学校の様子

2024年10月の記事一覧

いつも、ありがとうございます。

 10月9日(水)「わたぐもの会」の皆様による第3回目の読み聞かせがありました。今回も「読書の秋」にぴったりの絵本をたくさん選んでもってきてくださって、わくわくするような語り口で、1ページ1ページ大きく見開いて、子どもたちに読んでいただきました。わたしが子どものころはまだ、学校で「読み聞かせ」をする機会はなく、世の中でそのよさが注目されることもあまりありませんでしたが、亡き母は夜、私が眠りにつくまで、日本に古くから伝わる昔話を話してくれました。父は怖い話を自分でつくり、時々大声を出して怖がらせてくれました。特に印象深かったのが(化け猫の話)でした。あれから、四、五十年たちましたが、そのときのことは昨日のように覚えおり、今の私につながっています。親の話してくれたことは、忘れないものですね。学校や家庭で行われる「読み聞かせ」や「語り部」は、子どもたちのこれからの生き方のヒントにつながり、あらゆる場面で絵本を思い出して、よりよい選択ができたり、苦しみ悲しい心を、そして、ピンチを救ってくれたりするかもしれません。そういう意味において、三松小は定期的に読み聞かせが行われ、子どもたちは幸せです!いつも、感謝の気持ちでいっぱいです。

 「読み聞かせ」のある日はなぜか、1日、子どもたちが落ち着いて過ごせている感じがします。爽やかな朝の心地よいスタートがきれています。優しい気持ちになれるからでしょう。きっと。

外国語科の授業

 10月9日(水)に5学年の外国語科の授業がありました。今日はこれまでの学習の成果(can、can’tを使った英会話)を発表する場でした。各クラスとも6つのグループに分かれ、まず、一人一人自己紹介をし、その後、本校職員にインタビューしたことを発表しました。どの学級も、テンポよく流暢に、自信をもって表現できていましたし、聴く態度がよく、他の児童の発表のよさをしっかりとワークシートにまとめることもできていました。「I can play ~ .」「I can't ~.」「He/She can/can't ~.」子どもたちの発表を聴いて、職員の得意なことや苦手なこともよく分かりました。発音がとってもきれいでした。日頃、外国語専科の先生やALTの先生との授業を真剣にうけている証拠ですね!感動しました!100点!

5年1組の様子です。仲間と支え合う姿が見られました。

5年2組の様子です。元気がよかったです!

5年3組の様子です。道具をつかったりジャスチャーをしたりする姿が見られました。

 

とにかく、みんなとっても上手でした!

学校の様子

10月8日(火)の学校の様子を紹介します。

 6年生は国語科で音読や漢字のミニテストをしていました。音読は読み取ったことをもとに、グループで協力しながら工夫して読んでいました。漢字は書いて覚えるものです。日頃の努力の成果が出ていました!

 4年生は、理科の学習では、空気と水の実験をするための実験器具の説明を聞いていました。みんな実験が大好きなので、わくわくして聞いていました。図工科では、のこぎりと金づちを使った作品づくりをしていました。はりきっていました。国語科では、新出漢字の書き順を学習していました。

 1年生は図工科で、はこでいろいろなものをつくっていました。材料をいかして作品をつくっていてびっくりしました!想像力がありますね!つくりながら楽しそうに友だちと遊んでいました!

 2年生は図工科で、動くおもちゃをつくっていました。紙コップやラップの芯などを使っていました。身の回りにあるもので、おもちゃって作れるのですね!試行錯誤していました!

 3年生は国語科で修飾語の学習をしていました。修飾語とはくわしくする言葉です。どの言葉を詳しくしているのか、言葉のつながりを意識しながら、修飾語と被修飾語の文章のつくりを調べていました!「主語と述語以外はすべて修飾語だ!」との声が聞かれました!すごい発見ですね!

 5年生は家庭科室で、裁縫をしていました。なみ縫いや返し縫いなどをしながら、小物をつくっていました。完成したら生活場面で使うのが楽しみでしょうね!誰かにプレゼントするのもよいかも!

この石は?

 10月8日(火)校長室に3年生2人が来室し、私に質問してきました。手のひらに小さな何かをのせて、指し示しながら、「運動場で見つけたのだけど、この石は何ですか?」「黒曜石ではないかと思うのですが、、」と。早速、アップで写真をとり、確認すると何かの破片のようでしたので、「ガラスのかけらだと思うよ!」と伝えると、「う~ん」といってさっていきました。

 その後、側面にきらりと光る金属片のようなものを見つけ、再度、来室し、「この光っている白いものは何ですか?」と再度質問に!「不純物が入っているなら、びんのかけらではないかもね!」と答えました。

 三松小の子どもは、疑問に思うことがあると、よく質問にきます。納得するまで聞いてきます。課題意識をもつことは、問題解決能力が育つ上での出発点です。不思議なこの石の正体が分かる日が楽しみです。研究の秋ですね!

おめでとう

10月8日(火)、西諸県地区小学校理科夏休み自由研究作品展において、地区審査で入賞した児童5名に校長室で賞状を手渡しました。

 入賞者と作品のテーマは次の通りです。

〇金賞 

6年 田中 つぐみ さん

テーマ:左右反対にならない鏡は作れるのだろうか?

5年 大脇 源輝 さん

テーマ:最強ペットボトルロケット研究

〇地区入選

5年 吉田 笑琉 さん

テーマ:お米は水の種類や硬度を変えると、どのように味や硬さが変わるのだろうか?

4年 清水 玲世 さん

テーマ:ストランドビーストの再現

4年 姫野 咲心 さん

テーマ:大好きなトカちゃんの観察と実験

 

 入賞された皆さん、本当におめでとうございます。みまつっこの皆さん、自分がぎもんに思ったことをどんどん明らかにしていくことはとても楽しいことです。博士になったつもりで、これからも、いろいろな研究にチャレンジしてみましょう!三松小出身者から、いつか、ノーベル賞受賞者ができる日を期待したいと思います。

ここがすみか

10月7日(月)中庭や運動場で3年生がタブレットをもって動き回っています。

 秋の虫探し?かと思いきや、図工の学習でした。自分のミニチュアの写真を撮影し、自然のものをつかって、「すみか」をつくり、自分の分身と共に写真を撮ります。

 アートですね!芸術の秋です!

戦争のない平和な世の中に!

 10月4日(金)、小林市文化会館に小林市戦没者追悼式に出席いたしました。会場には、戦争で亡くなられた方の御遺族の方々を始め、区長会、民生委員・児童委員、消防団、小中学校の校長などたくさんの方々が参列され、式辞、追悼の言葉、各団体の代表者による献花、小・中の児童生徒による作文朗読がありました。作文朗読では、家族が体験した戦争時代の話を聞いて思ったことや原爆資料館を見学して思ったことなどを作文に書いていました。どちらも悲惨な戦争を二度とおかしてはならないとの強い思いが伝わってきました。小林市では1400余の方が戦争でお亡くなりになられたそうです。学校において平和教育を推進し、自分も周りの人も大切にできる子どもたちを育てていく、そして、平和な世の中を築く担い手に育てていく「命の教育」の必要性を強く、つよく感じた1日でした。

 

青少年育成市民会議三松支部総会

 10月3日(木)に、青少年育成市民会議三松支部総会がありました。市議会議員様、中学校区の区長・自治会長・民生委員・学校運営協議会委員・少年補導員、三松協働体、幼保こども園の皆様、そして・三松小・中のPTA会長・管理職・生徒指導主事が一堂に会し、三松の子どもたちの健全育成を目指して、協議が行われました。子どもたちの生活面の課題の共有・改善策、安全面に係る施設整備、見守りの必要性などいろいろなことについて、意見交換がなされました。その中で、印象深かったのが、「眠育」です。委員の方から「児童・生徒はしっかり眠れているのか?」との問いが出されました。体育や食育と同様に、たくましく生きるための身体の基本となるのが『眠育』で「ねむりの持つ力」や「ねむりの仕組み」を知ることで、意識が変わり、身体もこころも強くなり、自己肯定感を高めることにもつながる、そして、学習に落ち着いて臨めるようになるとの意見が出されました。三松小校区の幼保園の共通目標として「早寝・早起き・朝ごはん」を設定しておりますが、このこととも一致します。早く寝れば、朝、早く起きれるし、朝ご飯を食べる時間も生み出され、食欲も起こります。いい循環がうまれます。子どもの成長ホルモンが分泌されるタイミングは「22時から2時」ともよく言われますが、早く寝ることは子どもの成長に必要な要素であることは間違いないようです。あわせて「朝うんこ」も必要!との意見も出されました!今回たくさんいただいた意見を子どもたちの心身の健全育成にぜひ、つなげていきたいと思います。

これで1つぶ残さずきれいに食べれそう!

 10月3日(木)栄養教諭と学級担任のTT(ティームティーチング)による「はしの持ち方」の学習が1学年でありました。学習のめあては「おはしの正しいもちかたについて考えよう」でした。

 

 まずはじめに「正しいおはしの持ち方ができると、どんないいことがあるか」をペアで話し合いました。子どもたちからは、「ごはんがよくかめる」「たべやすい」「残さず食べられる」などの意見や「大人になったとき、正しく食べられる」という意見も出されました。その後、正しいはしの持ち方を習いました。

 

 まず、全員に青いはしを1本、ピンクのはしを1本ずつ配り、持ち方のポイントを説明しました。ポイントは3つ。①鉛筆と同じように持つ②親指と人差し指でできたわっかの部分から、もう1つのはしを通して薬指の上に置く。③上のはしを動かしてはさむ でした。子どもたちは先生に教えられた通り、はしをもち、カチッ、カチッとはしの先を器用に動かしてならしていました。次に、実践として、紙皿に入れられた豆をはしでつまみ、別のお皿に入れる練習をしました。先生から「はやさは関係ないよ!あわてないでいいので、確実につまめるように練習してね!」との言葉かけがありました。

 ペアで交互に練習し、一方がするとき、ペアの相手は応援係になって「がんばれ~!」と声をかけました。応援されると俄然張り切る子どもたち!ほんのわずかな時間の練習でしたが、みんなとても上手につまめるようになりました。

 

 最後に、「やってはいけないはしの使い方」を絵図をもとに教わりました。さしばし、よせばし、まよいばし、さぐりばし、もちばし、なみだばしの6つです。(そういえば、子どものころによく母から注意されていたなあ!と昔を思い出しました。)また、正しいはし使いをするには、姿勢も大切!ということで、正しい椅子の座り方や茶わんの持ち方もあわせて習いました。時間ぴったりで完璧な学びです!

 今後、頑張りカードをつかって、学校や家庭での正しいはしの持ち方につながるように、実践化をはかるようです。私自身いい勉強になりました。これで、お茶碗に残るご飯粒は1粒もないでしょう!ごまもつまめるかも!

図書室の様子!

 10月2日(水)の昼休みに図書館イベント1日目の様子を見に、図書室へ行ってみました。

 行ってみると、図書館が大賑わいに!全校朝会の図書委員会のイベント説明の効果ですね!

 次から次へと、「スタンプ押してください!」と図書委員会のもとへ、子どもたちが押し寄せてきました!と、その傍らで誰かが作業をしています。最後の1枚の写真は、スタンプラリーの景品を作っている様子です!心のこもったプレゼントがたくさんできていました!誰かに届けられるのを今か今かと待っているようです!

 PSわたしが紹介したおすすめの本は宝探しのように、みんな本棚を探しまわり、さっそく、借りられていきました!