就学時健康診断

 本日、次年度入学する子どもたちを対象とした就学時健康診断が行われました。受付が終わった子どもたちは、交流ホールに集まりました。集まった子どもたちは、目をキラキラ輝かせながら、列に並んでいます。おそらく、ドキドキしていたのでしょうが、やる気いっぱいの子どもたちでした。

 保護者の方々は、大会議室に集まりました。宮崎県から派遣された「家庭教育サポートプログラムトレーナー」による「家庭教育サポートプログラム」を行いました。家庭教育サポートプログラムとは、保護者の方々向けの研修プログラムです。トレーナーは、宮崎県から認定された黒木さんがいらっしゃいました。黒木さんは十数年トレーナーをしているベテランです。

 まず、誕生日リングを行いました。4月生まれから3月生まれまで、声を出さずにジェスチャーのみで1列に並ぶゲームです。ジェスチャーのみなので、指で数字を作ったり、体全体で表現したりしながら、無事に列を作りました。

 次に、1枚ずつカードをもらいました。そのカードには、接続語が記載されていました。そのカードの言葉を使いながら、先程の誕生日リングの順番で、桃太郎の話を創っていきました。ちなみに私は、「いつのまにか」という言葉でした。様々な接続語があり、おもしろい内容になりました。

 最後に、ロールプレイングを行いました。2人ペアになり、1人が親役、もう1人が子ども役になりました。お題は「YouTube等を見ていてなかなか寝ない子どもにどのように声かけを行うか」でした。子ども役はできるだけ反抗するようにというリクエストも入りました。お互いの対応の仕方を見ることで、保護者も学びが多かったのではないでしょうか。

 印象的だったのは、健康診断が終わった子どもたちが、「お母さん、終わったよ!」と走ってきて保護者に抱きついた姿でした。やはり、親の力ってすごいな!と改めて感じたところでした。