今日の給食

今日の給食

2月14日 木曜日

おでんに入っているちくわのお話です。ちくわは、魚の肉のすり身を竹などの棒に巻き付けて、焼いたり蒸したりした加工食品です。板の上にすり身をのせた板かまぼこが現れる前は、「ちくわ」がかまぼこと呼ばれ、江戸時代までは高級品でした。板かまぼこと区別するため、串を抜くと筒状になり竹の切り口に似ているので、竹輪かまぼこと呼ぶようになり、略して「竹輪」と呼ばれるようになりました。
・麦ご飯
・一口おでん
・小松菜の胡麻和え
・牛乳

2月13日 水曜日

今日はツナサンドです。パンにツナサラダをはさんで食べます。皆さん、ツナサンドを食べるその手はきれいに洗いましたか?手には目に見えない細菌がたくさんいます。せっけんをよく泡立てて、手のひらや手の甲をしっかり洗います。忘れがちな指と指の間、つめ、手首、親指の付け根もよく洗って、水で洗い流します。給食の前には手をきれいに洗うようにしましょう。
・ツナサンド
・カブのクリーム煮
・牛乳

2月12日 火曜日

今日のホイコーローにも中華コーンスープにもとても香りのよい油が使ってあります。何だかわかりますか?中華料理にはかかせない香ばしい風味が特徴の「ごま油」です。さて、ごま油は何からできているでしょう。それは、名前の通りごまをすりつぶしてできたものがごま油です。ごまと同じように栄養価が高く、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。色の濃い野菜を炒めるのに使うとカロチンの吸収をよくしてくれます。少し使うだけでも魔法をかけたように料理が一段とおいしくなりますよ。
・麦ご飯
・回鍋肉
・中華コーンスープ
・牛乳

2月8日 金曜日

今日のサラダには、チーズが入っています。みなさんがいつも飲んでいる牛乳は、カルシウムがたくさん含まれていますが、この牛乳をなんとか長い期間保存できないかと考えられたのがチーズなのです。チーズはヨーロッパから来たようなイメージが強いのではないでしょうか?じつは砂漠地帯のアジアが発祥の地なんですよ。羊の胃袋を水筒がわりにして、牛乳をいれて持ち歩いていたところ、暑さによって牛乳がチーズになっていたのが始まりだったそうです。
・ポークカレーライス
・チーズサラダ
・牛乳

2月7日 木曜日

麦ごはんのお話です。なぜ、麦をごはんに混ぜて食べるようになったのでしょうか?今日は、その秘密に迫ります。昔、戦争をしていた頃、なんとしても勝ってもらおうと、兵士たちにお腹いっぱい白ご飯を食べさせていました。しかし、戦う前に病気で亡くなる人が多く、戦争に負けてしまいました。亡くなった原因は「脚気」という病気にかかっていたからです。脚気は、ビタミンB1が足りなくなる病気です。脚気になると、筋肉の力が弱くなり、心臓がはれるなどして、ひどい時は死んでしまう恐ろしい病気です。この病気からみんなを救ったのは、海軍のお医者さまで、宮崎県生まれの高木兼広さんという方です。脚気になるのは、栄養バランスのかたよりに原因があるとして、兵士たちにビタミンB1の多い麦をご飯に混ぜて食べさせました。するとみるみるうちによくなり、脚気で亡くなる人はいなくなりました。とても大切な働きを持つ麦の入った麦ごはんを残さず食べましょう。
・麦ご飯
・レバーの甘辛炒め
・呉汁
・牛乳

2月6日 水曜日

給食では形は見当たらないけど、よく使われている物があります。今日は生姜焼きに使っていますが、見た目ではわかりません。味と匂いで何が使われているか分かりますか?答えは生姜です。生姜は魚や肉の臭みを取る為の下ごしらえにも使います。また中国の漢方薬にもつかわれます。生姜は消化を助けてくれたり、食欲がなくなった時に食欲がでるように助けてくれたり、熱がでた時に熱を下げてくれる働きや体を温める為の成分がたくさんあります。生姜ってすごいですね。今日も残さず食べましょう。
・麦ご飯
・豚肉の生姜焼き
・のっぺい汁
・牛乳

2月5日 火曜日

宮崎県の特産品でもある千切り大根に関するクイズです。千切り大根は生の大根を千切りにし、寒い冬の天気の良い日に干して作ります。生の大根100gを干すと千切り大根約何グラムになるでしょう?
①約48グラム ②約18グラム ③約8グラム 正解は③約8グラムです。
なくなった92グラムは水分です。ほとんどが水分だということになりますね。干すことで甘みも増し、カルシウムや鉄分などの栄養成分も増えます。宮崎県でたくさん作られる千切り大根をすすんで食べましょう!千切り大根に加えて、きんかんも宮崎県の特産品です。皮ごと丸かじりして食べましょう。
・麦ご飯
・千切り大根の炒め煮
・味噌汁
・牛乳


2月4日 月曜日

今日はすきやきうどんです。みなさんの家では鍋を食べたあと、ごはんや麺を入れたりしませんか?鍋のあとは、肉や野菜などいろいろな旨みがたくさん出ているので、その中にごはんや麺を入れて食べるととてもおいしいですね。今日はすきやきにうどんを入れてすきやきうどんにしてみました。
・減量しそご飯
・すき焼きうどん
・蓮根サラダ
・牛乳

2月1日 金曜日

2月3日は「節分」です。昔の節分は、春夏秋冬、それぞれの季節の変わり目をさしました。なぜ今は春の節分だけ残ったかというと、2月4日の「立春」が一年の始まり元旦にあたり、その前日の「節分」は大晦日にあたる、とても大切な日とされていたからです。節分といえば豆まきが代表的ですね。「鬼は外~!!」の掛け声で悪いものを家の外に追い払います。そして、豆を年の数ほど食べると、一年を健康に過ごせると言われています。
・五目釜飯
・鰯つみれ汁
・春巻き
・もやし
・牛乳

1月31日 木曜日

今日は、五ヶ瀬町の特産品である「お茶」を使った地産地消給食です。五ヶ瀬特産のお茶と宮崎県が生産量全国1位の千切大根を使った「千切茶めし」です。自然の恵みに感謝しながら、地域の味を味わっていただきましょう。お味はいかがですか?
・千切り茶飯
・がんもの含め煮
・すまし汁
・牛乳

1月30日 水曜日

今日は冬野菜のひとつであるれんこんのお話です。れんこんにあいている穴は、なんのためにあると思いますか?
 ①水が通る穴 ②空気が通る穴 ③虫が通る穴 
答えは ②番です。れんこんは、深い泥の中で育つので、空気を取り込むため、地上のくきや葉からとりこんだ空気を、穴を通って地下のくきや根に運んでいます。穴があいていることから、れんこんは「先を見通す」ことができる縁起が良い食べ物として、お祝いやお正月の料理にも使われます。れんこんには免疫力を高めて風邪などを予防する働きがあります。たくさん食べて寒い冬を元気に乗り切りましょう。
・フィッシュバーガー
・冬野菜のポトフ
・牛乳

1月29日 火曜日

マーボー豆腐や八宝菜など中華料理はとろっとしたあんがからまっていることが多いですが、このとろみはどのうにつけているか知っていますか?じゃがいもからつくられたでんぷん、つまり片栗粉でとろみをつけています。でんぷんを水に溶かすだけではとろみはつきません。それに熱を加えることでとろみがつき、このとろみよって料理の温度が下がりにくくなるので、寒い冬でもあたたかいままおいしく食べることができます。アツアツのマーボー豆腐で体がポカポカしてきましたか?
・麦ご飯
・麻婆豆腐
・棒々鶏
・牛乳

1月28日 月曜日

みなさんは、はしを上手に使うことができますか?今日のひじきの五目煮の大豆を上手につかむことができますか?「はしの使い方なんて、食べられればどうでもいい」と考えている人はいませんか?美しいはし使いは、料理が食べやすいだけでなく、ほかの人にもよい印象を与えます。逆に、はしづかいが上手にできないと、食べ物をこぼしてしまったり、周りの人に不愉快な印象を与えてしまいます。おとなになった時に、恥ずかしい思いをしないためにも、今から練習してきちんとしたはし使いを身に付けましょう。美しい箸使いは一生の宝物になります。
・麦ご飯
・ひじきの五目煮
・鶏ゴボウ汁
・牛乳

1月25日 金曜日

給食では、栄養のことだけでなく、県外の代表的な食や食文化についても学んでほしいと考えています。今日は、青森県のしょうがみそおでんを紹介します。戦後、青森市内の屋台で、冬の厳しい寒さの中、お客の体を少しでもあたためようと、しょうがを加えたみそを、おでんにかけて出したのが始まりだそうです。青森では、おでんといえば、しょうがみそで食べることが多いそうです。
・麦ご飯
・しょうが味噌おでん
・白菜のごま和え
・牛乳

1月24日 木曜日

私たちの食べている学校給食には、波瀾万丈な歴史があります。今から130年前(明治22年)、山形県でお弁当を持って来られない児童のために学校給食は始まりました。しかし、戦争が始まり激しくなると給食は続けられなくなります。戦争が終わると、子ども達は、食べるものが手に入らず、お腹を空かせ病気で苦しんでいました。子ども達をなんとか救おうと、たくさんの人の応援と他の国の援助で、再び給食を始めることができました。待ちに待った給食用の食べ物の贈呈式が、昭和21年12月24日に行われました。しかし、12月24日は、学校が冬休みに入ってしまうため、1ヶ月後の1月24日から30日までの一週間を「全国学校給食週間」としました。たくさんの人の熱い思いで再開した給食ですが、今の日本は大変豊かな国になり、お金さえ出せば何でも手に入るようになりました。そのため栄養のバランスに気をつけ、好き嫌いなどを減らし、健康な体になろうとする人がいる一方で、簡単で手軽に食べられるものや好きなものだけ食べるという人も増えているようです。みなさんは、どうですか?食べることは、私たちの心とからだに力を与えてくれます。給食がたくさんの人に守られて続いてきたことや、食べ物の命をいただいて私たちの体が作られていることに感謝し、あらためて食べることの大切さを考えてみましょう。
・麦ご飯
・鰯のおかか煮
・即席漬け
・すいとん汁
・牛乳

1月23日 水曜日

今日は卵を使ったふわふわスープですが、ふわふわの秘密をお教えします。卵とパン粉と粉チーズを混ぜておきます。具を入れて煮込み、ぐつぐつしているスープの中に、先ほどの卵とパン粉とチーズを混ぜたものを流し入れます。するとこのようにふわふわの卵がスープに浮かびます。ふわふわであつあつでチーズ風味で美味しいですよ。
・麦ご飯
・煮込みハンバーグ
・インゲンのソテー
・ふわふわソテー
・牛乳

1月22日 火曜日

中華料理の名前は漢字4文字で表されるものが多くあります。4文字の中に調理方法・材料・切り方・調味料などが組み込まれています。チンジャオロースーも漢字4文字で書かれますが、「チンジャオ」とはピーマンの意味、「ロー」は漢字で肉と書き、お肉の意味、「スー」は漢字では糸という字を二つ書き、糸のように切る、つまり細く切るという意味です。日本語に訳すと『ピーマンと牛肉の細切り炒め』といったところでしょう。今日はお肉と一緒に炒め、しっかり味がついているのでピーマンが苦手な人もきっとおいしく食べられるはずです。チャレンジしてみましょう。
・麦ご飯
・青椒肉絲
・ワンタンスープ
・牛乳

1月21日 月曜日

今日は寒い季節にはうれしいラーメンです。ラーメンのめんも、うどんのめんも、小麦粉と水と塩で作ります。それなのに、どうして色も食感も違うのでしょうか?それは、ラーメンのめんに使われる水にひみつがあります。ラーメンのめんに使う水は「かん水」という、特別な水なのです。昔、中国北部にある「かん湖」という湖の水でめんを作ったところ、しこしことした食感の、やわらかい、のびのあるめんができました。その水の成分を調べてみると、炭酸ナトリウムなどがたくさんふくまれる、アルカリ性の水であることがわかったのです。小麦粉の成分がアルカリ性の物質と反応すると、黄色くなり、弾力やなめらかさが生まれます。そのため、ラーメンのめんは黄色くなり、独特の食感になるのです。
・減量わかめご飯
・コーンラーメン
・胡麻マヨ和え
・牛乳

1月18日 金曜日

受験生のみなさんは入試を控え、毎日一生懸命勉強に励んでいます。今まさに受験シーズンです。受験生の皆さんは、手洗い・うがいを徹底して、食事はバランスよくとり、本番に向けてしっかり体調をととのえましょう。応援しています!
・親子丼
・じゃこ和え
・牛乳

1月17日 木曜日

煮しめは、神楽や春と秋の祭り、お祝いや法事には、欠かせない料理で、野菜や乾物類をできるだけ形を崩さずに煮たものです。「三里四方の野菜を食べていれば病気にならない」と昔から言い伝えられていますが、煮しめに使う野菜は、地域でとれたものを使います。昔から引き継がれてきた伝統の料理を感謝しながら味わいましょう。
・麦ご飯
・煮しめ
・白菜の味噌汁
・牛乳

1月16日 水曜日

今日は「ペンネ」というパスタ料理です。パスタが日本で作られたのは、明治時代に長崎県でマカロニ工場が建てられ、そこで作られたのが始まりといわれています。その頃パスタは珍しく、高級なホテルでしか食べることができないものでした。そんなパスタの一つにペンネがあります。ペンネは、スパゲティの仲間でイタリア語で『ペンの先』という意味があります。形がペンの先のようになっていて、表面には細かい溝がありソースがからみやすくなっています。みなさんの体を動かすエネルギーのもとになる黄色の食べ物の仲間です。しっかり食べて体を動かしましょう。
・米粉パン
・ペンネナポリタン
・コールスローサラダ
・牛乳

1月15日 火曜日

今日は、中華豆腐の中に入っている、チンゲン菜のお話です。チンゲン菜は、中国原産の青菜で、ゆでたり、いためたりしても型崩れせず、とても調理がしやすい食べ物です。しゃきしゃきとした歯ごたえ、鮮やかな緑色などから日本でも人気のあります。チンゲン菜はカルシウムが豊富な緑黄色野菜であり、歯や骨を強くし、ストレスを和らげる効果があります。今日は宮崎県産のチンゲン菜を使っています。
・麦ご飯
・中華豆腐
・春雨サラダ
・牛乳

1月11日 金曜日

今日のクッパは、韓国料理で、お肉や、野菜、などを煮込んだスープを、ご飯にかけて食べます。「クッ」は「汁もの」を意味し、「パ」は「ご飯」の意味です。今日のクッパには、鶏肉、ほうれん草、にんじん、もやし、しいたけ、にら、たまごと、たくさんの種類の食材が入っています。栄養たっぷりのスープです。ご飯にかけて、いただきましょう。 
・クッパ
・揚げ魚のネギソース和え
・牛乳

1月10日 木曜日

今日の給食は、山頭火鍋です。これは詩人、「種田山頭火」から取った名前です。種田山頭火は、山口県の川にいた鴨を使って、鍋料理をしたということから、この名前がつきました。山頭火は、五ヶ瀬町にもゆかりがあります。今日の給食のお肉は、鴨ではなくにわとりの肉のつくねですが、たくさん食べて、温まって、午後からも元気に過ごしましょう。
・麦ご飯
・山頭火鍋
・小松菜のアーモンド和え
・牛乳

1月9日 水曜日

今日は、冬野菜のカレーです。カレーの中には、れんこんも入っています。れんこんは、奈良時代に中国から伝わったとされます。れんこんを切ったときに見られる糸状のぬめり成分は、胃腸の粘膜を保護し、糖尿病の予防にも役立ちます。また、ビタミンCがとても豊富に含まれ、小さな節でもレモン1個分ほどのビタミンCがあり、かぜの予防も期待できます。
・冬野菜カレーライス
・千切り大根とひじきのサラダ
・牛乳

1月8日 火曜日

みなさんは、お正月に何を食べましたか?日本では、年の初めに食べる料理には、今年一年健康でよい年になるように願いを込めて、縁起のよいものを入れた、おせち料理を食べる風習があります。今日の給食も正月料理を取り入れました。どんな意味があるのか考えながら食べてみましょう。ぶりのおろし煮の『ぶり』は、成長していくにつれ呼び方が変わっていくので、会社で偉い人に出世していくことにたとえて、とても縁起の良い魚として食べられます。紅白なますは大根の白と、人参の赤を使った白と赤の料理で、お祝いの時によく食べられます。最後に雑煮ですが、雑煮にはもちがつきものですね。もちは、昔から日本人にとって、お祝い事や特別の日に食べる「ハレ」の食べ物でした。そのため新年を迎えるにあたり、もちをついて、他の食べ物とともに神様にお供えをしました。そして元旦にそのお供え物を頂くのがお雑煮です。お雑煮を食べる時は、前の年の収穫や無事に暮らせたことへ感謝し、新年の豊作や家内安全を祈ります。これからも伝えていきたい大切な伝統料理ですね。
・麦ご飯
・鯖ホイル焼き
・紅白なます
・牛乳

12月20日 木曜日

今日は少し早いですがクリスマスの献立です。今日で2学期の給食も終わりです。2学期を振り返ってみましょう。好き嫌いせず食べることができましたか?感謝して食べることができましたか?マナーを守り楽しく友だちと食べることができましたか?できなかった人は、3学期できるようにしましょう。いよいよ冬休みです。冬休みも『早寝・早起き・朝大豆』を合言葉に、生活リズムを整え元気に過ごしましょう。
・エビピラフ
・クリスマスチキン
・ゆで野菜
・牛乳

12月19日 水曜日

皆さんは『冬至』という言葉を知っていますか?冬至とは、1年で一番昼が短くなる日のことです。この日は、昔からゆず湯に入って、かぼちゃを食べる風習があります。これはかぼちゃを食べるとかぜをひかない、長生きするという言い伝えがあるからです。今年は12月22日が冬至となっています。ちょっと早いですが今日の給食はかぼちゃを使ったパンプキンシチューにしました。皆さん冬至の日にかぼちゃを食べて、病気をしない冬にしましょう。
・米粉パン
・パンプキンシチュー
・きのこソテー
・牛乳

12月18日 火曜日

「冬の鍋物に欠かせない野菜は?」というと白菜ですね。白菜は中国北部が原産で、キャベツのように葉を巻き込む形から「チャイニーズキャベツ」ともいわれます。日本では明治になって各地に広まったまだ歴史の浅い野菜です。秋の終わりから冬にかけて採れる白菜は、霜にあたって甘味が増し、いっそうおいしくなるので、冬の料理にいろいろと使われます。白菜はビタミンCを多く含んでいます。しかし、ビタミンCは水に溶けるため、ゆでると汁の中に溶け出てしまいます。なので白菜を食べる時は汁物や鍋物に入れて汁も飲むのが効果的な食べ方です。また、煮ることによってかさが減り、量もたくさん食べられます。ビタミンCは風邪予防や免疫力アップの効果があります。白菜のお鍋や汁物で寒い冬も元気にのりきりましょう。
・麦ご飯
・寄せ鍋風
・ひじきの洋風白和え
・牛乳

12月17日 月曜日

給食には毎日牛乳がついています。体が大きくなるために必要な「カルシウム」をとるためです。でも、牛乳を飲むだけでは「カルシウム」を十分に体に入れることができません。では何をしたらよいのでしょう?次の中から考えてみましょう。                                           
① 外に出て、太陽の光にあたる  ② 部屋の中にいて、太陽の光にあたらないようにする    さてどちらでしょう?
 答えは、1番の『外に出て、太陽の光にあたる』です。太陽の光にあたると体の中にビタミンDができます。このビタミンDは、体の中にカルシウムが入る手助けをしてくれるのです。牛乳などでカルシウムをとるだけでなく、外で元気よく遊び太陽の光をあびることが大切です。寒くなると、冷たい牛乳を残しがちになったり、外に出なくなったりしますが丈夫な骨を作るために、残さず食べて、外で元気に体を動かしましょう。
・中華おこわ
・かふう和え
・太平燕
・牛乳

12月14日 金曜日

今日は、魚のエスカベーシュです。「エスカベーシュ」とは、フランス料理の一種で、油で揚げた小魚などを酢、油、香辛料などをあわせたつけ汁に漬けるマリナードという調理法で作ります。南蛮漬けのフランス版といったところでしょうか。今日はきびなごという魚を使いました。油で揚げると骨までやわらかくなり、カリカリして丸ごと食べることができます。カルシウムがたっぷりとれて丈夫な体作りに役立ってくれます。魚も野菜も一緒に食べられるのもうれしいですね。
・麦ご飯
・魚のエスカベージュ
・豚汁
・牛乳

12月13日 木曜日

うどんには様々な味や食べ方があります。皆さんはどんなうどんが好きですか?宮崎県の郷土料理のひとつである食べ方を紹介します。『釜あげうどん』と言って、どんぶりの中のお湯にういているうどんをつゆにつける食べ方です。具は、ねぎと揚げ玉だけというシンプルなものです。他にもいろいろなうどんの食べ方がありますが、今日は皆さんが大好きなカレーうどんです。
・減量しそご飯
・カレーうどん
・ビーンズサラダ
・牛乳

12月12日 水曜日

石狩汁とは北海道の郷土料理である『石狩鍋』をイメージした汁物です。石狩鍋は卵を産むために、北海道にある石狩川を上ってきた鮭を使って作ります。白菜、人参、豆腐などのたくさんの具材と鮭を味噌味に仕上げます。さらに北海道特産のじゃがいもと、隠し味にバターや牛乳の乳製品を使います。給食では隠し味に牛乳を使っています。普通のみそ汁と違って具沢山で、コクがありおいしく食べられると思います。北海道の寒い地域に住む方たちはこのように体の温まる料理をたくさん知っていて、寒い冬を過ごしています。いかがですか?食べると体がポカポカしませんか?
・麦ご飯
・千切り大根の炒め煮
・石狩汁
・牛乳

12月11日 火曜日

冬野菜の代表、大根のお話です。今ではお店に行けば大根は一年中ありますが、冬の大根はほかの季節より水分が多く甘みもあっておいしくなります。大根には長い形のものと丸い形のものがあり、根の部分が育ってできた野菜です。長い形の代表「守口大根」は1メートルをこえるものもあるそうです。みなさんがよく見かける大根はそこまで長くはないですね。丸い形の大根の代表は鹿児島県の特産、「桜島大根」です。重さが10キログラムを超えるものもあり、世界一重い大根です。
・麦ご飯
・麻婆豆腐
・五目豆腐スープ
・牛乳

12月10日 月曜日

親子丼に入っている卵についてのお話です。卵はビタミンCと食物せんいを除けば栄養素をバランスよく含んでいる食品です。良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどが豊富です。卵は、目玉焼きや卵焼きなどの食事だけでなく、デザートやマヨネーズなどにも使われています。今日は親子どんぶりにしました。おいしくいただきましょう。
・親子丼
・白菜のおかか和え
・牛乳

12月7日 金曜日

今日は、厚揚げの中華煮の主役「厚揚げ」についてのお話です。厚揚げは、豆腐を揚げて作られます。揚げることによってまわりがかたくなるので、今日のような煮物に入れても崩れにくくなります。ところで、厚揚げの材料である豆腐は何からできているか知っていますか?「畑の肉」と言われるほどの栄養がつまった「大豆」です。大豆は、肉と同じように血液や筋肉、皮膚や髪の毛などみなさんの体をつくるもとになる食べ物です。朝ごはんにもすすんで取り入れたい食品ですね。
・麦ご飯
・厚揚げの中華煮
・ナムル
・牛乳

12月6日 木曜日

今日はみそのお話です。みなさんはみそが何からできているか知っていますか?みそは大豆からできています。昔の人はお肉を食べることができませんでしたが、栄養豊富なみそを1日1回みそ汁にして飲んでいたことやみその材料の大豆を食べていたので大変な農作業をすることができたそうです。また、みそはガンを予防する食べ物としても注目されています。みそにはフラボノイドという成分がり、フラボノイドはガンの細胞を壊す力があります。そして血液の流れもよくしてくれますよ。今日は肉や野菜、厚揚げや里芋などたくさんの具をみそで煮込んだ、体があたたまる献立にしました。
・麦ご飯
・鶏肉と椎茸の南蛮
・小松菜の味噌汁
・牛乳

12月5日 水曜日

みなさん、手はきれいに洗いましたか?「寒いから」と言って指先だけさっと水で流すような手洗いはしていませんか?冬になるとノロウイルスなどが流行します。これは、原因となるウイルスが寒さや乾燥を好むためです。「ノロウイルス」に感染してしまうとおなかが痛くなったり、気分が悪くなります。ノロウイルスは、アルコールで消毒しても効きません。とにかく手洗いをしっかりして洗い流すしかありません。パンは手に持って食べるので、手をしっかり洗ってばい菌やウイルスを落として給食をいただきましょう。
・米粉パン
・クリームスパゲティ
・ほうれん草とポテトのソテー
・牛乳

12月4日 火曜日

今日はキムたくごはんです。なぜ「キムたく」と言うのでしょう。それは「キムチ」と「たくあん」が入っているからです。このキムたくご飯は長野県塩尻市の学校給食で生まれた人気のメニューです。テレビでも紹介されて全国各地で食べられるようになりました。日本の伝統的な保存食の一つである漬けものを食べなくなった子どもたちに、漬けものを食べてもらいたいと思って考えられたメニューです。味わって食べましょう。今日は給食試食会です。お家の方と、たくさんお話をしてください。
・キムタクご飯
・チャプチェ
・ひじきスープ
・牛乳

12月3日 月曜日

12月に入り寒さもいっそうましてきました。給食室でも水が冷たくなり、野菜を洗う手はとても冷たくなります。調理員の先生は、野菜についた汚れやばい菌をとるために、たっぷりの水が入った水そうで、水を流しながら、3回水を変えてよく洗います。なぜこんなに頑張れるのかわかりますか?それは、給食を楽しみにしてよろこんでくれる皆さんがいるからです。作った人にとって、空っぽになった食缶が返ってくると何よりうれしいものです。また、明日も頑張るぞと思います。「いただきます」や「ごちそうさま」のあいさつを忘れず、残さず食べて、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてください。
・麦ご飯
・味噌煮
・千草和え
・牛乳

11月30日 金曜日

今日は、さばのしょうがみそ煮に使ってあるみそのお話です。みそは、大豆を材料にした発酵食品です。「みそは医者いらず」という言い伝えがあるように、昔からみそと健康を結びつけたことわざがたくさんあります。昔の人は、経験的にみその高い栄養価を知っていたようです。味噌はがんや食中毒の予防、若返り効果などもあると言われています。美容や健康によい身近なスーパーフードですね。日本にはみそ汁や味噌煮などみそを調味料として使った料理がたくさんあります。おおいに利用したいですね。
・麦ご飯
・鯖しょうが味噌煮
・ほうれん草のおひたし
・もずくスープ
・牛乳

11月29日 木曜日

小松菜は、今では一年中お店に出回っていますが、冬が旬の野菜です。昔は、冬にとれるため、冬菜、雪菜などと呼ばれていましたが、東京都江戸川区の小松川が原産地であるため、小松菜の名前がつきました。うぐいす菜といわれることもあります。栄養成分は、ほうれん草ににていますが、カルシウムが多いのが特徴です。
・麦ご飯
・鶏肉とさつまいもの揚げ煮
・豆腐と小松菜のスープ
・牛乳

11月28日 水曜日

「ほうとう」とは山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理で、小麦粉の麺と野菜を味噌仕立ての汁で煮込んだ料理です。山梨県で食べられる甲州味噌の塩気と、かぼちゃの甘味とが一体となった奥深い風味こそがほうとうの美味しさの最大の特徴ともいわれています。かぼちゃを溶かすまで煮るかどうかは地域によるそうです。体の底から温まる料理ですね。
・麦ご飯
・きのこハンバーグ
・ほうとう
・牛乳

11月27日 火曜日

大根は、大昔から日本中で作られてきました。各地にいろいろな色、形、大きさの大根があります。最も小さいものは直径2センチくらいのラディッシュ、世界一大きいものは、桜島大根で、なんと、30kgにもなるそうです。今日は、おでんに大根がはいっています。あつあつで体が温まりますね。大根は、これからの季節に欠かせない食材です。
・麦ご飯
・一口おでん
・茎わかめの酢の物
・牛乳

11月24日 土曜日

柿は、秋の代表的な果物ですね。柿の歴史は古く、縄文時代の遺跡から見つかっています。しかし、今のように大きな柿は、奈良時代に中国から入ってきたといわれています。種類が多く、1000種類くらいあるそうです。家などでも、秋をおいしく味わってください。
・麦ご飯
・すき焼き煮
・なます
・牛乳

11月22日 木曜日

明日は勤労感謝の日です。給食ができるまでにもたくさんの方々が関わっています。給食を作る人、献立を考える人、お店の人や材料を運ぶ人、野菜やお米をつくる人、魚をとる人、牛や豚、鶏などを養っている人等本当に多くの人のおかげでできています。そして、皆さんのおうちの方がお仕事をして給食費を払ってくださっています。たくさんの方に感謝して、今日も給食をいただきたいですね。
・麦ご飯
・コロッケ
・スタミナ汁
・牛乳

11月21日 水曜日

今日のスープは、ポトフといいます。フランスの家庭料理の一つで、potは鍋や壺、feuは火を示すため、「火にかけた鍋」といった意味になります。牛肉やソーセージなどの肉と、大きく荒く切ったニンジン、タマネギ、セロリなどの野菜類を、じっくり煮込んだ料理です。材料の味をゆっくり味わって食べてみてください。
・コッペパン
・ポトフ
・スパゲティサラダ
・牛乳

11月20日 火曜日

今日は秋の味覚きのこのスープです。きのこにはグアニル酸という旨味成分が入っていますが、昆布やかつおぶしなどに並ぶ日本の3大うま味成分のひとつです。今日はしいたけ、えのき、しめじが入っています。きのこにはほかにも、まつたけ、エリンギ、マッシュルーム、まいたけ、なめこなどがあります。食物繊維がたっぷりでお腹の調子を整えてくれますので積極的に食べましょう。
・高菜チャーハン
・きのこスープ
・フルーツ白玉
・牛乳

11月16日 金曜日

今日のカレーは、秋らしくきのこたっぷりにしました。秋の味覚のきのこのうま味が詰まったカレーです。いろんなアレンジのできるカレーですが、みなさん大好きですよね!するすると食べやすいですが、よくかんで食べてくださいね。
・きのこカレー
・千切り大根のピーナッツ和え
・牛乳

11月15日 木曜日

今日は「さつま汁」です。さつま汁は、鹿児島県を代表する郷土料理です。鹿児島県のさつま鶏を使うのでその名前が伝えられました。さつま汁が生まれたのは、江戸時代に薩摩藩で、武士の闘う気持ちを高めるために、鶏を闘わせて勝負をした後、負けた鶏を野菜と一緒に煮込んで食べたのが始まりだと言われています。みそ味の濃厚な汁で、本来はとりの骨付きぶつ切り肉を使うのが特徴です。体が温まり、ついつい箸が進んでしまう郷土料理です。
・麦ご飯
・フカの野菜あんかけ
・薩摩汁
・牛乳