日誌

星 かねんしゅいがおいしかったです(^^)/

今日の給食は、麦ごはん、牛乳、切干大根の煮物、かねんしゅいでした。

かねんしゅいは、主に鹿児島や都城などの地域でよく食べられる郷土料理です。

学校給食で提供されるかねんしゅいは、いももちを使うことが多いですが、栄養教諭が都城出身なことから、ほんものに近いかねんしゅいを子どもたちに伝えたいと思い、昨年度からこだわってこの透明のだんごを作って提供しています。

いつもの調理は、調理員さんがしてくれますが、この透明のだんごを作るのは栄養教諭がこだわっているので栄養教諭が作りました。水で溶かしたでんぷんを火にかけ、まぜているとどんどん固まってきます。それをだんごの形にして汁に入れます。古くは、からすうりの根のでんぷんを使ったり、さつまいものでんぷんを使ったりしていました。今ではとても貴重になっているので給食ではかたくり粉のでんぷんを使っています。

このレシピは、1日に1万2千食提供している都城の給食センターで働いている時に先輩の栄養士の先生が手作りで取り入れたレシピです。次に異動した高原小では、より大量調理にむいた調理方法を調理員さんが考案してくれて西米良でも昨年度から提供している思い入れのあるレシピです。

給食は大量調理なので、難しい部分もありますが、子どもたちにより本物に近いものを提供して知ってほしいと思います。子どもたちは、去年もでましたよね(^^)と教えてくれて覚えてくれていたことがとてもうれしかったです。透明のお団子が印象に残っていたようです。