2016年11月の記事一覧

「くみくみっくす」

 今日の5校時に、3・4年生は図工の学習をしました。「くみくみっくす」とう単元で、ダンボールを使って好きなものを作ります。ただし、のりやテープなどを使うことができません。使える道具はカッターやハサミだけです。そのため、どのように組み立てるかを考えなければなりません。子どもたちを見ていると、交差させてはめ込んだり、すき間に差し込んだりしていました。「最初の1時間目はどうしたらいいか分からなかったです。でも、よーく考えたらやり方が分かりました」と言いながら作業をしていました。
 組み立て作業が終わっている児童は色塗りをしました。「青を作るにはどの色とどの色を混ぜたらいいかなぁ」とか、「色を混ぜて色を作る時がありますよね。その色ができる途中の色もいい色だと去年教えてもらいました」等と言って色を塗り進めていました。


【4年生はカラフルなカブトムシを作成中】


【チョウチョと大きなイモムシを作成中】 【頑丈なロボットを作成中】

 絵の具が少なくなって出ない時は「こうやってしたらいいよ」と教えたり、「パーツをはずして塗ると塗りやすいよ」と3人で話し合いながら作業(製作)をしました。アイディアを出し合った3人の作品が出来上がる日を楽しみにしています。

読み聞かせ

 今日の朝の読み聞かせには、本校の保護者の方が来てくださいました。今日は「しゃっくりがいこつ」、「ばばばあちゃんのおもちつき」、「へんしんトンネル」の3冊の絵本を用意してくださっていました。

 「しゃっくりがいこつ」では、しゃっくりが止まらないがいこつが、どうにかしてしゃっくりを止めようとします。歯をみがいたり、落ち葉かきをしたりしてもしゃっくりが止まりません。そんな時、オバケとキャッチボールをしました。そして、オバケがしゃっくりを止めるためのアイディアを出してくれました。息を止める、砂糖を食べる、逆立ちをして水を飲む等の方法を試しましたが、やっぱりしゃっくりは止まりませんでした。どうしたらがいこつのしゃっくりは止まるのでしょうか。予想外の展開に子どもたちはビックリしつつも笑い声をあげていました。

 「へんしんトンネル」は言葉遊びができる絵本でした。一つの言葉を繰り返し声に出して言うと別のものに変身する面白い絵本です。例えば、「ボタン」を「ボタン ボタン ボタン ボタン・・・」と繰り返し言うと「田んぼ 田んぼ 田んぼ 田んぼ・・・」というように違うものに変身しました。子どもたちは、口々に言葉を言い「こらっ こらっ こらっ こらっ・・・」は「ラッコ ラッコ ラッコ ラッコ・・・」です。「ぶーちゃん ぶーちゃん ぶーちゃん ぶーちゃん・・・」を繰り返し言うと、「ちゃんぶー ちゃんぶー ちゃんぶー ちゃんぶー・・・」となりました。その変身に、「ちゃんぶーって何やろう!?」と笑い合っていました。


         【今度の言葉は何に変身するかなぁ】

 読み聞かせの後1・2年生は、色々な言葉を口にしながら何かに変身しないかなぁと試していました。


【言葉遊びの楽しさを感じられました】

 今日の3冊は、あっと驚く展開のものや、季節を感じられるもの、子どもたちが声に出して楽しめるもの等バラエティに富んでいて、あっという間の15分間でした。子どもたちも、この時間があることで心もほぐれ、スムーズに学習に入ることができると思います。本日は、朝早くからお越しくださって楽しい読み聞かせをしてくださりありがとうございました。

焼きいも

 今日の3~4校時、1・2年生がいもほりで収穫したサツマイモで焼きいもをする準備をしました。焼く前にサツマイモを塩水に浸けておくとサツマイモが甘くなるそうです。そのため、たらいに塩水を準備して、サツマイモを洗って入れる作業をしていました。「焼きいも~焼きいも~」と歌を口ずさみながら歌う子どもや、「もう焼く準備はしてあるんですよ!」と運動場を指さして教えてくれる子どももいました。


        【焼きいも楽しみだなぁ】


【いもほりの日に洗ったサツマイモをもう一度念入りに洗いました】


            【あま~く、おいしくなあれ】

 その後、アルミホイルでサツマイモを包んだら外に出て焼く準備に入りました。新聞紙を入れたり枯れ葉を集めて入れたりして、火をつけました。するとごうごうと火が燃え上がりました。おそるおそるサツマイモを入れ、その後は火が消えないように枯れ葉を集めて入れ、火を絶やさないようにしました。


【15個のサツマイモをきれいに包みました】



        【勢いよく火がつきました】


【落ち葉をたくさん集めてね】

 給食時間中は、1・2年生が火のそばにいられないので、校長先生が火の具合を見てくださいました。それを1年生に話すと「校長先生、一人で落ち葉を集めたり、火を見たりできるんですか?すごい!!」と驚いていました。また、「この間、おいものおやつをもらったから、今度は僕たちが3~6年生に焼きいもをあげるね」と友達に話していました。
 そして、給食の後「おいもが焼けました!」と嬉しい知らせが来ました。早速みんなで外に出て、焼きたてのほくほくした焼きいもを食べました。塩水につけた効果もあったのか、とっても甘くてしっとりしたおいしい焼きいもでした。「おいもを食べたらおにぎりが欲しくなったー」、「焼きいもがデザートやね」などと言う子どももいて、まだまだお腹に余裕があるようでした。今日は給食に加え、焼きいもも食べられ大満足の子どもたちでした。


【きれいな黄金色でした】


    【おいしくて、ペロリと食べてしまいました】

みんデー

 今日の昼休みはみんなで遊ぶ日でした。荒谷小ではみんなで遊ぶ日を「みんデー」と呼んでいます。今日は1年生のリクエストでサッカーをしました。1~5年生に1・2年生の担任の先生が加わったチーム対6年生に5・6年生担任の先生が加わったチームの対戦でした。圧倒的に1~5年生チームが人数が多いのですが、6年生もコート内を走り回りいい勝負をしていました。


【ボールをもっているのは1~5年生が長いですが、なかなかゴールが決まらない】

 1~5年生は細かくパスをつなぐ戦略のようでした。反対に6年生は攻撃する子どもが3人しかいないので、大きなパスを出してゴールを狙っていました。


【先生方はキーパーをしました。大きな声で子どもたちに指示をしていました】

 この勝負、点の取り合いだったようで1~5年生チームが4点、6年生チームが3点取ったそうです。今朝は学校内の温度計も一桁になっていて寒い朝でした。そのため、ストーブを体育館から出して各教室に設置しました。その寒さが嘘のようにお昼頃には暖かくなりました。この小春日和の中、元気に外で遊んですがすがしい汗を流した昼休みでした。

感謝の調理実習

 昨日の5・6校時のクラブ活動では、先日いもほりで収穫したサツマイモを使って調理実習をしました。今回は、おいもチップス、スイートポテト、モンブランを作りました。まずは、5年生が調理する際の心構えを「調理をする時には安全にしましょう。また、サツマイモのお世話をしてくれた地域の方や自然の恵みに感謝して調理をしょましょう」と話しました。

 早速調理のスタートです。おいもチップス班は、サイコロ状のサツマイモを油で揚げていきました。「180℃はこれくらいかなぁ」、「これ、おいもキューブやね」と言ったり、「熱いうちに塩をかけてね」と言ったりしながら、順調に揚げていきました。その後、追加のサツマイモを準備し始めました。次は半月状に薄く切りおいもチップスそのものです。2種類あることで、食感の違いが楽しめておいしさ倍増になるのではないでしょうか。


【香ばしい香りが漂いました】

 スイートポテト班は、ゆでたサツマイモをつぶして生クリームや砂糖、卵黄などを加えて混ぜていきました。混ぜ終わったら、表面に卵黄を塗ってつや出しをしました。それからトースターで焼きます。一口サイズのかわいらしいスイートポテトが出来上がりそうです。

【しっかりつぶして、おいしくなあれ】

 モンブラン班は、まず生クリームを作りました。泡立て器で混ぜたため、「あー、腕が疲れる」、「(生クリームがクリーム状になり)少し重たくなってきた」等と話しながら混ぜていました。そして、生クリームの角がピンと立つくらいまで泡立てました。その後、つぶしたサツマイモに生クリームや砂糖を加えてペースト状にしました。そして、クッキーの上に生クリームを乗せ、その上にサツマイモのペーストを乗せモンブランが完成しました。しかし「まだ、生クリームもおいもも余ってるね」と子どもたちが話し、急遽もう一段生クリームとサツマイモのペーストを載せることにしました。すると、その名のごとくモンブラン、山のようになりボリューム満点のおやつが出来上がりました。


【1・2年生の担任の先生もお手伝いをしてくれました】

 図書室で宿題をしていた1・2年生にも、これらの3種類のおやつを持っていき、みんなで試食しました。「おいしい!」、「次これ食べてみよう」、「これ2個食べてもいいですか?」などと言いながら食べる子どもたち、あっという間におやつは子どもたちのお腹に入ってしましました。


【「これ、剣道の前に食べたら力が入るね」と話していました】


 【塩味や甘い味、色々なおやつに変身したサツマイモ】


     【モンブラン おいしかったですか?】

 今回の調理実習では、安全にそして感謝の気持ちをもって調理をすることができました。「日曜日にまた作ってみよう!」と言う子どももいました。今回学んだことが、子どもたちの生活に結びつくことは嬉しいことです。この調理実習ができたのも、地域の方がサツマイモをお世話してくださったお陰です。本当にありがとうございました。