日々の島野浦学園の様子やお知らせ
新入生との交流についての話合い活動
来年度、3年ぶりに新1年生が入学してくる予定です。そこで、12月に学園での体験入学を計画しています。おもに前期課程の子ども達と一緒に遊んだり、学校生活についての話を聞いたりします。
さて、今日は3・4年生が、体験入学時に何をして過ごすかの計画を立てていました。お互いに仲良くなるためのアイスブレーキングや、絵本の読み聞かせ、頭を使うゲームなど、保育所の年長さんに楽しんでもらうため真剣に話し合っていました。また、5・6年生は当日の昼休み、全校児童生徒と年長さんで何をして遊ぶかの話合いをしていました。2年生は一緒に遊ぶおもちゃの制作に取り組んでいます。本番はまだ先ですが、着々と準備が進んでいるところです。
4日間の交流 ラーケーション
今日から4日間、茨城県から2名の友達が本校で一緒に学校生活を送ることになりました。これは、茨城県教育委員会の「ラーケーション」という取組の一環です。お父さんが島野浦出身ということで実現しました。初日の今日は、朝の時間に全校集会を設定し、歓迎セレモニーを行いました。
まずは拍手で二人を迎えたあと、自己紹介。校長先生のお話、校歌斉唱と続き、最後にじゃんけん列車をしました。ピアノの伴奏に合わせて歌いながら体育館内を歩き回り、歌が終わったら近くの人とじゃんけんをして列車がつながっていきます。全校児童生徒と職員が1本の列車になり、大変盛り上がりました。
4日間という短い間ですが、2人には島浦の、そして島野浦学園のいいところをたくさん感じてほしいと思います。
バスケットボールにチャレンジ
前期課程の子ども達は、体育の授業でバスケットボール・ポートボールにチャレンジ中です。
まずはパスの練習。いかに相手がとりやすいパスを出すか、みんな工夫しながら取り組んでいました。次にシュート練習です。3・4年生は一人がポートボール台の上に立ち、一人がディフェンスで、残りがシュートをうちます。うまくタイミングを外し、ふわっと浮かせるのがポイントです。一方5・6年生は、バスケットリングに向かってのシュート。高さが中学生仕様になっていますので、なかなか難しいですが、段々と入るようになってきました。最後にミニゲーム。息を弾ませながら、コート内を元気に駆け回っていました。
神社大祭に備えて
島の一大イベント、島野浦神社秋季大祭を10日後に控えた今日、島内一斉清掃が行われ、学園からは前期課程の子ども達が参加しました。
いったん下校した後、3つの地区に集合した子ども達。3つのグループに分かれ、側溝や海、道路の端っこなど、いろんなところに落ちているゴミを一生懸命拾っていました。神社大祭には島民のみなさんはもちろん、島外からもたくさんのお客さんが来られます。島がきれいになったので、気持ちよく、よどん晩(前夜祭)そして本番の大祭を迎えることができそうです。
あっという間の4日間でした
火曜日から今日までの4日間、茨城県から2人の友達が学園にやってきて、一緒に学校生活を送りました。初日こそお互い緊張感がありましたが、2人ともすぐに溶けこみ、楽しそうに過ごしていました。そして今日が最終日。給食の後に2人から感想を述べてもらい、生徒会長が代表であいさつをしました。最後に20人全員で記念写真。みんないい笑顔をしています。今回の取組は終わりますが、2人とも島にゆかりがあるので、また遊びにきてほしいと思います。
芸術の秋 力作が出そろいました
気がつけば11月も中旬に入り、朝晩はめっきりと冷えてきました。今週末はいよいよ、島野浦神社の秋季大祭です。
さあ、そんな秋まっただ中、子ども達が図工・美術の時間に制作した作品が、いたるところに展示されています。まさに学園全体が芸術の秋、といった感じです(2年生の「つないでつるして」は、残念ながら撤去されてしまいましたが・・・)。学園にお越しの際はぜひ、ご鑑賞ください。
音楽の研究授業 フーガとは
今日は、8年生で音楽科の研究授業が行われました。バッハ作曲の「小フーガト短調」を聴き、フーガ形式について学ぶのがねらいです。
まずはバッハが作った曲を3曲ほど聴きました。曲名は分からないけど、どれもどこかで聴いたことがある曲ばかりです。そしていよいよ「小フーガト短調」の鑑賞です。感じたことや気づいたことをメモしながら、熱心に聴き入っていました。大体のイメージをつかんだ後は、冒頭部分を繰り返し聴きながらフーガの特徴に気づくことができました。主題が繰り返される、でも高さや旋律が微妙に変わる、といったところです。音楽の奥の深さを改めて感じた子ども達でした。
神社下にて獅子駒の練習
秋季大祭のメインイベントの1つ、学園の子ども達による獅子駒。地域の方にご指導いただき、今年は6年生から9年生が披露します。金曜日に実際の会場である神社下で最終の練習をする予定でしたが、天気がよくないことが予想されたため、本日、現地で練習を行いました。
階段から勇壮に降りてきて、広場を豪快に駆け回り、2頭が息を合わせてダイナミックに踊る姿を見ると、いよいよ本番が近づいてきたなあという気持ちになります。今日は9年生がつきっきりで下の学年に手ほどきをしていました。島の伝統を、しっかりと引き継いでいってほしいものです。
流れる水のはたらき 実験
5年生の理科は、「流れる水のはたらき」について学習しています。前回は運動広場の砂場にて、カーブの内側と外側でどのような違いがあるのかを調べました。今日はその発展で、水の量が増えるとどのように変化するのかを調べました。
最近昼休みに前期児童がせっせと作っていた大きな山を実験の場としてお借りしました。まずはみんなで協力して、2本の川を作ります。カーブの内側と外側に旗を立て、いよいよ実験スタート。1本目は少量の水を流しました。流れが緩やかで、外側も少ししか削られません。2本目は、勢いよくじょうろから流し、最後はバケツの水を直接流しました。外側が大きく削られ、下流にはたくさんの砂が積もり、子ども達も思わず「お~っ」と歓声を上げていました。
結果を確認した後は、もとの山に戻します。貸してもらったお礼に、少しだけ大きく(高く)しました。水の量が増えると削ったり運んだりするはたらきが大きくなることを、身をもって学んだ子ども達でした。
秋季大祭 太鼓台が復活
いよいよ明日が「よどん晩」、あさってが秋季大祭本番です。今年は、5年ぶりに太鼓台が復活します。本校の4・5年生児童4人が太鼓台の上に乗り、力一杯太鼓をたたきます。
4人は約1ヶ月、放課後の時間に消防小屋に集まり、地元の方の指導を受けながら練習を重ねてきました。そしてあさって、その練習の成果を披露します。久しぶりの太鼓台ということで、島民の方々の期待も大きいと思います。ぜひとも、がんばってほしいものです。
前日準備のお手伝い&リハーサル
明日の神社大祭に備え、今日は朝から準備のお手伝いをしました。離島センターの3階から長机、椅子、テントを降ろし、前の広場に並べたり水揚げ場まで運んだりしました。島の一大イベントの運営に、少しでも協力することができたと思います。
次に神社下に移動して、本番のリハーサルです。前期児童は子ども神輿の練習、後期生徒は獅子駒の最終仕上げ。その後、スポーツデイで踊ったダンスを確認しました。最後に水揚げ場に戻り、ステージ発表のリハーサル。海をバックに踊るのは、島ならではです。
道路沿いには提灯と大漁旗が飾られ、一気に祭りの雰囲気になってきました。子ども達も、明日の大祭を心待ちにしているようです。
秋季大祭 大活躍の子ども達
今日は子ども達が待ちに待った島野浦神社の秋季大祭。しかも5年ぶりに太鼓台が復活し、太鼓を叩く4人は早朝からメイクに着付けをしました。一足先に大人の神輿がスタートし、太鼓台以外の全員がそろったところで、水揚げ場へ移動後、神主さんにお祓いをしていただきました。いよいよ祭りが始まる、という雰囲気になってきました。
漁船に乗り込み海上パレードに参加した後、ようやく子ども達の出番です。まずは水揚げ場から神社下まで、うちわ・子ども神輿・お賽銭箱で練り歩き、祭りを盛り上げました。その後、神社下に太鼓台が到着。写真では分かりづらいですが、太鼓台の真ん中辺りで4人が懸命に太鼓を叩いています。
神社下に大勢のお客さんが集まり、子ども達の出し物が始まりました。獅子駒の勇壮な舞いや、前期課程・後期課程それぞれがスポーツデイで踊ったダンスで、会場を盛り上げていました。
お昼ご飯にカレーライスをいただき、パワーも回復。午後は会場を水揚げ場に移し、後期課程・前期課程の順にもう一度ダンスを踊り、最後に全校児童生徒で、「ダイナミック琉球」を披露しました。ご観覧いただいた島内外の方々から、大きな歓声と拍手がわき起こっていました。
この後、アームレスリング大会やのど自慢大会などのイベントにも積極的に参加した子ども達や職員もいました。今回の祭りを通して、児童生徒並びに職員全員が改めて、島の発展に貢献することの意義を感じたことと思います。すべての出番が終わった後の清々しい子ども達の顔が、すべてを物語っていました。やはり、島浦の子ども達は文字通り、「しまんだの宝」です。
全校児童生徒で鬼ごっこ
神社大祭も終わり、今日からまた通常の学校生活に戻った子ども達。が、昼休みになると全校児童生徒が運動広場へ集合。保体給食委員会の呼びかけにより、全校児童生徒で鬼ごっこをすることになったそうです。委員長さんに理由を尋ねると、12月に行われる持久走大会に向けた体力作りとのこと。2年生から9年生までが一緒になって、運動広場を所狭しと走り回る姿はまさに、義務教育学校ならではの光景でした。
2年生 加工場で体験活動
今日は2年生が地元の水産加工業者さんのところに体験活動に行きました。
工場の中は見たことのないような機械が並んでおり、今回は、できあがった商品の表に手作業でシールを貼ったり、機械で貼ったシールの確認をしたりする作業を体験させていただきました。機械の仕組みや作業のコツを丁寧に教えてくださり、児童は、少し緊張気味でしたが一生懸命作業に取り組んでいました。
情報モラルについて学びました
今日は延岡警察署から3人の講師の方が来られ、ファースト、ミドル、トップステージに別れて情報モラル教室が行われました。
オンラインゲームやSNS、インターネットといったものが世の中にあふれている情報化社会において、それらをいかに上手に活用するか。今の子ども達には、そのような力が求められています。今日は、ネットによるいじめ、オンラインゲームのトラブル、そしてSNSによる個人情報の流出の危険性など、たくさんの専門的なことを教えていただきました。今後の生活にぜひ、役立てていってほしいものです。
掃除も一生懸命です
早いもので2学期も残り1ヶ月。神社大祭も終わり、落ち着いた雰囲気で学校生活を送っている子ども達です。
今日は、掃除の様子を紹介します。人数が少ないため、どうしても一人一人の範囲が広くなってしまいますが、協力しながら、または1人で、黙々と取り組んでいました。すばらしいです。
あげみ作りにチャレンジ
今日は3・4年生が、島野浦の特産品の1つである「あげみ」作りをしました。あげみとは、魚を3枚におろしてミキサーにかけ、調味料や野菜を混ぜて形を整え、油で揚げたものです。学校の近くの工房にお邪魔し、地元の方の手ほどきを受けながら体験しました。
写真は、へらと型を使って、形を整えているところです。定番の丸い形のほか、動物の顔にしてみたり、たまごを包んだりと結構難しい作業です。このあと、油で揚げた熱々のあげみをいただきます。自分で揚げたあげみは、格別な味になることでしょう。
地層はどうやってできるの?
6年生は理科の授業で「大地のつくりと変化」という単元を学習しています。これまで、学校周辺の地層を調べたり、火山灰を双眼顕微鏡で観察したりしてきました。そして今日は、地層ができる仕組みについて実験をしました。
まずは粒の大きさの違う3種類のカラーサンドを少量の水で混ぜ合わせます。次にそれを傾いたといに乗せ、上から水を流します。すると、下の水槽にきれいな層ができました。粒の大きさによって、運ばれた土や砂が分かれて積もり、これが長い年月をかけて何度も繰り返され地層ができる、ということが分かりました。
複式の研究授業 5・6年生
今日は5・6年生で国語の研究授業が行われました。今年の5・6年生は複式学級で、教科によって2学年同時に授業をしています。さらに、今年度の島野浦学園の研究テーマが「少人数のよさを生かした授業実践」ということで、この時間が設定されました。
同時に授業始めのあいさつをしたあと、6年生は担任とめあての確認。その間、5年生は自分たちで新出漢字の練習に取り組みます。6年生が個人での作業に入ったところで、学担が5年生とめあての確認。というふうにして、子どもたちは担任の先生と授業をしたり、個人、ペア、グループで学習を進めたりします。4月当初は慣れない面もありましたが、8ヶ月が過ぎようとして、とてもスムーズに授業が流れていっていました。まさしく、「少人数のよさを生かした授業」でした。
宿泊学習へGo!!
今日と明日の2日間、5・6年生はむかばき少年自然の家で宿泊学習を行います。近隣の小規模校が集まり、登山や追跡ハイキングなどの野外活動、そして寝食を共にします。この日に向けて、いろいろ準備をしてきた子ども達。今朝は中央港で出発式をした後、海上タクシーに乗り込み、家族のみなさん、そして先生達に見送られ元気に出発しました。
無事に自然の家に到着し、はじめのつどいの後は、今日のメインの活動の1つ、むかばき山登山です。出発前の、やる気に満ちた写真が送られてきました。いい思い出をたくさん作ってきてほしいものです。
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平成5年4月から平成8年3月まで本校に在籍された渡部誠一郎先生(平成28年4月から北川中学校校長)が書編著された「郷土 島野浦=語りつぐふるさと=」と平成24年4月から平成26年3月まで本校に在籍された崎田浩二先生(平成29年4月から久峰中学校教頭)が編著された「しまんだ~語り継がれる島野浦~」、平成29年に塩谷様よりいただいた、島浦空襲の様子を描いた「島物語」の紙芝居を掲載しています。下の「島野浦歴史読本」よりご覧ください。
島野浦歴史読本
名前 | 更新日 | |
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00 島浦空襲(紙芝居).pdf
862
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2022/04/07 |
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1.郷土 島野浦 渡部誠一郎先生 編著.pdf
1345
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2022/04/07 |
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2.島野浦の古地名図 渡部誠一郎先生制作.pdf
785
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2022/04/07 |
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3.しまんだ 﨑田浩二先生 編著.pdf
1237
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2022/04/07 |
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