学校の様子

県人権教育推進校として

 3月13日(水)に6年生はSOSの出し方教育の授業をしました。「ポジティブとネガティブの気持ちをはかろう」というめあてで、大きく3つのことについて考えました。1つめは一生懸命勉強したのによい結果が出ず、落ち込むAさんの日記をもとに、Aさんの心の中をみんなで探りました。2つめは自分が経験したネガティブな気持ちを思い出しました。3つめは反対に、これまで自分が経験したポジティブな気持ちについて思い出しました。3つの問い、それぞれにグループディスカッションを取り入れ、友だちと自分の意見とを比較しながら考えを深めていきました。まとめでは、ネガティブな気持ちはネガティブな行動につながり、負のスパイラルに陥る。辛いことがあってもくじけず、物事をポジティブに受け止め考え、明るく前向きに生きていくことが、よりよい明日につながる、と締めくくりました。卒業まで、あと7日というこの時期に、今回の学習を経験したことはとても大きかったと思います。多感な子どもたち、これから楽しいことばかりが続くわけでなく、時に苦しみ思い悩むことがあるでしょう。でも、きっと、今日の学びが役に立つと思います。