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6月16日 テーマ図書

 今年度の不土野小では、読書活動に力を入れています。今月は、日本の豊かな四季を感じられる「梅雨とカエル」をテーマにした読書棚を担当の先生が設置しました。

 読書棚には、雨の日が楽しくなるような絵本や、カエルが活躍する物語、梅雨の生き物について学べる図鑑などが並んでいます。

 雨が降ると元気いっぱいに活動し始めるカエルたち。彼らの生態や、ユニークな鳴き声、色鮮やかな姿など、本を通して知ることができます。もしかしたら、今まで知らなかったカエルの秘密を発見できるかもしれませんね。

 ぜひこの機会に、新しいお気に入りの一冊を見つけて、読書の世界を広げてみてください。

6月13日 ツバメの巣

 校舎の軒下をふと見上げると、今年もツバメたちが立派な巣を作り、元気な雛鳥たちが顔をのぞかせています。

 親鳥がせっせと餌を運び、雛たちはそのたびに大きな口を開けて、一回りも二回りも大きく成長しました。

 親鳥が雛鳥に餌を与える姿、そして雛鳥が大きく成長して巣立ちの日を迎える様子は、まさに「啐啄(そったく)」という言葉を私たちに教えてくれます。 

 「啐啄」とは、雛が卵の中から殻を破ろうとするとき、親鳥が外から殻をたたくことを意味します。どちらか一方だけでは殻は破れません。内と外から同時に働きかけることで、初めて新しい世界へと羽ばたくことができるのです。

 不土野の子どもたちも、このツバメの雛鳥たちと同じです。子どもたち自身の「もっとできるようになりたい」「挑戦したい」という内側から生まれる気持ち(啐)と、私たち大人からの温かい励ましや適切な手助け(啄)が合わさって、大きく成長していくと信じています。 

 雛鳥が巣立つように、不安と期待を胸に新しい一歩を踏み出す瞬間があります。そんな時、私たちはじっと見守り、本当に手助けが必要な時だけそっと手を差し伸べたいと思っています。

 小規模の学校がゆえに、ついつい、手助けしてしまいがちになってしまうのですが、できる子どもたち一人ひとりが持つ可能性を信じ、自らの力で羽ばたいていけるよう、これからも「啐啄」の精神で寄り添っていきたいと改めて感じました。

6月11日 1年生国語の発表

 先日、1年生が音読発表に職員室へ来室しました。

 ちょっぴり緊張しながらも、大きな声で、はっきりと音読する姿は立派でしたよ。教室で練習した成果を職員室でもしっかりと発揮し、聞いている先生たちも思わず笑顔になりました。

 花のつぼみの学習をした後に、自分でもっと調べてみたい花を決めるんだそうです。花の形が気に入ったようで、蓮の花を選んだそうです。

 その後、3年生も教科書を持って登場です。

 

 

  子ども同士の関わりという面ではなかなか難しいところがありますが、その分しっかりと大人と関わって社会性を育んでいます。

6月7日 歯の指導

 6月4日は「むし歯予防デー」です。

 その日に合わせ、1・2年生に向けたむし歯指導がありました。

 6歳臼歯が生え出すこの時期の子どもたちにとって、歯みがき指導はとても重要です。

 教えてもらったことを、確実に身に付け、一生使えるスキルにしてほしいと願うばかりです。技能や知識はいくら身に付けても荷物にはなりません。

 改めて学校の責任の重さ、周りの大人の関わり方が大事だなと思いました。

 養護教諭から丁寧な指導が行われます。しっかり聞いている子どもたちの後ろ姿もありました。

 子どもは検診がありますので、そこで診てもらうことができますが、大人も歯のメンテナンスが必要です。6月、歯の健康を守るために、受診してみるのもよいかもしれませんね。

6月6日 梅ちぎり

 不土野小運動場脇に、爽やかな青梅が広がっています。なんともすがすがしいですね。思わず、俳句を詠んでしまいそうです。

 梅の実を傷つけないように、枝をたたいて落とします。

 立派な実が、次から次にぽろんぽろんと、、、。子どもたちも楽しくでしょうがない様子。かわいいですね。

 職員も負けていません。梅ちぎり職人誕生の瞬間です。※安全には十分配慮しています。

 きれいな梅の実がどっさり獲れました。重量は、、、約13kg!

 自然の恵みを活用して、梅シロップなどにする予定です。

6月6日 落語活動

 不土野小学校のならではの教育活動に、「落語」があります。

 山間の小さな学校ですので、友達や大勢の人の前に出たときに臆せず、自分らしく表現できる子どもになってほしいという願いから始まったと聞いております。

 今年も、その40年近く続いている伝統を受け継ぎ、落語活動に取り組んでいきます。今日は、その第1回目ではありましたが、すでに小咄、落語の演目は選んでおり、自主練習している子たちもおります。

 低学年は小咄、3・5年生は落語に挑戦します。毎年、演目については変更して臨むことがほとんどですので、新ネタに挑戦中です。

・早口にならない

・はっきり・大きな声で

・リズム・間

・姿勢(立腰)

・登場人物の気持ちになる

 私たち職員も落語に関してはもちろん素人なのですが、子どもたちの表現力向上のために、できる限りの支援を行っていきます。

 最後、それぞれの目標を振り返り、今後の自身の課題を見つめていました。

 7月には、春風亭柳之助師匠にお越しいただき、稽古をつけていただく予定にしています。

6月4日 鉄棒運動

 不土野っ子たちが元気に鉄棒運動に取り組んでいました。

 体育の授業の一コマです。

 どの小学校の運動場には、鉄棒がありますが、実は、鉄棒運動には子どもたちの成長にとってたくさんのよいことがあるんです。鉄棒運動は、ただ体を動かすだけでなく、子どもたちの心と体に様々な良い影響を与えてくれます。

 例えば、鉄棒にぶら下がったり、体を支えたりすることで、お腹や背中、お尻まわりの筋肉がしっかり鍛えられ体幹が強くなります。体幹が強くなると、姿勢がよくなるだけでなく、他の運動能力もぐんとアップします。
 他にも、自分の体を支えることで、腕の筋肉や握力が自然と鍛えられたり、 逆上がりのように体を逆さまにする動きから逆さ感覚を養ったり、いろいろな成長が期待できます。
 また、「逆上がりができた!」「前回りできた!」など、目標だった技ができるようになった時の喜びは格別です。この成功体験が、子どもたちの大きな自信となり、「やればできる!」という気持ちを育みます。

 鉄棒運動、やってみてくださいね。

6月3日 1・2年生農園

 1・2年生が担任の先生と、今日も元気に農作業です。梅雨の晴れ間をねらっての作業です。

 先日植えたサツマイモの苗の横に小さな畝を作り、そこに野菜を育てていく計画のようです。

 ピーマン、オクラ、エダマメ、キュウリと夏の野菜の苗がズラリと植えられました。

 豊作を夢見ているのは子どもだけではありません。大人も楽しみにしています。

5月29日 手洗い・ハンカチの使い方

 手洗い指導の一幕です。

 梅雨に入り、じめっとした時期になると、ばい菌が発生しやすくなりますね。食中毒などの心配もあります。

 そこで、養護教諭から手洗い・ハンカチの使い方に関する指導を行いました。

 菌に見立てた薬剤をつけた手を洗い、ブラックライトで照らして洗い残しを見える化しているところです。

 特に、指先・爪のまわりに洗い残しが多かったようで、子どもたちから驚きの声が上がりました。

 洗い方のレクチャーを受け、再度ていねいに手を洗います。自然にできるようになるまで、これも一つの練習です。

 石けんをしっかり泡立てて、手洗い歌を歌いながら洗います。

 一方こちらはハンカチの雑菌実験です。

 5回拭いたものと1回拭いたものとの比較です。これも薬剤を使って見える化したようです。一見きれいに見える手を拭いただけのハンカチでも、何度も使うとそれだけ汚れてしまいますね。

 給食前専用のハンカチを用意するなどの対応も必要かもしれません。

6月3日 全校朝会(6月)

 全校朝会が行われました。

 校長先生からは、「今頑張っていることを少しレベルアップさせて頑張る6月にしていきましょう」というお話がありました。

 日々の努力をさらに一歩進めることで、大きな成長に繋がるというメッセージが送られました。 

 生徒指導主事からは、今月の目標である「落ち着いた学校にしよう」について、具体的なお話がありました。

【学習面】

チャイム前黙想:授業の始まりを意識し、集中力を高めるために、チャイムが鳴る前に黙想すること。
態度よく学習しよう:授業中は正しい姿勢で、先生や友達の話をしっかり聞くこと。
図書のきまりを守って静かに読書しよう:図書館では、他の人の迷惑にならないよう静かに過ごし、本の貸し借りや閲覧のルールを守ること。

【生活面】

学校のきまりを守って、静かに過ごそう:廊下は静かに歩く、休み時間も周りに配慮するなど、学校全体の落ち着いた環境作りに協力すること。
雨の日の登下校に気を付けよう:傘をさしていると、視界が悪くなることや、路面が滑りやすくなることなど、雨の日の危険を認識し、安全に登下校すること。

 これらの目標を意識して、6月も充実した学校生活を送っていきましょう。