」

「動かないものは『いる』とは言わないよね。」

 

子どもたちの話合いの結果、生き物は「いる」、生き物ではないものは「ある」ということで意見がまとまりました。なかなか面白いやり取りでした。

 

その後は、順調に学習が進み、子どもたちの理解が深まりました。