2015年7月の記事一覧

わくわく学習応援隊発足式第2部(職員発表)

 わくわく学習応援隊発足式第1部は子どもたちの発表でした。この発足式には第2部もあり、それは職員が発表する時間です。それぞれの担任の先生が、今までの学習の内容やこれからの方向性を発表しました。

 1・2年生はウッジョブで諸塚や荒谷のよさを学習しています。野菜を育てて、その野菜をきっかけに地域の方々とコミュニケーションを図ったり、運動場のイチョウの木に注目してイチョウの木からつながる人や歴史なども学習していったりする計画です。
 応援隊の方々からは、「イチョウの木のことを知っている人は少ない。知っている人にどんどん声をかけていってみては」と助言をいただきました。


【先生たちも発表する時は緊張します】

 3・4年生は、先ほど発表した3人に専属の応援隊をお願いしたいとお話がありました。にこやかにお願いをする3・4年生担任の先生の雰囲気に、3名の応援隊の方が快く専属を引き受けてくださいました。ありがとうございました。


【専属の応援隊の方々が決まり、ホッとしました】

 5・6年生は「林業の足下をもう一度見直してみる」ということを話されました。生活を支える森・持続可能な林業立村というキーワードを大切にしながら、これから学習を進めていきます。


【教師も、悩んだり、立ち止まったり、戻ったり、その過程を大切に指導します】

 最後に応援隊の方からは「理念だけではうまくいかない。今の段階では理念と手法ではギャップがある。これを埋める作業が大変だと思うがそこをがんばって欲しい。子どもなりの人材確保の考えとプロの見方を合わせていったり、あるべき姿はどういう姿かを考えていって欲しい」とお話をいただきました。
 そして校長先生から、「人材確保の手立ての突破口を考えていきたい。大量消費や都会がよいという価値観は崩れてきている。都会の論理と中山間地域の論理は違う。ここで営まれている価値観を大切にしていきたい。そして、子どもたちが捉えた理念にプロとしての価値を与えて子どもたちなりの宝を見つけさせることがPRにもつながる。生きつ戻りつです」とのお話がありました。

 今回は子どもたち・職員の発表を熱心にお聞きいただき、そして貴重なアドバイスをくださりありがとうございました。子どもたちと教師だけでは見えなかったものが見えてきて、新たな方向性も示していただきました。これからのウッジョブ諸塚に、今回の学びを織り交ぜて子どもたちと一緒に歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。