校長トーク

校長トーク40回

 梅雨に入り、紫陽花(アジサイ)が一斉に花盛りです。紫陽花を観光地にされている名所は、さぞ綺麗なことでしょうね。先日テレビでも取り上げられていましたが、種類もたくさんあって、色とりどりで、丈夫で大きくなるし、無臭なのでどんな場所でもなじめるし、虫もつかないそうです。実は、私が2番目に好きな花です。(1番めは「コスモス」) 雨で外に出れない時など庭の紫陽花があたりを明るくしてくれます。色とりどりあるので何故か気分も明るくなります。紫陽花の葉っぱの上には必ずカタツムリがいると今まで思っていたのに・・・実際が違うそうです。6月は辺り一面田んぼに水が張られる季節です。まさにその光景にマッチする花。日本の四季ってなんて素敵なんでしょう!
 熊野神社前の校舎周りの土手が長年の水で崩れ始めており、先日、水をせき止めるために紫陽花を植えてみました。うまく育つと嬉しいです。きっと大きくなって、いつまでも綺麗な花を咲かせてくれるといいな!

校長トーク39回

 昨日は、他の学校がやっていない「3年生の高校訪問」がありました。この取組は、大変珍しい進路学習の一環です。行きたい高校を訪問するのではなく、西諸県地区にある「県立小林高校」、「県立小林秀峯高校」、「小林西高校」、「県立飯野高校」の4校に分かれて半日学校を訪問し、お話を伺ったり、体験をさせてもらったりして勉強します。その内容をクラスメイトや後輩のためにわかりやすくまとめ、発表するといった体験です。
 高校側もこの取組に賛同してくださり、毎年気持ちよく受け入れてくださっています。行きたい高校は、これから各学校単位でオープンスクールという形で実施されるので、その前の調べ学習といったところです。ネット等で調べてまとめることはよくありますが、実際に高校に出向いていって現場を体験できるということは大変意味深いことです。
 これから3年生にとっては、進路決定の大切な時期とあって、みんな真剣な態度で臨んでくれました。頑張れ、3年生!

校長トーク38回

 部活動に入っている子どもたちにとって一大イベントである、「西諸地区中学校総合体育大会」が8日、9日に集中して行われました。すでに水泳競技は2日に終わっており、1名県大会出場が決まっています。今年度は、剣道競技、バレーボール競技、バドミントン競技に出場しました。結果は、剣道女子団体2位、バドミントン女子個人シングル2位、ダブルス3位と4位で、7月に行われる県大会出場となります。悔し涙、うれし涙など、勝敗によって感情が明確にわかれます。実は、この感情こそが、将来大人になる過程の中でとても重要な意味を持ちます。勝者は、モチベーションが上がり伸びるか、有頂天になるか。敗者は、モチベーションが下がりやる気を無くすか、悔しさをバネとするか。つまり、勝っても負けても本人の気持ちの持ちようです。この機会を前向きに捉え、どんな状況においても「立ち上がる力」、「前に進む力」を身に付けてほしいと願っています。
 13日には、陸上競技があります。本校からは、希望をとって10名主体的に参加します。県大会に行くのは容易ではありませんが、自己ベストを目指して頑張ってくださいね。

校長トーク37回

 前回から、気づかぬうちに15日ほどが過ぎていました。学校現場では、毎日いろんな出来事があります。幸い、大きな事件や事故がないのが何よりですが、県外では予想もできないことが起こることもしばしば・・・。人ごとだと思わず、気を抜かず、安心安全な学校を目指します!と言いながら、先日朝目覚めると、いきなりの「のどの痛み!」まるで、魚の骨が引っかかったみたいな痛み・・・。昨日までどうもなかったのになぜ?空気中に浮遊している何らかの菌を体に取り込んでしまったのでしょうね・・・。何に原因があったのか考えても思いつかず・・・もしかして、抵抗力の低下?現在も、なかなか止まらぬ咳と戦っております。今年は例年になく、寒暖の差が激しいようです。寝ている間に布団を脱いだり、掛けたりしなくちゃいけないことはわかっているものの、そう言われても寝ている間は無意識なので、自分では気づくはずもなく・・・これは困った問題です。 将来、室内温度に合わせて布団を掛けたりはいだりしてくれるロボットができれば解決しますかね・・・。皆様もどうかお体には十分ご自愛ください。

校長トーク36回

 土日の大雨、幸い小林では大きな災害はありませんでしたが、皆様のお宅は大丈夫で したか?さて、大型連休も過ぎ、少しずつですが中学校慣れてきた1年生!先輩っぽく なってきた2年生!最高学年&受験生としてやるべき事が多い3年生!それぞれの年齢 の段階で、乗り越えなければならない「役目」があります。
    6月に入ると、中体連もあり、勉強と両立しながらの技術力向上!目指すは「県大会 出場」とか「優勝旗を持って帰ろう」などなど、どの学校でも熱気が高まってくる時期 です。子どもたちにとってのこの時期は、心身共に成長期!笑ったり、泣いたり、怒っ たり、悔しんだり・・・様々な感情が生まれます。その感情を表現するという行為は、 実は人の痛みを理解できることに繋がります。感情をうまくコントロールして、相手の 痛みを共感しながら、自分を見つめ直し、目標に向かって進むことのできる大人になっ て欲しいと感じる今日この頃です。