2018年3月の記事一覧

3月23日(金) 第71回卒業式

3月23日(金)は、第71回の卒業式を行いました。
 
【6年生の卒業を祝うかのように校庭の桜も咲いていました。】

 卒業式では、始めに卒業証書授与があります。在校生、保護者の方々、来賓の方々、みんなが温かく見守る中、堂々と証書を受け取りました。

その後は、学校長より式辞、PTA会長と教育委員会より心温まるお祝いの言葉をいただきました。
  

 「別れのことば」では、卒業生、在校生、保護者の方々が、それぞれの思いを伝え合いました。別れの寂しさ、成長の喜び、感謝や祝福の気持ちなど、それぞれの思いが自然と溢れ出し、時には涙で言葉を詰まらせながらも、思いを伝えることができました。
 
【ずっとふたりでがんばってきた5・6年生学級。これまでの思いがこみあげていました。】

  
ご家族の方々も成長の喜びや大好きなところなど、愛情いっぱいの思いを伝えていました。】



 
【涙を流しながらも、歌や言葉で思いを伝えました。】
 


 みんなそれぞれの思いが溢れ、温かな空気に包まれているかのような感動的な卒業式になりました。退場の際には、みんなで花道を作り、卒業生も、一人一人とあいさつをし、みんなに祝福され、涙をこぼしながらも笑顔で退場をしていきました。

  







 最後は、6年生を在校生や職員、PTAの方々みんなで見送りをしました。卒業生の別れの言葉の中に、「6年間、同学年の仲間はいなかったけれど、みんなのおかげでさみしい思いをしたことがなかった」という言葉がありました。6年生一人という中で、優しさいっぱいの穏やかな人柄で在校生のみんなを見守りながらも、リーダーシップを発揮し、最上級生という大役を1年間勤め上げました。そんな6年生がみんな大好きで、いつも6年生の周りにはいつの間にか在校生がいて笑顔が絶えませんでした。今回の卒業式は、子どもたちにとって、別れの寂しさと同時に、これまで築いてきた仲間との絆を改めて感じた思い出に残る1日になったことと思います。

来賓の皆様、保護者の皆様、ご多用の中、卒業式にお越しくださりありがとうございました。お陰様で、最高の時間を過ごすことができました。これからも末永く、卒業生の成長を見守っていただけると幸いです。

 

3月2日(金)お別れ遠足

 3月2日(金)は、お別れ遠足に行きました。
 
はじめに、美郷町西郷の「もっくわーく那須」さんで、つみき作りの体験をさせていただきました。FSC認証をうけた諸塚のスギで精密に作られたつみきは、発想次第でたくさんの遊びを展開することができるそうです。ボンドで接着したり、のこぎりで切ったり、製作の様子を見学させていただいたりと、貴重な体験をたくさんさせていただきました。

  
  
 
【自然と手を伸ばして触りたくなる木、遊びたくなるつみきの魅力を実感することができました。】

 

 次は、同じく西郷の林業技術センターの「森の科学館」に行きました。展示室を見学させていただき、森林や林業、諸塚村について体験しながら学ぶことができました。
 
【「諸塚はどこー?」「これ森林体験学習で習ったやつだー」】

 

 次は、見晴らしの良い展望台にあがって、お別れ集会をしました。

 在校生が6年生に向けて感謝の気持ちや大好きな気持ちを笑顔いっぱい伝え、6年生もとてもうれしそうでした。

  
【1・2年生はオリジナルのメダルをプレゼントしました。】

 
3・4・5年生は、新喜劇のコントを発表しました。】

  
【大好きなダンスをみんなで踊って楽しみました。みんなで踊るからこそ楽しいようです。】

 

待ちに待ったお弁当の時間です。「感謝」と「挑戦」を合い言葉に、みんな事前に計画を立て、早起きをして弁当作りにチャレンジしました。自分たちで作った弁当はとてもおいしかったようで、うれしそうに食べていました。これからも、弁当の日の取組を通して、感謝の気持ちや食に関する正しい知識・技能の習得など、生きていくための力を育んでいきたいと思います。

   
  
  
   
 
 

 お弁当を食べた後は、宝探しゲームや鬼ごっこ、ボール遊びをして楽しく過ごしました。

  
  

楽しい時間はあっという間で、終わる頃には楽しかった反面、13人で過ごす最後の遠足が終わることへの、別れが近付いていることへの淋しさをそれぞれ感じているようでした。だからこそ、限られた時間を大切に過ごしていきたいと改めて強く思ったようです。別れは本当に惜しいですが、別れの日に向けて、荒谷小学校らしく11日を大切に過ごしていけたらと思います。


【優しくておちゃめで、荒谷小学校のリーダーである6年生がみんな大好きです。】

2月25日(日) 学習発表会その②「わくわく学習発表・昼食会」

 合同合唱・合奏の後は、わくわく学習の発表です。

 

1・2年生は、「諸塚を知る」ことをテーマに、林業体験や野菜・椎茸の栽培、田植えや稲刈り、寿会の方々とのふれあいなどで感じたことや学んだことを発表しました。

 
  

 3~6年生は、それぞれの学習をポスターセッション形式で発表しました。

 3・4年生のテーマは、「諸塚を再発見する」です。5月の林業体験をきっかけに興味が湧いたことを発表した3年生、3年生での学びを深めようと新たなことにもチャレンジした4年生。緊張しながらも、学んだことを堂々と発表していました。

 
 

 5・6年生のテーマは、「諸塚を発信する」です。林業体験や世界農業遺産で認められた諸塚の良さから、これからも引き継いでいきたいこと、自分にできることについて探究し、発表しました。
 
 

 1年間で「ふるさと諸塚」について個人の探究活動を進めていくわくわく学習では、たくさんの地域の方々にご協力、応援をしていただきました。発表でも、みなさん真剣に聞いてくださり、発表に対しての質問や意見もいただき、子どもたちはさらに学びを深めることができました。わくわく学習に携わってくださったたくさんの地域の方々、本当にありがとうございました。
  
  


 学習発表会後は、昼食会です。PTAの方々が作ってくださった豚汁やおにぎり、わくわく学習で考えた諸塚村の食材レシピの「うなぎの炊き込みご飯」と「しし肉ハンバーグ」も試食しました。
 
 

 最後にみてくださった方々からご感想をいただきました。

  
  

 学習発表会では、たくさんの方々にお越しいただき、子どもたちは終始とてもうれしそうに笑っていました。「荒谷・南川の方々が見守ってくれていると何倍も力が湧くこと」を、運動会や長距離走大会をとおして子どもたちは知っています。たくさんの方々のご協力、見守りがあったからこそ、子どもたちも達成感や感謝の気持ち、新しい学びを感じることができました。お忙しい中、学習発表会にお越しくださり、ご協力していただき、本当にありがとうございました。これからも子どもたちの成長の見守りや応援をどうぞよろしくお願いします。
 

【いつも温かく見守ってくださって、ありがとうございます。】

2月25日(日) 学習発表会その①「開会式~合同合唱・合奏」

 2月25日は、荒谷小学校・荒川保育所の学習発表会を行いました。これまで「1年間の学習の成果を保護者や地域のみなさんに披露して笑顔にしたい」、「発表を楽しみたい」という気持ちで、毎日練習をがんばってきました。
  
  

【これまでの練習の様子です。】

発表の様子を少しずつですが、ご紹介します。

 はじめは、3・4年生による開会式のあいさつです。3・4年生の大きな声で学習発表会がスタートしました。
 
  【「はじまり、は~じまり~」】

 保育所生の全身を使ったかわいいダンスは、見ているみんなを笑顔にしました。
  

  

【指先まで意識した年長さんのダンスはとてもかっこよかったです。】

  1・2年生の「まっすぐ目標に向かって」の発表の様子です。

  
【1年間で「まっすぐ、まっすぐ」ぐんぐんと成長した1・2年生らしい発表でした。】


 3・4年生の「こんなことができました」の発表の様子です。
  
【ブリッジ、逆立ち、理科や社会で学んだこと、合奏などたくさんの学びを元気いっぱい披露しました。】

 
5・6年生の「二人でも大丈夫」の発表の様子です。

  
【二人でも支え合って、いろんなことにチャレンジした立派な姿を披露しました。】


 保育所生の劇や合奏・合唱の様子です。
 

  

【大きな声で堂々と発表する姿に元気をもらいました。】


 次は伝統芸能「箕舞」です。当日も、地域の方に唄や太鼓をしていただきました。
  
  


  
保護者や元保護者の方、職員により結成された「ミラクルパワーズ」による演奏です。「切手のないおくりもの」では、子どもたちも歌で参加しました。
  
  
【この日のために、1学期から毎月のように集まって練習をされていました。】


 懐かしの先生の紹介もありました。久しぶりの再会に子どもたちもとてもうれしそうでした。



 最後は、小学生と保育所生による合同合唱・合奏で、1年間のたくさんの思い出を振り返りました。日々の学習や季節の行事の中で、いろいろなことを感じ、学び、成長した姿を元気いっぱい披露することができました。

  
  
  

2月23日(金) みやざき犬来校

 2月23日は、ダンスや交流を通して宮崎県の魅力を発見することを目的としたプロジェクトの一環として、宮崎県のシンボルキャラクター「みやざき犬」が来校しました。

 
【みやざき犬の登場に子どもたちも大喜びです。】

 

 はじめに事前に覚えていた「ひなたダンス」を一緒に踊りました。暖かい日差しの下で、子どもたちも笑顔いっぱいでみやざき犬とのダンスを楽しんでいました。

  

 ダンスが終わった後は、一緒に花いちもんめをしたり、遊具で遊んだりしました。

 
【花いちもんめの様子です。足じゃんけんも新鮮で楽しかったようです。】

 

 
【みやざき犬の手を引いて、うれしそうに木製遊具を案内していました。】



天気にも恵まれ、終始笑顔の子どもたちでした。】

2月22日(木) 椎茸駒打ち体験

 2月22日は椎茸の駒打ち体験をしました。この日のために、椎茸栽培をされている地域の方をはじめ、JAの方、村おこし応援隊の方々が講師として来てくださいました。



 はじめに講師の方から椎茸の歴史や種類、駒打ちの仕方等について教えていただきました。毎日、おいしい椎茸を栽培されているプロの方からの貴重なお話を興味深そうに聞き入っていました。

 

【わくわく学習で椎茸について学んできた2年生もうれしそうに質問に答えていました。】

 学んだことを踏まえて早速体験スタートです。

【講師の方が素早く正確に原木に穴を開ける姿に驚きました。】


【種駒を入れる袋をこの日のために調理員の先生が作ってくださり、子どもたちもとてもうれしそうでした。】

 

 それぞれペアになって、体験したことがある上級生が下級生に教えたり、お互いに声を掛け合ったりして、協力しながら、駒打ちや原木を校舎裏まで運ぶことができました。椎茸の駒打ち体験を通して、協力してできたことへの達成感はもちろん、ふるさと諸塚村のすごさや地域の方々の温かさを実感し、学んだ子どもたちでした。