校長室から

2018年9月の記事一覧

食べれば美味なのですが・・・。

本校の職員室側駐車場南側「希望(のぞみ)の階段」を上がったすぐ脇に、大きなイチョウの木がそびえています。イチョウの側らには小さな記念碑もあります。碑には、明治39年本校初代校長が地区の方から譲り受け、当時校長先生が受け持たれていた4年生の卒業記念に植樹されたと、イチョウの由来が記してあります。100年を超える歴史の中で、これまで数多くの押方小の子どもたちの成長を見届けてきたイチョウの木です。

さて、このイチョウ、100年以上経った現在もまだ健在で、この時期にはたくさんの銀杏の実を付けます。そして、ここ2週間ほど毎日多量の銀杏が落ちています。由緒あるイチョウの木ではありますが、ご存じの通りの強烈な臭いは、教室の窓も開けられないほどです。

教頭先生が毎日のようにきれいに掃いていますが、掃いている先からポトポトと落ちてきて、らちがあきません。一部食用にと、水に浸けたりもしていますが、あまりの量の多さに、もったいないとは思いますが、ほとんど廃棄処分です。

 まだまだ木にはたくさんの銀杏の実が付いています。全ての実が落ち切るまでは、しばらくは奮闘です。しかし、やがて秋が深まれば、燃えるような黄金色に輝き、今度は見る人を楽しませてくれるはずです。それを楽しみに待ちたいと思います。
  
☆ 食べるとおいしい銀杏も・・・。欲しい方がいらっしゃれば、遠慮なく拾いに来てくださって結構です。