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BAMBOO MUSIC MIYAZAKI

感謝の想いよ届け!!~リンディックの音色にのせて~

2月20日(火)

1月11日(木)に本格的にスタートしたこの活動も、ゴールの日を迎えました。

インフルエンザ等のため欠席をしていた子どももおり、全員揃って練習する機会がなかなか得られませんでした。それでも、子どもたちは初めて触れるリンディックの練習に励み、無事に今日の日を迎えることができました。

【4年生の発表が始まりました。】

【おじいちゃんに作ってもらったディジュリドゥも上手に吹けました。】

【ドキドキしながら…】

【でも、音が揃うと楽しい!!】

【友だちと心が一つになるって素晴らしい!!】

【2年生も静かに発表を聞いてくれました。】

【大学生のお兄さんやお姉さんの胸にもみんなの演奏が届いていました。】

【「上を向いて歩こう」は石川を勇気づける音楽だという感想もいただきました。】

【2年生も「とてもよかったです」と言ってくれました。】

【4年生の頑張りを讃えてくださった成澤先生】

 

この学習のねらいは、子どもたちが地域を知り、地域を愛し、地域と共に生きていこうという思いをもつことにあります。

地元にある竹を切り出し、楽器が作れるように加工をしてくださった地域や保護者の皆様とのつながり。また、楽器を作り、演奏方法等をご指導くださる先生や共に練習をした仲間の存在。自分たちだけではできないことも、互いに協力すればできる…。

知っているようで知らないこと、つながっているようでつながりが浅いこと、これらのことに気づき、自分との関りを考え、この経験をこれからの人生の糧にしてほしい…私たちはそう願っています。

初めてのチャレンジには、不安と焦りと失敗がつきものです。

この大きなチャレンジを経験した全ての人(大人も子どもも)にとって、得られたものがたくさんあると信じています。

これまで、このチャレンジを支え、応援してくださった全ての皆様に感謝いたします。

本当にありがとうございました。

子どもたちの奏でたリンディックの音色に込められた子どもたちの感謝の気持ちが皆様に届いていますように…。

 

番外編~リンディックで国際交流!!~

2月20日(火)

去る1月25日に行ったリンディックの組立作業には、宮崎大学地域資源創成学部の皆さんにもお手伝いをお願いし、来校いただきました。詳しくは以下のページをチェック!!(クリックすると記事が読めます。)

参照①:楽器を作りスタート!!

参照②:楽器作り番外編~交流給食~

参照③:楽器作り番外編~昼休み~

 

4年生の子どもたちは、あの日、大学生の皆さんに今日の招待状を渡していました。

後日、宮崎大学にはインドネシアからの留学生も在籍していることをお聞きしており、その留学生の方にも今日の発表会をご案内していただいていました。

久しぶりに大学生と再会し、はにかむ子ども、喜ぶ子ども…とその表情は様々でしたが、今日はインドネシアの留学生2名も発表会に来てくださいました。

演奏後では交流の時間を設けることが難しいということで、発表会前に少し時間を取り、大学生との交流を楽しみました。

 

 

交流をしていると、インドネシアの留学生の方から楽器を演奏してみたいとの申し出がありました。

【まずはお手本を…】

【レッツ チャレンジ!!】

【演奏後には感想も聞かせていただきました。】

【宮崎でインドネシアの楽器の音楽を聴けるとは…】

 

私たちは地元の竹を使って、インドネシアのバリ島に伝わる民族楽器を作っていただき、演奏をしただけなのですが、こうしてインドネシアの方に演奏を聴いていただいたり、演奏体験をしていただいたり、会話を楽しめたりするなんて、想像もしていませんでした。

 リンディックで国際交流ができた貴重な時間でした。

 今回のご縁を大切にしていきたい…心からそう思いました。

皆様、本当にありがとうございました。 

ラストスパート~最後の練習~

2月19日(月)

明日の参観日での発表を目標に練習に取り組んできた4年生。

本番前の最後の練習となった今日は、成澤先生もお見えになりました。

まずは、音楽発表の部分だけの練習を行いました。

その後、総合的な学習の時間の学びを振り返る部分と音楽発表の部分を組み合わせての練習を行いました。

【この学習に取り組むようになったきっかけも発表します】

 

【おじいちゃんに作ってもらったディジュリドゥを披露する場面も…】

 

練習が始まった当初はどうなることかと思いましたが、一生懸命練習した足跡がしっかり感じられるようになりました。

リンディックの優しい音色をより響かせるためにも、周りの友達と気持ちやテンポを揃えることが大事になってきます。

「テンポが速くならないように…周りの音を聞きましょう。」

という、成澤先生のアドバイスと周りの音に耳を傾けながら、最後の練習に励んだ子どもたちでした。

本番のつもりで…

2月16日(金)

今日も4年生が体育館で練習をしていました。

ただ、今日は、これまでと様子が違っていました。

様子を見守っていると、どうやら発表会当日を想定した練習に取り組んでいるようでした。

4年生は総合的な学習の時間で学んだことを発表し、その中の一つにこのリンディックの演奏が入るようです。

1人1人台詞もあるようです。

演奏までの流れが確認出来たら、リンディックの練習開始!!

みんなで力を合わせて頑張っています!!

成澤先生がいなくても…

2月15日(木)

4時間目のことでした。

体育館の方からリンディックの音色が聞こえてきたので見に行くと、4年生が一生懸命リンディックの練習をしていました。

成澤先生は不在ですが、4年生と先生方で一生懸命練習に励んでいます。

このような成果が少しずつ実を結び、リンディックの優しい音色のメロディーが聞こえてくるようになりました。

心を一つにして、この子どもたちの奏でる「上を向いて歩こう」を聴くのがとても楽しみです。

自主練もやってます!!

2月14日(水)

家庭で自主練に励む子どもがいることを耳にしました。

どんな練習をしているのか尋ねてみると、自主練を支える秘密兵器の存在を知りました。

それが下の写真です。

【リンディックを模した自作の図】

【自作のリンディック自主練専用シート】

このシートよく見ると番号が記入されています。(赤丸の部分です。)

番号の意味を尋ねてみると、叩く順番だとの答えが返ってきました。

学校で練習するときに叩く順番を覚え、自作の自主練専用シートに番号を書いていったのだそうです。誰に言われるともなく、自分たちで知恵を絞っている姿には感動しかありませんでした。

休み時間には教室でもこの自主練専用シートを使って練習しているというので、休み時間になるのを待って教室に行ってみました。

すると…

教室の後ろの方に集まり、メロディーを口ずさみながら練習している子どもたちがいました。

自作の自主練専用シートを共有してみんなで練習する姿に、また感動…

地元の竹で楽器を作り演奏するという活動は、子どもたちの知恵や優しさまで育んでくれるんだ…そう思った出来事でした。

みんな、きっと上手くなる!!

番外編~バースデーサプライズ~

2月13日(火)

成澤先生のお誕生日が近いということで、練習開始前に4年生からのサプライズ演奏がありました。

音楽の時間に練習した「ラ クンパルシータ」と言う曲をプレゼントとして演奏しました。

子どもたちの気持ちが成澤先生にも伝わり、とても喜んでくださいました。

子どもたちのやさしい気持ちがとても嬉しかったです。

2月20日の発表に向けて③~一人一台リンディック~

2月13日(火)

いよいよ今日から一人一台リンディックでの練習に入りました。

前回2~3人1組で練習していたこともあり、雰囲気がつかめていたようでした。

自分一人でリンディックを使えるため、黙々と練習する姿が見られました。

発表会まであと1週間。

子どもたちも頑張っています。

練習の成果が発揮できるといいなと思っています。

2月20日の発表に向けて②~いよいよリンディックに挑戦!!~

2月9日(金)

発表会に向けた2回目の練習を行いました。

今日は、成澤先生が工房で調律を終えた5台のリンディックを持って来られました。

リンディックの練習の前に、昨日練習した歌の復習をしました。

昨日初めて練習した曲なのですが、大体歌えるようになっていました。子どもたちの覚えが早いので、成澤先生も驚いておられました。

リンディックの練習を始める前に、地域の方々に作っていただいた手作りマレットを配ることに…。

しかし、色とりどりのマレットを選んでいると練習時間が少なくなるので、子どもたちと相談して箱の中から1人2本ずつ選ぶことになりました。

2本とも同じ色のマレットを引き当てる子どももいれば、別々の色のマレットになる子どももいます。誰かがマレットを選ぶ度に、うわぁと小さな歓声があがっていました。

さぁ、いよいよリンディックの練習開始。

リンディックが5台なので、子どもたちも2~3名ずつに分かれて練習することになりました。まずは、どのように叩くかを成澤先生に教わりました。

その後、分かれての練習になりました。

子どもたちは、それぞれが、♪うえをむぅいて あぁるこぉぉぉ…♪とメロディーを口ずさみながら、手作りマレットを手にリンディックを叩き、どこを叩くか確認していました。

そんな中、歌いだしのメロディーに合わせて「よぉんよぉんよんろくごぉにぃ」という歌声が聞こえてきました。

何かと思って側に行って、聞き耳を立ててみると、「よぉんよぉんよんろくごぉにぃ」は「4 4 4 6 5 2」という数字で、リンディックの竹に振られている番号だということがわかりました。

リンディックの下(叩き手の方)を見ると番号が書いてあります。(赤丸の部分)

子どもたちは、この番号を活用し、叩く順番を覚える方法を思いついたようでした。そして、昨日配られた楽譜にこの番号を書き込んでいました。

しばらくすると、体育館のあちらこちらから「よぉんよぉんよんろくごぉにぃ」という歌声と「上を向いて歩こう…」と歌詞で歌う声とが混じって聞こえるようになりました。

その後もわからなくなると、成澤先生に声をかけて質問したり、先生方が一緒に叩きながら子どもたちと一緒に練習する姿が見られました。

 

この後、今日の復習として5人ずつで「上を向いて歩こう 涙がこぼれないように」までを交互に叩き、聞き合いました。

こうして2回目の練習は終わりました。

今日の練習で使用したリンディックは、調律が終わっているので保管場所へ移動させ、練習したいときに使えるようになりました。

 

次回の練習は2月13日の予定です。

成澤先生は自宅の工房で、次回の練習までに残り10台のリンディックの調律作業を進められるそうです。4年生は、学校にあるリンディックを使って自主練習に励みます。

15台のリンディックが奏でる「上を向いて歩こう」に乞うご期待!!

継続取材を受けています!!

1月25日の楽器組み立ての記事をよく見ると、テレビカメラが入って授業の様子を撮影しているのがわかります。

【1月25日のHPより】

 

【初公開の写真①】

【初公開の写真②】 

実は、MRT宮崎放送様が、成澤先生の活動の様子を取材されており、その一環で本校の4年生の授業を継続取材されているのです。

2月8日の練習の際も、成澤先生より少し早く到着され、成澤先生が学校に到着するシーンから撮影しようと準備されていました。

【校門で成澤先生の到着を待つ皆さん】

【2月8日の取材の様子①】

 【2月8日の取材の様子②】

 

2月20日の参観日での演奏発表までを取材し、その後、報道情報番組Check!で放送されると聞いています。

放送日が決まりましたら、改めてお知らせしたいと思います。