新着情報

日々の島野浦学園の様子やお知らせ

勉学に励む秋

 何かと行事やイベントが多い季節ですが、今回は、後期課程の授業の様子を紹介します。

  まず7年生は、ALTと英語の授業をしていました。ネイティブの発音を聞きながら、たくさんの英単語を覚えようとがんばっていました。8年生は、延岡市の取組「論理コミュニケーション」の授業です。大学の先生とオンラインで繋がり、論理的思考を高めるための学習に励んでいました。9年生は理科室で実験の授業。物が落下するときにはたらく力(重力)について、専用の器具を使い、協力しながら実験に取り組んでいました。

 月末には秋季大祭、12月には持久走大会と行事が続きますが、それぞれの学年で、学習にも力を入れているところです。

 

島浦クッキング あげみ作り

 今日は、前期課程の3・4年生6名が、島野浦特産のあげみ作りにチャレンジしました。

 まずは魚をさばきます。次に機械を使ってミンチにし、調味料や卵を混ぜ合わせ、形を整えます。普通の丸い形のほか、ハート型や星型など、おもしろい形ができあがり、中には器用にゆで卵を包む子もいました。最後に油で揚げます。調理場に揚げたてのあげみのいい香りが広がりました。自分で揚げたあげみは、パック詰めして、お土産として持ち帰ります。今日の晩ご飯が、楽しみです。

 楽しく調理をしながら、島の特産品とそれを作っている方々の思いを学ぶよい機会となりました。

 

 

    

味について考えてみました

 今日、宮崎市からパティシエの方が来られ、3・4・5年生を対象に「味覚の授業」が行われました。

 紙製のコックさんの帽子をかぶり、授業スタート。目の前には見慣れない液体や粉が置いてあります。それらを1つずつ味見して、どんな味か確認していきました。甘い、しょっぱい、苦い、酸っぱいなど、子ども達はリアクションたっぷりに味わっていました。また、鼻をつまんで食べると味がしないのに、手を離したとたん味がして、味覚の他に嗅覚や触覚、視覚など、あらゆる感覚を使って食べていることに気づくことができました。

 人間が感じることができる味は「甘み」「塩味(えんみ)」「苦味(くみ)」「酸味」「旨味」だそうです。これらを、舌にある「味蕾(みらい)」で感じるわけですが、この味蕾は歳とともに減っていくとのことです。

 小さいときから、味覚を鍛えておくことが大事なんですね。

 

地震・津波に備えた避難訓練

 今日は島をあげて、地震・津波の避難訓練がありました。

 学園の子ども達はまず教室で、地震が起きたときの動きについて確認をしました。そして、島内放送で地震がきたことが知らされると一斉に机の下へ。その後、津波を想定して、頭を守りながら3階の美術室に全員が避難しました。

 地震はいつ起こるか分かりません。普段の備えが大切ですね。

 

元気と感動を ありがとう

 本日、島野浦学園第2回スポーツデイが盛大に開催されました。大きな怪我もアクシデントもなく、19人全員が笑顔でやりきれたことが何よりでした。

 開会式前には、それぞれの団で勝利に向けて気合いを入れ、開会式では団長の2人が力強い選手宣誓。子ども達の闘志がみなぎっていました。

 

 徒走で全員が全力を尽くした後、前期課程のダンスです。たくさんのお客さんの前で、楽しく、気持ちよさそうに踊っていました。決めのポーズもばっちりです。

 全校団技のあとは、数年ぶりに復活した地域競技のつなひき。女性同士の戦いのあと、総勢10チームが意地とプライドをかけて綱を引き合いました。笑いあり、大歓声ありで大変盛り上がりました。

 後期課程のダンスは、相変わらずかっこよくて、遠くから観覧されていた地元の方が「あれは先生たちね?」と見間違えるほどでした。

 赤白の応援合戦では、これまで昼休みなどを使っていっぱい練習してきた成果を十分発揮することができ、大会に花を添えました。

 

 ここで、島野浦保育所の子ども達の登場です。かわいらしいダンスとかけっこに、会場全体がほっこりとした雰囲気となりました。

 親子団技では借り物競走に挑戦。地域の方も巻き込み、笑いあふれる競技でした。全校団技の玉入れの後は、来賓のみなさんやおじいちゃん、おばあちゃんといっしょに玉入れを楽しみました。

 いよいよクライマックス。後期課程の島っ子ソーランです。大漁旗で作られたはっぴに身を包み、力強い踊りを披露。後半は前期課程もミニ大漁旗で参加。最後は19人が1つにまとまることができました。

 

 地元の方のご協力を得て、伝統のうちわ踊りを踊った後は全員で記念写真撮影。みんないい顔をしています。

 最後の力をふりしぼって団対抗の全員リレーを走りきり、閉会式。競技の部の優勝は赤団。応援賞は、なんと赤白ダブル受賞となりました。

 たくさんの保護者の方々、地域のみなさんに見守られ大成功を収めたスポーツデイ。また1つ、大切な思い出が増えたようです。ご観覧、ご協力いただいたみなさん、遠くから応援してくださった方々に、心から感謝いたします。