学校の様子

いつも、ありがとうございます。

 10月9日(水)「わたぐもの会」の皆様による第3回目の読み聞かせがありました。今回も「読書の秋」にぴったりの絵本をたくさん選んでもってきてくださって、わくわくするような語り口で、1ページ1ページ大きく見開いて、子どもたちに読んでいただきました。わたしが子どものころはまだ、学校で「読み聞かせ」をする機会はなく、世の中でそのよさが注目されることもあまりありませんでしたが、亡き母は夜、私が眠りにつくまで、日本に古くから伝わる昔話を話してくれました。父は怖い話を自分でつくり、時々大声を出して怖がらせてくれました。特に印象深かったのが(化け猫の話)でした。あれから、四、五十年たちましたが、そのときのことは昨日のように覚えおり、今の私につながっています。親の話してくれたことは、忘れないものですね。学校や家庭で行われる「読み聞かせ」や「語り部」は、子どもたちのこれからの生き方のヒントにつながり、あらゆる場面で絵本を思い出して、よりよい選択ができたり、苦しみ悲しい心を、そして、ピンチを救ってくれたりするかもしれません。そういう意味において、三松小は定期的に読み聞かせが行われ、子どもたちは幸せです!いつも、感謝の気持ちでいっぱいです。

 「読み聞かせ」のある日はなぜか、1日、子どもたちが落ち着いて過ごせている感じがします。爽やかな朝の心地よいスタートがきれています。優しい気持ちになれるからでしょう。きっと。