日誌

2017年10月の記事一覧

モーモー教室

 10月30日(月)、4~6年生を対象に、モーモー教室が開催されました。

 前半は、宮崎牛ができるまでの様子をDVDで鑑賞したり、飼育する際に使われる「個体識別番号が書かれた札」の実物を見せていただいたりしました。一頭一頭の牛が、大切に飼育されていることを改めて感じることができた時間になりました。


 後半は、子どもたちが楽しみにしていた「宮崎牛部位の食べ比べ」でした。もも肉と肩ロースの部位を食べさせていただきました。宮崎牛のA5ランクのお肉ということで、子どもたちからは「口の中でとろける~!」等の感想が聞かれました。みんな笑顔いっぱいでした。


 今回の取組を通して、子どもたちは、日本一である宮崎牛のすばらしさ、また、牛の命をいただいていること、食べ物を大切にしなければならないことを強く感じたようです。ご来校いただいたJAの方々、生産者の方々、本当にありがとうございました。

秋の遠足(3・4年)

 10月26日(木)、この日は秋の遠足で、3・4年生は日向市まで行きました。

 まずは、消防署を見学させていただきました。消防車や署内の設備等を見せてくださり、子どもたちは大喜びでした。学校ではできない、貴重な体験となりました。
 ある子どもが「消防車の値段はいくらですか。」と質問すると、「一番高いもので、一億三千万円。」と答えてくださり、子どもたちはびっくりしていました。
 緊急事態に備えて常に準備や訓練をすることのすごさを感じたり、火事や事故が起こらないように願う署員の方の気持ちを感じたりできた時間となりました。

 次は、日向東臼杵広域連合清掃センターを見学させていただきました。見学を通して、ここに運ばれてきたごみがどのように処理されているのかを学ぶことができました。
 子どもたちから歓声が上がったのは、ごみピットにある巨大クレーンが動く様子を見せてくださった場面です。大きなクレーンが、大量のごみをつかみ、焼却炉に入れる様子は迫力がありました。
 有害成分を取り除き、きれいな空気を外に出すよう心がけていることや、しっかり分別してごみを減らしてほしい等の思いがあることを知ることができた時間となりました。


 最後は、日向サンパークにて、昼食とレクリエーションの時間をすごしました。おいしいお弁当と、4年生が考えてくれた遊びで、みんなが楽しめた時間になりました。


 見学や場所を提供してくださった消防署、清掃センター、サンパークの皆様、また、お弁当作り等の準備をしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
 おかげさまで、子どもたちは大変有意義な一日をすごすことができました。

秋の遠足(幼稚園)

先週10月26日に小学部前期ブロック生と幼稚園児は遠足に行きました。今回は幼稚園の遠足の様子をお届けします。
週末は2週続けて台風が接近し大荒れの天気でしたが、この日は晴天にも恵まれ絶好の遠足日和でした。

朝からバスに乗って日向市東郷町にある牧水公園へ移動しました。
牧水公園に到着するとすぐに、目の前に広がるたくさんの遊具で遊んでいました。



午前中みっちり遊んで、お昼はいよいよお楽しみのお弁当タイムです。
この日は実は美郷北学園で年3回実施される「弁当の日」の第1回目でした。
幼稚園児のめあては「自分のお弁当は自分で包もう」で全員自分のお弁当をしっかり包んできました。
 
みんなとってもおいしそうにお弁当とおやつを食べています。食べ終わったお弁当の容器も丁寧に包むことができました。
園児たちのこのとびっきりの笑顔が私たち職員の疲れを吹き飛ばしてくれます。

昼食後は長い長いすべり台にみんなで乗って牧水公園を後にしました。
 
1日中はしゃいだためか、帰りのバスではぐっすり眠っている園児の姿が印象的でした。「弁当の日」にご協力いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

稲刈り(5年)

 今日26日(木)、5年生が稲刈りを行いました。台風21号の影響を心配しましたが、大きな被害もなく秋晴れの中実施できました。稲は刈り取りを待っていたかのようにたわわに実っていました。

 稲は、今年も「甲斐栄様」の田をお借りして5年生が6月に田植えをしたものです。あれからおよそ5か月。たくさんの手間ひまをかけて育ったもち米です。子どもたちは、田植えのころを思い出しながら、丁寧に刈り取っていきました。初めて稲刈りをする子もいましたが、甲斐様ご夫妻の優しく分かりやすいアドバイスで上手に刈っていました。

 稲を刈り取る子、それを束ねる子、そしてそれを運ぶ子、それぞれに分担しながら協力して作業を進めることができました。限られた時間ではありましたが、すべての子どもが一生懸命に取り組むことができました。




 畔に近い刈り取りにくいところは、甲斐様が機械で刈ってくださいました。奥様もお手伝いいただき、作業がぐんとはかどりました。

 最近はあまり見かけなくなった掛け干しも経験させていただくことができました。大きな竹筒を杭で見事に固定していく技を見て、子どもたちも羨望の眼差しです。中にはその丈夫さを確かめるために「逆上がり」をさせていただいた子もいました。

 およそ2時間の作業でしたが、子どもたちは充実した体験をさせていただきました。かけ終わった稲を見ながら、とても満足そうな表情でした。

 この後は、脱穀作業が待っています。そして、9年生の高校入試合格を祈願する餅をついてプレゼントする予定です。
 甲斐栄様、奥様、毎年のことながらご協力いただき本当にありがとうございます。




ブロック別集会

 24日(火)は、定例のブロック別集会でした。前期(幼~4年)は光の庭、中期(5~7年)は多目的室(和室)、後期(8・9年)は音楽室において、それぞれの計画で集会を開きました。

 前期ブロックでは、読書活動の一環として子どもたちによる読み聞かせを行いました。本学園では、図書館やボランティア、保護者などの協力をいただきながら様々な手立てを講じて読書活動を推進しています。今回は子どもたち自身による読み聞かせ。これが究極の読み聞かせかもしれません。とても上手に読んでいました。学力向上にも必ずやつながることでしょう。

 中期ブロックでは、今月積極的に取り組んでいる「あいさつ運動」についての振り返りをグループごとに行っていました。あいさつレンジャーの登場など、ユニークな取組を行っている中期ブロックです。学園活性化の中核としての自覚をもって、一人一人が高い意識で臨んでいます。今後の活躍が大いに期待されます。

 後期ブロックは、北郷フェスティバル(文化際)での合唱曲を全員で歌った後、当日の学年の発表内容と準備の進捗状況について報告しました。8年生は修学旅行で学んだことを、9年生は社会科で学習した裁判制度について劇で発表することを報告しました。学園の牽引役としていつもリードしている後期ブロックです。北郷フェスティバルでもきっと素晴らしい発表をすることでしょう。本番は11月11日(土)です。当日がとても楽しみです。