日誌

給食日誌

10月5日(火)


 

麦ごはん

呉汁

さばみぞれ煮

ごま酢和え

牛乳

 

今日の給食は、ご飯、魚の煮物、和え物、汁物という「和食」です。平成25年に、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。世界中が和食に注目しています。それは、日本では、季節や地域ごとに、新鮮な食材を生かした料理が昔から作られてきたことが魅力の一つです。みなさんは、春夏秋冬の四季があるのは、日本だけということを知っていましたか?季節の移り変わりがあることで、四季折々のいろいろな食材が収穫されます。また、昆布や煮干しからとっただしには「うまみ」がたっぷりでています。その「うまみ」を使って汁や煮物を作るため、おいしさが増して味付けに使う調味料が少なくて済みます。薄味でいつまでもあきのこない味に仕上がります。この「うまみ」は他の国にはない食文化です。日本特有の食文化を受け継いでいきたいですね。

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10月4日(月)



麦ごはん

中華コーンスープ

チンジャオロースー

牛乳

 

中華料理の名前は漢字4文字で表されるものが多くあります。4文字の中に調理方法・材料・切り方・調味料などが組み込まれています。チンジャオロースーも漢字4文字で書かれますが、「チンジャオ」とはピーマンの意味、「ロー」は漢字で肉と書き、お肉の意味、「スー」は漢字では糸という字を二つ書き、糸のように切る、つまり細く切るという意味です。日本語に訳すと『ピーマンと肉の細切り炒め』といったところです。お肉と一緒に炒め、しっかり味がついているのでピーマンが苦手という児童も残さず食べていました。

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10月1日(金)



麦ごはん

沢煮椀

さといものそぼろ煮

牛乳

 

今日は、里芋のお話です。里芋が日本に伝わったのは、稲作より前の縄文時代とされています。親芋を囲むように子芋、孫芋が育つため、豊作や子孫繁栄の象徴とされてきました。里芋といえば、皮をむいたときのぬめぬめ感が特徴です。このぬめぬめとしたものは、「ガラクタン」という成分で、生活習慣病を予防したり、体調を整える働きがあります。今日はそぼろ煮にしていただきました。

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9月30日(木)



 

メキシカンライス

野菜スープ

れんこんサラダ

牛乳

 

メキシカンライスとは、メキシコで食べられるお米の料理です。先住民のインディオ料理に、メキシコを占領していたスペインの料理であるパエリアをミックスしてできたと言われています。簡単に言うと、スパイスのきいたトマト系のピラフです。今日はカレー粉を混ぜています。本来は材料を炒めてから炊き込みますが、給食では炊いたご飯に味付けした具を混ぜています。

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9月29日(水)


 

麦ごはん

マーボー豆腐

中華サラダ

牛乳

 

麻婆豆腐は、中国の四川省で食堂をしていた陳おばさんが考えたというお話があります。陳おばさんはとても心の優しい料理の上手な人でした。貧しい人々にもありあわせの材料で料理を作って食べさせていました。陳おばさんの作る豆腐料理はとてもおいしいと評判になりました。おばさんの顔にはそばかすがありました。中国語でそばかすのことを「麻」と言うため麻おばさんの作った豆腐料理ということで麻婆豆腐と名付けられたそうですよ。

 

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