校長室より
 本校は、近くに五ヶ瀬川と大瀬川が流れる水郷延岡の西部に位置する 創立116年の歴史と伝統を有する学校です。学校は近隣に東九州自動車道が通り、閑静な住宅街の中心に位置し、伝統的な地域の方々のあたたかい支援により、665名の児童が楽しく、前向きに学校教育活動に取り組んでいます。
 地域とともに歩む学校として、今後ともあたたかいご支援をよろしくお願いします。
 
 令和5年4月1日
校長 阿部 泰宏  
学校経営の基調
 教育目標
「夢をもち 夢に向かって 伸びゆく子どもの育成」
 
目標達成のためのキーワード
 「自立と貢献の力を身に付けさせる教育の実施

 子どもたちが生きていく社会は、日々加速的な変化が伴う予測困難な時代であります。その時代に必要なこととは何か?と問われれば、知識・技能の習得で完結するのではなく、複数の習得した知識・技能をあらゆる場面で駆使して、その場面に最も適した解答を導き、実行する力であると考えます。いわゆる「最適解を導く力」です。併せてその最適解が自身だけのものではなく、他者と協働して相互が一定の理解を示す「納得解」でなければならないと思います。
 つまり、「最適解・納得解」を日々導く力がこれからの社会では必要とされるのではないでしょうか。
 そのために、本校では自ら、時と場、状況を考えて適切に、かつ前向きに行動することのできる「自立の力」と社会、所属する集団の発展を願い、他者と協働して考え行動することのできる「貢献の力」の育成に努めて参ります。
 学校生活の約70%を占める日々の授業を基盤として、一人一人が考え、友だちと協働して、教科書の内容はもとより、学級・学校生活での課題の解決に向けた「最適解・納得解」を導く全員参加型の授業・活動を中心に据えて、本年度51名のスタッフで邁進していきたいと考えておりますので、家庭、地域の皆様の御理解・御支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
学校の教育目標
夢をもち 夢にむかって 伸びゆく子の育成
 
瞳きらきら 体ぐんぐん 心にこにこ
  

 
  【令和5年度の重点目標と主な達成手段】

(1)一人一人が学びに向かう全員参加型の授業づくり
   ① chromebook活用による学習の効率化と個別最適化
   ② 身に付けさせる資質・能力を明確にした「めあて」と「まとめ」の設定
   ③ 協働的な学びを中心とした「最適解・納得解」を導く学習活動の展開

(2)自己肯定感を高め、活躍する喜びを味わう「学級づくり」
   ① 人との交流のよさを実感し、自信をもたせる機会の設定
   ② 誰もが人の役に立ち、認められる場の意図的な設定
   ③ 年間を見通し、主体的に取り組む学級ならではの活動の設定

(3)地域とともに生きる「学校づくり」
   ① 「みなみかたあさお」あいさつ運動から広がる地域との交流
   ② 地域と学校がWinーWinの関係になるための地域資源活用の見直し
   ③ 中学校と一体となった地域ならではのコミュニティースクールの構築

(4)665名の子どもの成長を願い、実現するための「教師集団づくり」
   ① 学年主任、省令主任等を中心とした即時対応・解決ができる機動力のある教師集団
   ② メンター制を中心とした相互に資質向上を図っていく教師集団
   ③ 665名の子どもそれぞれの成長に向けて動き、実感できる教師集団
 
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