日誌

2017年7月の記事一覧

3連休を乗り越えて。


 この3連休、暑い日が続き、ホタルの幼虫の入ったトレイをどう温度を上げずに過ごすかが課題でした
が、次のようにしました。
 

 
 トレイを水に浮かべるという方法です。
 実は、水槽の中に、ホタルを隔離する水槽を入れてはどうかと、小さな目の水槽を購入して準備
したのですが、浮かべようとするとどうやっても傾いてしまいました。完全に沈めてしまえば問題
はないのかもしれませんが、そうなると今度はホタルの体長などの観察が難しくなります。流れて
いかないように仕切りをつけたり、バランス良く浮くように石の位置を変えてセットしました。


 無事、三連休を乗り越えたようなので、お盆中もこのような形で管理していきたいと思います。
0

水、循環システム。


 夏を乗り切るために、1台あるクーラーを活用しようと、水の循環ステムを構築中です。
 昨年度は、60cm水槽2台。クーラーが来るまでは、ペットボトルで作った氷を入れて水槽の
温度を下げたり、小型扇風機で水の気化(蒸発)を利用して温度を下げたりという方法を取ってい
ました。今回は最初からクーラーはあるものの、90cm水槽を購入したので、水槽は合計3つ。
これらをどう冷やすかが課題です。

 そこで、大型水槽からクーラーへ移した水を、3つの水槽に分岐させる方法を考えました。ナフコ
さんでそれを相談したところ、クーラーにその力があるか…という問題を指摘いただき、最終的に
は、ポンプで大型水槽の水を、残り二つに送るという方法をとることにしました。
 

①大型水槽の水をポンプでくみ上げ、冷却水を濾過装置に戻す。



②大型水槽の水をポンプでくみ上げ、60cm水槽に移し、別のポンプで60cm水槽から大型
水槽へ水を戻す。

 
 同じ力のポンプを使っているのに最初は大量の水が小型水槽に流れ込みました。原因は水面
の高さではないかと考え、学校にあったすのこで3つの水槽の水面の高さを揃えました。
 

 
 まだ不具合があるものの、これでどうにか水温の調整ができそうです。
 ちなみにこの日は、気温が30℃を超え、ホタルの幼虫を入れているトレイも28℃を超え
ました。
 


 

 次は、このトレイの温度をどうするかを考えなければなりません。
0

1年目のホタル。


 昨年度は、たくさん幼虫が産まれた7月とさらには放流会を行った11月、と2回に渡って
ホタルの幼虫を川に還しましたが、その時に確保し損ねていた幼虫が、すっかり大きくなって
水槽の中にいました。水槽の水替えを行っていたときに、小石の間から姿を見せた1歳になる
幼虫です。

 

 
 この後すぐ砂の中に潜ってしまい、見えなくなってしまいました。
0