学校の様子

SOSの出し方教育

 3月21日(木)1年生がSOSの出し方教育の授業をしました。授業の初めに、悩み事調査の結果を提示し、全国の子どもたちの多くが悩みを抱えている実態に気付くことができました。そして、「こころってどこにあるのでしょう?」という絵本を読み聞かせました。その後、3つのことについて考えていきました。1つめは心がもやもやするときはどんな時か?でした。こまったとき、つらいとき、いやだなと思ったときなどいろいろな考えが出されました。次に、もやもやする気持ちを小さくするにはどうすればよいか?を考えました。家族や先生、友だちに話すという意見がある一方、誰にも言わない、いやなことをする相手に直接いやだと伝える!という意見も見られました。すごい!最後に、子どもだけで解決できない時はどうするかについて話し合いました。先生からのまとめでは、悩みがあることはあたりまえのこと、がまんしないで信頼できる大人などに相談するように!と伝え、でも誰にも相談できないときのために、電話や手紙で相談する方法について教えられました。学習後の子どもたちの表情はとてもすっきりしていて、安心したような感じに変わっていきました。よい授業でした。

 これで、野尻小学校は県人権教育指定校として、すべての学級でSOSの出し方教育とピアサポートの授業を実施することができました。きっと、これからもっと、もっと、なかよしな学校になっていくことでしょう!