校長トーク

校長トーク80回

 まもなく、私の38年間の教職人生がゴールを迎えます。決して平坦な道ではありませんでしたが、この仕事ができて私が選んだ道は間違っていなかったと改めて確信しました。
 これからの教育界は、様々な局面を迎えることと思います。しかし、みんなで乗り越えれば、未来は変えられると信じています。
 今後とも東方中学校に、心温かい御理解と御支援をいただけると幸いです。
皆様のこれからの前途に祝福あれ! ありがとうございました。 
 「出逢いに感謝を!」            小林市立東方中学校 小園裕美子

校長トーク第79回

 3月30日は、離任式が行われました。今回の異動で本校では3分の2の職員が異動となりました。通常なら体育館でお別れを行うのですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため放送にて行いました。離任する職員に生徒会長から一人一人に充てたメッセージをいただきました。これでさらに涙が溢れました。こんな感動をいただける職業ってどこにもありません。保護者・地域の皆様に感謝でいっぱいです。
 さあ、残り数時間!最後まで東方中に温かい御支援をよろしくお願いいたします。

校長トーク78回

 今年の桜は、卒業式には間に合わず、この気温では入学式には散ってしまうのではと予想しています。でも、先日の修了式に咲いていたので嬉しかったですね!
 今朝のラジオでは、「なぜ、川沿いに桜の木を植えるのか?」との話でした。確かに滝廉太郎作曲で有名な「花」の歌詞にも隅田川の風景が出てきます。やっぱり川面に映った桜が綺麗だからだろうと思いきや、その答えは「桜の花を見に来た人が、地面を踏み固めてくれる」からだそうです。なんとも現実的な答えに思わず笑ってしましました。
 まさに「先人の知恵!」ピンチをチャンスにです。「一挙両得」とか「一石二鳥」
よく考えてられています。
 見る側も植えた側も良い思いをするのなら、ありがたいなと感じた次第です。

校長トーク77回

 今日は、修了式でした。本校では、感染防止のため、午前中に1年生、午後に2年生と2回に分けて行いました。久しぶりに会った子どもたちは、とても成長して見えました。  修了証を受け取り、それぞれ進級となりました。久しぶりに友だちと話したり、笑ったりと短い時間でしたがとても楽しそうでした。4月からは予定通りに新学期がスタートします。部活動も4月1日から開始できるとのこと!
 家の中に閉じこもっていただけに、楽しみにしている子どもたちも多いことでしょう。あと少しです!みんなで乗り越えましょう。

校長トーク76回

  庭では、うぐいすが声高らかに発生練習をしています。桜のつぼみも日に日に膨らんできていよいよ、春が近づいた感じです。例年ならば、心がウキウキしそうなこの時期ですが、残念ながら新型コロナウイルスの関係で気持ちが晴れませんね~。
 報道では、今のところ4月から例年通りのスタートができそうな感じがします。
4月8日には、新しい制服を着た新入生がやって来ます。子どもたちのパワーでウイルスを吹き飛ばして欲しいです!季節の変わりめは体調が崩れやすいです。皆様、お体をご自愛くださいね!

校長トーク75回

 3月16日の第73回卒業式は、感動の中滞りなく行うことができました。例年であれば、何回も何回も練習して、完璧な状態で当日を迎えます。しかし、今回はぶっつけ本番だったので、ハプニングあり、笑いあり、涙ありの忘れられない思い出に残る卒業式となりました。
 それでも、子どもたちが感動してくれたのなら嬉しいなと心から思っています。世界中の人がウイルスと戦っています。私の知る限りでは、初めての体験です。アンテナを高くして、危機意識をもって過ごすことが大切なのでしょう。
  17日の登校日は、久しぶりに子どもたちに会えて最高でした。やっぱり、学校には子どもがいなくては!もう少しです。「ピンチをチャンスに!」この危機を乗り越えていきましょう。

校長トーク74回

 3日間かけて卒業式の準備が終わりました。やっぱり、子どもたちがいるのといないのでは大違いですね~。後は、当日卒業生のみんなを受け入れるだけとなりました。
「感動してくれるかなぁ~」今から職員一同ドキドキしています。
 このような状況下で、卒業式ができるだけでもありがたいと感じる今日この頃です。
用務員の方が種から育てた花が満開の中、素敵な卒業式となりますように!

校長トーク73回

 今日は、東日本大震災が起こった日です。9年前の14時46分でした。当時私は都城の学校に勤めており、その日はお別れ遠足で近くの公園に全校生徒で外出していました。15時頃帰ってきたら大変な事になったとの情報が入り、テレビをつけて驚きました。
まるで映画の1シーンのように多くの車や建物が津波に巻き込まれている!こんな映像を見たのは生まれて初めてでした。当時、関東に子どもが済んでいたので急いで電話をするのですが、全く繋がらず・・・。あれから9年。自然の脅威は、多くの方の命を奪いました。残されたご家族がどれほど辛い日々を送っておられるか、その心中は、想像を遙かに超えるものであろうと思います。残された私たちにできることは、少しでも被害を少なくし、大切な命を守ること!人間だけでなく、自然や生き物すべて大切な命です。
 新型コロナウイルスもなかなか終息してくれません。いつになったら学校が再開できるのか・・・。子どもたちに逢いたいですね・・・。

校長トーク72回

 県立高校一般入試が終わりました。新型コロナウイルスの関係で、実施できるか危ぶまれましたが、無事に受検することができました。受検者が感染しても、受検校の職員が感染しても対応を余儀なくされていたのでハラハラしていました。後は合格発表を待つのみです。
 さて、とうとう宮崎県で罹患者が出てしましました。罹患された方も大変ですが、まわりも大変!ますます厳戒態勢が強化されそうです。国を挙げての緊急事態です。みんなで協力してこの危機を乗り切っていきましょう。

校長トーク71回

 今日は「雛祭り」。小さい頃からよく歌ってきたので歌詞をよく覚えています。童謡って小さい頃に口ずさんでいると、大人になっても覚えているんですよね。今朝のラジオで菱餅の3色の意味を初めて知りました。一番下の緑は「草や自然」、真ん中の白は「雪」一番上のピンクは「桃の花」を表しているのだそうです。雪がとけて地面から緑の葉が見える頃に、桃の花が咲くという意味があるそうです。物事には深い意味があるのですね!  
子どもたちが登校していない学校は、2日めを迎えました。やっぱり学校現場は、子どもたちの声が聞こえないととても寂しいとつくづく感じました。子どもたちが好きで教員になった私としては、心の中にぽっかり穴が開いたみたいです。やむを得ない事はわかっているのですが、一日も早く通常の生活に戻るといいなと心から願っています。
 いよいよ、明日から県立高校一般入試が始まります。万全の体制で臨んで欲しいです。

校長トーク70回

   新型コロナウイルスの影響が様々なところで出てきました。コンサートが中止になったり、Jリーグの大会が延期になったり・・・。目に見えないウイルスと戦うのは、並大抵ではありません。改めて危機管理の難しさを痛感しております。
 そんな中、県立高校一般入試に向けて頑張っている子どもたちがいます。今、面接の練習をしていますが、回を重ねるごとに自分の意見をはっきりと堂々と伝えられるようになりました。そこで今日は、国連が定めた「17のゴール」について、それぞれのテーマを選んで考えを述べてもらうというむずかしいお題を出しましたが、全員見事に内容のある意見を述べてくれました。

 17のゴールとは、
     目標1【貧困】あらゆる場所のあらゆる携帯の貧困を終わらせる。
  目標2【饑餓】饑餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能 
         な農業を促進する。      
  目標3【保健】あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促
         進する。
  目標4【教育】すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習
         の機会を促進する。
  目標5【ジェンダー】ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強
            化を行う。
     目標6【水・衛生】すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確
           保する。
  目標7【エネルギー】すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エ
            ネルギーへのアクセスを確保する。
  目標8【経済成長と雇用】、目標9【インフラ、産業化、イノベーション】
  目標10【不平等】、目標11【持続可能な都市】
  目標12【持続可能な生産と消費】
  目標13【気候変動】、目標14【海洋資源】、目標15【陸上資源】
  目標16【平和】、目標17【実施手段】

 このように様々な17の課題を地球規模、世界規模で2030年までに解決しようと定めたものです。子どもたちの近い未来は、様々な事が大きく変化するとなると、今から未来について語り合うことが必要とされています。地域の良さであったり、自分の将来の夢であったり、「考える力」が求められているようです。
 それにしても、昔の高校受験には面接はなかったので、今の子どもたちは大変ですね。今はしんどいですが、きっとその時の経験が役立つ時が来ると思います。
 「頑張れ~受験生!」

校長トーク69回

 本日は、今年度最後の参観日でした。多くの保護者の方が来てくださいました。日頃の授業の様子を見ていただける貴重な機会です。学校としてもとても楽しみにしている取組です。気のせいか子どもたちも普段よりテンションが上がっていたような?
 さて、新型コロナウイルス!大変な事態が迫ってきています。一日も早く処方箋等対処方法が見つかると良いのですが・・・。本校でも、本日よりインフルエンザ同様の対応を全校的に始めております。これまでもお茶を入れた水筒持参やマスク着用、手洗い、うがいの徹底、換気や加湿器など、すでに様々な取組を行っておりましたが、マスクも手に入らない状況が続いているようでkoutyouす。引き続き消毒の徹底に加え、グループで食べる給食も前を向いて食べるようにして、様々な対応を考えております。見えないウイルスと戦うためには、できる限りの対応を試みていく所存です。
 コロナウイルスは、熱に弱いとも聞きました。医学界でも新薬の開発に尽力されていることでしょう。今、私たちにできることは、「予防」だと思います。人の多いところはできるだけ避けるとか、消毒を徹底するとか・・・。
 皆様、どうかお体に御留意されてお過ごしください。

校長トーク68回

 今朝は雪景色!今年は暖冬かと思いきや2月に入ってからの寒波でした。「子どもは風の子」と昔の人は例えますが、ほんとにそう思いました。朝、車を運転しているときに小学生の登校の様子を目にします。道路脇に残った雪を一生懸命かき集めて、学校まで持っていこうとする子ども。かき集めた雪を投げて遊びながら歩く子ども。みんなうきうきしていました。
 大人の私は自家発電が衰えてきているもので、一度雪を触ると手が冷たいまま!でも子どもたちは、そんな私にお構いなく手のひらにのせて楽しんでいました。
「子どもってなんて感受性が豊かなんだろう!」そんな様子を目にしていたら、なんか心がぽかぽかしてきました。「♪雪やこんこん、あられやこんこん~」と歌ってくれる子どもたち!きっと音楽の授業で習ったのかな?

校長トーク67回

 今日は、東京よりパナソニック教育財団の方が2名に来られました。1年生の体育の授業を見られて様々な角度からアドバイスをいただきました。本校はタブレットPCを授業で活用しており、その取組が認められて今年度より2年間の研究指定校を受けています。       子どもたちの様子をご覧になり、意欲的に取り組んでいるとお褒めの言葉をいただきました。先日はジェイミー氏から、今日はパナソニックの方から・・!やっぱり喜んでもらえたり、褒めてもらったりって気持ちが良いものですね!
「さすが、うちの子どもたち!」  
 今日は、14日。日頃の感謝を込めて、チョコにこだわらず、チョコっと「ありがとう!」って言ってみませんか?

校長トーク66回

 本日2月13日、10時5分からあるジョイFMラジオのジェイミー氏の番組で、先日の立志式での講演の様子を紹介してくださいました。子どもたちの聞き入る態度や面白いときには笑ってくれるところ、夢をもっていて未来の自分の事を考えていること・・・。
 自分のことを話す機会をいただいて、出逢えてとても良かったと話してくれました。
 こちらこそとても感謝しています。だって、目の前に本人が現れて皆大騒ぎ!ワクワク感いっぱいの子どもたちでした。ラジオでは、学校のことだけではなく、地区のことも絶賛していただきました。この出会いが、みんなにとって「夢の実現の一歩」になってくれると嬉しいですね!ジェイミー氏、本当にありがとうございました❤

校長トーク65回

 2月7日は立志式でした。この立志式は、奈良時代から伝わってきた15歳を節目とした元服(げんぶく、げんぷく)といわれてきた儀式です。ずいぶん前から、中学校では2年生に気持ちを新たに3年生を迎えるためとか、受験に臨んでもらうとか、様々な理由で行われるようになりました。当日は、一人一人が自分の目標とする言葉を発表し、来賓や保護者の前で誓いを立てる場面を設けました。第2部は、テレビやラジオで有名な宮崎に住むオーストラリア出身のジェイミー氏をお招きして「オーストラリアからやってきた宮崎人・ジェイミーから見た日本」と題して講演を行っていただきました。笑いあり、感動ありのお話であっという間に時間がたってしましました。夢の大切さや、やりたいことがあったら行動することなど、お話の内容はどれも自ら実践されてきたことで、だからこそ引き寄せられるように聞き手に入ってくるので、とても楽しい時間となりました。実際にお話しされたジェイミー氏も本校での講演会を喜んでおられました。きっとこの出会いが縁となって、今日聴いた誰かの人生に、大きな影響を与えるのだろうと感じました。

私が2年生に贈った言葉は「江戸幕末期の思想家・教育者の吉田松陰」の言葉です。

       「志定まれば気さかんなり」
  人は目標が決まれば、意気が高まりその実現に向けて全力を尽くすことができます。
     どのような壁にも立ち向かって、志を実現できるでしょう。といった意味です。

  そして、「はじめの一歩」と「あきらめない」を加えました。

 
 日本の良さに触れ、日本に絶対に行きたいと思った15才のジェイミー少年の夢は、自分の行動力で実現しました。何かの縁で宮崎に住み、結婚し、今の生活が充実した人生を築き上げている!最後に、「ここは素晴らしいところです」と言われました。とても嬉しい言葉を子どもたちにいただきました!

校長トーク64回

 寒いから「冬」なのでしょう・・・ここ数日冬らしい日が続いています。
 日本は、四季がはっきりしているので「四季折々の風物」が豊かです。温泉一つとっても春の温泉、夏の温泉、秋の温泉、冬の温泉では全く違う雰囲気になります。一度、雪景色の見える温泉に入ったことがありますが、体は温かいのに空気が冷たくて・・・空から雪が降ってきて、それはそれは素敵な風景に心も体も癒やされました。
 そんな日本に行きたくて計画されていた外国の方も多かったと思います。しかしながら、今は新型肺炎の流行で「非常事態」。こんな事もあるとあきらめざる終えません。
 まずは「命」が優先!オリンピックに向けて準備を進めている日本だけに、一刻も早く終息して欲しいものですね。

校長トーク63回

今日は節分ですね!日本には、「鬼伝説」が数多くあるようです。たとえば「桃太郎」に出てくる鬼ヶ島の鬼。「一寸法師」に出てくる打ち出の小槌を持っていた鬼。「こぶ取りじいさん」のほっぺをとっていった様々な色をした踊り好きの鬼。
 日本では、鬼は妖怪と言われており、日本古来の書物や絵画にもよく登場してきます。「強い」「悪い」「怖い」「ものすごい」「大きな」などのイメージがあるようです。その他にも、「心を鬼にする」とか「鬼の目にも涙」「鬼の居ぬ間に洗濯」など、様々なことわざにも登場しています。神仏によっては、入り口の守り神であったり、観光名所になったり・・・中には優しい鬼も存在するとか?それにしても、とても空想のものとは思えぬほどリアルな生き物です。
 そもそも、節分に豆をまく習慣は、室町時代から厄を払うために始まったとか?わかりやすく言えば、節分は、「季節を分ける日で、みんなが健康で幸せに過ごせるように願って、悪いものを追い出す日」だそうです。それで、外に向かって投げる習慣がついたのかもしれません。日本人って様々なものに例えながら、生活を豊かにしていたのでしょうね!
 そういえば、最近ヒットしているアニメに「鬼滅の刃」があります。人間と鬼の戦いとか?とても感動するアニメと聞きました。まだ、読んでいないので是非、観てみます!
 ちなみに、校長室には、「福は内~幸は家」の暖簾が飾ってあります。鬼は「創造の産物」ならば、心の持ちようで変わるものなのかもしれません。
「福は家~鬼役の人も家」みんなで厄を追い払って、年の数の豆を食べて、元気な心身で過ごしたいものです!

校長トーク62回

 久しぶりに寒い朝でした。全国的には豪雪地域もあれば、夏の陽気の地域もあるほどのかつてないほどの寒暖差です。こんな時は体調を壊しやすいと聞きました。そんなときの対策として、「耳を温める」ととても効果があると通勤時間にラジオで聴かれた方も多いのでは?どうやら、耳には様々なツボであり神経が通っているそうで、耳当てをしたり、ホットドリンクで耳を温めたりすることで体調が回復するとのことでした。早速車の中でやってみましたが、確かに理にかなっている気がしました。是非、皆様もお試しください。
  今日の昼休みは、久しぶりに男子が運動場でキャッチボールをしている光景を目にしました。そういえば、昔、父と一緒にやったなぁって懐かしさが込み上げてきました。
 おやおや、まるで「巨人の星」みたい!そういえば、2月に入るとキャンプシーズン到来ですね!心待ちにしていた方も多いのでは?

校長トーク61回

 私立高校の入試が終わりました。3年生はさすがにホッとした表情でした。初めての経験でとても緊張したことでしょう。大人になると、就職試験だったり、資格試験だったり、自動車免許試験だったりと、気づけば結構いろんな試験や検定をクリアしています。
 経験を通して「こんな時はこうする」とか考えてながら、あらかじめ準備をすることができるようになるのかもしれませんね。
 次は、2年生の立志式を控えています。自分の思いや考えを伝えるってとても難しいですが、何にせよ「はじめの一歩」は必ずあるのですから・・・。
 少しずつ前進して欲しいと願っています。

校長トーク60回

 寒い朝、区長様と見守りをしていたときのことです。小学生が一言「山がきれい!」確かにいつも見慣れている山ですが、とても空気が澄んでいて、さらに山の上に雲が帽子みたいにかかっていて・・・とても素敵な景色に子どもたちは大はしゃぎ!「あれ何の形に見える?」に始まり、「綿菓子!」「綿菓子おいしいよね」「あれってお砂糖でできているよね」「作れるお店あるね」などなど、話は尽きません。子どもたちの想像力ってやっぱりすごいと、改めて感じた朝でした。
 さて、今日から明日にかけて私立高校の受験があります。子どもたちは小学校6年と中学校3年、計9年間の義務教育を経てこの日を迎えます。昨日は、みんなドキドキ!ソワソワ!だって人生初体験ですから当然です。みんなベストコンディションで臨んでくれることを祈っています!「頑張れ~3年生!」

校長トーク59回

 今年は暖冬でなんとか寒さはしのげていますが、まだまだ油断はできません。現在、インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染拡大の恐れがあります。先日、テレビで医者の方が対策について話されていました。通常の風邪はのどなどにくっつくのでうがいの効果が高いそうです。それに比べインフルエンザは吸い込んだらすぐに体内に広がるそうです。特に平らなところが大好きで携帯電話の画面とかくっつきやすく、むしろ凸凹なところでは長く生きられないとか?なので、手洗いやアルコール消毒が必要で、さらに、常にのどを潤す事が大切とのことでした。ということは、やはりマスク着用はとても効果がありますし、お茶など殺菌作用のある飲み物を飲用し、のどが常に乾燥しないようにすると良いですよ。と話されていました。本校でも、お茶を推奨しています。換気、加湿器、手洗い、マスク着用など様々な方法で対応中です。
 目に見えないウイルスなだけに「水際対策」も必要なのかもしれませんね。

校長トーク58回

  先日「阪神・淡路大震災から25年」という記事を読みました。1995年1月17日今から25年前、死者6434人という大惨事が起きました。私は、その2年後1997年7月に神戸に出張する機会がありました。偶然、宿泊先のホテルで「香港返還」のニュースがテレビから流れていたことを覚えています。出張先で見た神戸の風景は、地震の爪痕が残っているところと、復興しているところがあり、ニュースで見た当時の様子とはずいぶん違っていました。きっと、復興整備が急ピッチで進んだのでしょう。建物や道路などは時が立てば修復できる。でも、先日の新聞を見て感じたのは、心の傷は時がたって少しずつ癒えてはきているものの、あのときの事を思い出して過ごしている人はたくさんいるということ。私の教え子や友人の中にも、「あそこに住んでいた」とか、「恋人を亡くしました」など、あの時の心情をいろいろと聞かせてもらいました。
 16日、本校では火災を想定した避難訓練を行いました。2分39秒という速さで「おさない。かけない。しゃべらない。もどらない」を守って真剣に避難してくれました。以前行った地震の避難訓練では、次の日に実際に本当の地震が起き訓練を活かした迅速な避難ができました。
 災害は、いつどこで起きるか全く想定できません。オーストラリアでは山林火災がずっと続いており、多くの動植物が命を落としています。宮崎では乾燥注意報も出ています。お互い気をつけて過ごしたいものです。

校長トーク57回

 明けましておめでとうございます。旧年中はいろいろとお世話になりました。本年も本校の学校経営に対して御協力・御支援のほどよろしくお願いいたします。
 さて、いよいよ本日から2学期後半がスタートしました。1月~3月は、年度のまとめの時期にあたるとともに、次年度への準備期間となります。「一年の計は元旦にあり!」ということわざがあります。物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということだそうです。
 集会の際、未来を生きる子どもたちに多くの情報を吸収して欲しいとお願いしました。勉強もスポーツもボランティアもどれをとっても大人になったときに必ず役に立つと思います。今は辛いときもあるかもしれませんが、今吸収できるときにどんどん蓄えて欲しいと願っています。
 これから、技術の進歩は加速していきます。次から次にテクノロジーは進化し、私たちの生活も様変わりしていくことでしょう。そんな中で、多くの情報から必要な情報を取り出し、どのように自らの生活を設計していくかなど考える力が必要になる新たな時代がやってきます。なので、今から様々な知識や経験を蓄え、その蓄えた知識を有効に使って欲しいと思い、お話をさせていただきました。
  何はともあれ、冬休み中に大きな事故や事件にあわず、元気で登校してくれて嬉しかった次第です。これから寒さも増してきます。お体に気をつけてお過ごしください。
 簡単ですが、お年始の挨拶に代えさせていただきます。本年も職員一同よろしくお願いいたします。

校長トーク56回

 本日で、2学期前半が終了しました。学年代表で3名の子どもたちが今年を振り返ってと来年にやりたいことを発表してくれました。私も「躍動」からの「躍進」と決めた1年ですが、決して平坦な道ではなかったですね。しかしながら、私の一番の楽しみは、子どもたちや保護者の方々とたくさん話せたこと!水道管や枝打ちなど気になる箇所が綺麗になったこと、思い返せばたくさんの「優しさ」をもらいました。そうそう、東方輪太鼓のキャラクターもできましたね!(名前は現在募集中です。)
  明日からの冬休みは、受験を控える3年生にとっては大変ですが、とにかく楽しいひとときが続きます。暴飲暴食で体調を壊さないよう、事故や事件に遭わないこと!
 令和2年1月6日は、元気にお会いしましょう。
 今年元年、本当にありがとうございました。そして令和2年が皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。

校長トーク55回

   先日13日(金)に校内駅伝・ロードレース大会がありました。朝がすごく寒くて、「毎年大会の日は寒いなぁ~」と感じていたのですが、午後から、温かくなり最高のコンディションのもと、実施することができました。コースには、保護者の方や地域の方が誘導してくださったり、応援してくださったりと一緒に大会を盛り上げてくださいました。
 今年度は、全校生徒を3つのチームに分け、お互いに競い合いました。すべての子どもたちが一生懸命走りました。「さすが、我が学校の子どもたち!」心から思いました。保護者、地域の皆様、ご協力ありがとうございました。
 次の14日~15日は、「第21回創造アイデアロボットコンテスト九州地区中学生大会」が佐賀県で行われました。この大会は、全国の技術・家庭科の教育研究会が主催している大会です。全国に通ずる大会とあって参加する方も力が入ります。本校の教頭先生がこの大会に長年にわたり関わってこられており、今年度も主体的に「大会に参加したい!」と名乗りを上げた子どもが3名いました。うち、2名が九州大会に出場しました。結果は、2年の須網昴瑠くんが、快挙の活用部門で全国大会出場者に選ばれました。
 全国大会は、令和2年1月25日~26日に行われます。応援しています!

校長トーク54回

  今日は国語の授業で「プレバト」の夏井いつき先生のワークシートを使って、句会をしました。なかなか素晴らしい作品ができましたのでご紹介します。

     【上位入賞作品】
         焦りから思い出少ないお正月
         受験生鳴ってしまった除夜の鐘
         今回も学診の結果氷点下
         木枯来私の敵はただ1つ

     【その他の作品】
         夏の夜見上げてみれば星の屑
         残る雪みなの笑顔で溶けていく
         悲しいと卒業したら散る桜
         理科室の寒さでフリーズ冬の朝
         なつかしく涙溢れる七五三
         冬の朝息を吐いたら白い雲
         夏の夜セミの鳴き声眠れない
         冬の夜季節はずれの半ズボン
         クリスマス非リアがさわぐ彼氏どこ
   冬の山白くて何も見えないな 

             すごいですね~子どもたちの才能って!

      トップニュースにもありますので、ご覧ください。

校長トーク53回

   12月に入り、あちこち雪の便りが届きます。先日は、朝0℃の東方地区でした。そんな中、元気に登校してくる子どもたちを見るとこちらが元気をもらいます。
 寒い中のボランティア活動も大変でしょう。本校の生徒会活動の中に「ABC運動」があります。「A」はあいさつ!「B」はボランティア!「C」はコミニュケーション!です。この取組を実行するために、生徒会では様々な工夫を行ってきました。絵で描かれた木にカードを張って実らせるとか、記録をとって誰が一番とか、賞状も作って表彰もしていました。
 やるべき事が決まって、それを実現するためには「継続する力」、「行動をする力」など必要になってきます。今は、学校という社会の中での取組ですが、きっと大人になった時役立つときが来ると信じています。

校長トーク52回

 あたりはいつの間には紅葉を迎え、色鮮やかな季節となりました。2学期に入り、校内文化祭や中体連県大会、西諸県地区小中音楽大会、こばやし秋まつり輪太鼓演舞等、様々な行事を過ごして参りました。どの行事にも一生懸命取り組む子どもたちを見ていると心から込み上げてくるものを感じます。その子どもたちを見守る大人(職員・保護者・地域)の方々の温かさ・・・。子どもたちの成長にとって欠かせないことが自然にできる本学校に勤めることができた幸せをかみしめております。
 さらに毎日、本校教頭が出来事をホームページにアップしてくれていますが、多くの皆様が閲覧していることを大変喜んでおります。私も定期的にアップしなくてはと反省させられました。
  まもなく、12月を迎えます。毎年のことですが、あっという間に時が過ぎていきました。一日一日を大切に感謝しながら子どもたちと一緒に過ごしていきたいと考える今日この頃です。
 12月13日(金)は、駅伝・マラソン大会です。声援よろしくお願いいたします。

校長トーク51回

 新しく発生した台風も遠くに行き、ほっとしました。なぜなら、今週末は中体連秋季大会の地区大会があるからです。本校は、5日(土)と6日(日)に男女バレー、剣道、バドミントン競技があります。9日(水)には、希望者による陸上競技、24日(木)には、駅伝が控えています。
 みんなこの時期に照準を合わせて調整してきているので、コンディションは良い方が思い切ってプレイできます。この大会は、県大会までですが、それでもやっぱり出場権は勝ち取りたいとみんな一生懸命です。
 先日ラグビーの試合を見て感動しました。「思い」が人を動かすんだと改めて感じました。でも、一人では「夢」は叶わない!特に集団スポーツは一人では戦えません。みんな同じベクトルに向かって進んでいくことが鍵になります。ということは、一人一人を同じレベルまで高めなければなりません。
 目標を達成するためには、時には厳しさも必要です。悩んだり、助け合ったりしながら一歩ずつ一歩ずつ成長して欲しいと願っています。選手のみんな!頑張れ~

校長トーク50回

 今年の台風は、終末になるとやってきます。幸い小林は被害が少なかったのですが、依然として他県では大変な様子です。黄金色になった稲穂の収穫を間近にして、心配はつきません。
 先日、9月23日の「陰陽石まつり」は今年も晴天に恵まれ、無事に終了しました。今年は、東方まちづくり協議会も様々な工夫を凝らし、軽トラ市も開催できました。オープニングの「東方輪太鼓踊り」は、子どもたちの間にちゃんと引き継がれており、「ちん鐘」(指揮者的な役割)をお借りしている方をご招待して演舞を披露することができました。とても喜ばれておられたので嬉しかったです!この次の大舞台は、「こばやし秋まつり」  この伝統芸能は、地域の宝です!決して絶やすことがないように、保存会と一体になって継承していってほしいものです。

校長トーク49回

 晴れ渡った秋空とはいきませんでしたが、暑すぎないちょうど良い天気の中、最後まで「第16回東方合同大運動会」を無事に終えることができました。小雨でも支援学校の子どもたちは参加することができません。なので、どうしても晴れて欲しいと子どもたちは願っていました。お天道さまはちゃんと見てくれていたのでしょうね。子どもたちは、日頃の練習を遙かに超えて運動会を成功させてくれました。「やればできた!」まさにそんな感動をもらった運動会となりました。
 先日、オリンピックの代表を決める男女マラソンがありました。女子は、おおよその予想通りとのことでしたが、男子の方では様々なドラマがあったようです。皆さん、優れた方々ばかりです。それぞれこの日のために万全な体調で臨んだと思います。それでも、その大勝負に勝ち残るのは「謙虚に自らを受け止め立ち向かった者」に軍配が上がったのかもしれません。あと一枠の出場権を巡ってこらから更なるヒートアップが期待されることでしょう。
 令和元年度の優勝は「赤団」、応援賞は「白団」となりました。どちらも素晴らしかった大会となり、心から東方を誇りに思います。保護者の皆様、地域の皆様、準備から片付け、応援まで本当にありがとうございました。

校長トーク48回

 いよいよ、運動会が近づいてきました。関東では台風の被害がひどく、学校も休校になりました。あと数日、お願いだから晴れて欲しいと心から願っています。なぜなら、運動会は、中学校生活において思い出深い行事の1つなのですから・・・。
 行事を成功させるためには、様々なドラマがあります。非日常的な日々の中で、友だち同士のちょっとしたトラブルも発生しがちです。それは、「思い」がぶつかるからだと考えます。その際、トラブルをそのままにしていては何の進展もないのですが、そこが学校生活の良いところです。様々な形で、みんなで解決方法を考えていきます。やっぱり「青春」っていいですね!泣いたり、笑ったり、怒ったり、悔しがったり・・・さっき泣いたと思ったら、今度は大笑い・・・。私は、そんな中学生というこの時期が大好きです!  どうぞ、地域の皆様、保護者の皆様、当日子どもたちの最高の演技や競技を楽しみにご来場ください!

校長トーク47回

 8月26日から授業が始まりました。ついに、楽しみにしていた夏休みが終わってしまいました。さて、授業が始まると「運動会」に「文化祭」と行事が立て込んできます。終わりゆく夏を感じている暇などありません。多くの課題をクリアしたら次はテストが待っています。昨日と今日は、全学年テストでした。3年生にとっては、進路に関わる大切なテスト。1・2年生にとっては、これまでの復習テストです。勉強は大変だけど、積み残していくと卒業するときが「さあ大変!」です。
 こんな風に、中学3年間は意外と早く過ぎていくのです。
 明日は「予行練習」です。本校は、小中学校だけでなく、支援学校も参加する大きな運動会で、今年16回を迎えます。全国でも珍しい貴重な運動会です。なので、当日14日は絶対に晴れて欲しい!
 どうか、「台風来ないで~」てるてる坊主を作ってお祈りします(*^o^*)

校長トーク46回

長いと思った夏休みも、残り1週間となりました。昨日の登校日の全校集会で、「計画通りに過ごせましたか?」と訪ねたところ、数名ほどしか手が上がりませんでした。
 今年の夏は、台風が2回、その他猛暑だったり、大雨だったりと自然気象も絡んでの予定変更が多かったのかもしれません。
 治療等時間がかかるものは、できるだけ夏休み中に済ませていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
 さて、集会では「平和」についてのお話をさせていただきました。8月6日、8月9日、そして8月15日が日本にとってどんな日であるのか。未来に向けて今を生きる私たちがすべきことが何なのか。一見難しそうな話題ですが、中学生でも十分考えられると思います。「なぜ?どうして?」と疑問をもつ力は、3才の頃から芽生えています。学習を通してその「謎」を解明する力が少しずつついてきます。そして、解決するための「行動できるエネルギー」に変化していくのが、成長過程だと考えます。
 私が思う「今できること」は、「伝えていくこと!」未来に再び戦争が起こらないように漸進的な考えをもち、それを伝えるコミニュケーション力をつけること!暴言が飛び交うのではなく、心穏やかな世界であってほしいと強く願っています。

校長トーク45回

  いよいよ、夏本番!日差しは暑いし、蝉の鳴き声もけたたましい!スイカやかき氷のおいしい季節がやってきました。そして、お盆等で久しぶりにご家族の顔がそろうのもこの時期ですね。しかしながら、せっかくのこの時期は台風も発生しやすい・・・。今度の台風8号は、直撃です。どうぞ、台風に備えて「命を守る行動」をお願いいたします。本日5日~6日にかけて、学校では一切の活動を中止にしておりますので、各自自宅にてご用心ください。
 11日は、高山地区の盆踊り大会が開かれます。輪太鼓も披露させていただきますので、是非会場にお越しくださいね!

校長トーク44回

 久しぶりのお便りとなりました。修学旅行から一学期前期終業の日を迎えるまで、怒濤のごとく毎日が過ぎ去っていきました。7月19日の全校集会では、「命」に関するお話をさせていただきました。7月9日の小中合同の地区懇談会でも、保護者の方を前に夏休み中の過ごし方、特に「命」に関するお願い事をした次第です。案の定、梅雨が明けたとたんに30度以上の熱帯日が続いている毎日です。急な変化に私たちの体はなかなかついていけません!台風などの災害への対応も必要です。夕立は必ずといっていいほど雷もついてきます。入道雲やうろこ雲。夏の天気は変化が激しいですね。
 9月に入ると、毎日が体力づくりとなります。夏休みの過ごし方次第で、私たちの体は反応することでしょう。どうぞ、規則正しい生活とともに、食事・運動・睡眠のバランスのとれた日々を送ってください。夏休みは学生時代の特権です。たくさんの思い出とともに、夏休み明けのたくましく夏を乗り切った皆さんと会える日が楽しみです!
 くどいようですが、「命」には十分気をつけて!

校長トーク43回

  梅雨らしくなったと思いきや、いきなりの雷豪雨!自然の気まぐれさにはどうにも太刀打ちできません。本校は、7月2日~5日まで、関西方面の修学旅行を計画しています。どうして合わせたように雨が・・・。子どもたちにとっては、どんな状況下でも楽しいんですけど、できればベストな状態で連れて行ってあげたいと思う親心です。
  親心といえば、この季節によく市内で目にする光景があります。それは、朝の送迎の様子です。カッパを着て頑張って登校する子。雨に打たれながらも集団登校している小学生。結構「自力登校」している姿をよく見かけます。反面、校門前に車を停めて降りてくる子を見かけます。怪我をしているわけでもなく、傘を持っているのに校舎が近いためか傘を開かないまま走って行く姿を、皆様はどう受け止められますでしょうか?道路脇に停めるので、通行の妨げになっていることを運転されている方は気づかれているのかな?と思わずにはいられません。確かに、大人の感覚では、そばまで送ってもらうと歩かなくてすみます。「楽だなぁ」と思いますね。しかし、車社会の現代、私たち人間は歩くことが減っている事も事実です。健康面を考慮して、「歩きましょう!」の推進が叫ばれている今日。「我が子にはどんな大人になって欲しい。だから今は○○○する。」など改めて考えてみることも必要なのかもしれませんね。

校長トーク42回

 皆様は、今の本校の輪太鼓を作っていらっしゃる方をご存じでしょうか?昔は身近なところにも職人の方はおられたのでしょうが、現在は鹿児島の方にお願いしております。皮が破れて叩けない輪太鼓を持って、直接鹿児島県日置市伊集院町にある「宮内太鼓楽器店」を訪ねてきました。以前よりどんな方が作っているのか、どんな風に作っているのか等々興味がありましたので、電話でお願いするより直接会ってお話ししたいと考え、早速土曜日に行ってきました、。ご本人も立派な職人の方でしたが、それを支える奥様もとても感じの良い方でした。家に上がらせていただき、お茶を飲みながら最近の太鼓の皮事情や伝承の大切さ、何代目であるかなど、様々なお話を伺うことができました。携帯電話に去年の秋祭りの様子を動画でとっていたので見ていただくと「こうやって使っているんですね!」と感動してくださいました。
 最近では、野菜や工具など、生産者の顔が見える場面が増えてきました。誰が、どうやって、どんな思いで丁寧に作り上げているかがわかると、より一層輪太鼓に愛着がわいてきます。機会があったら、是非本校にご招待して子どもたちの演舞する姿を見ていただきたいなと心から思いました。

校長トーク41回

 先日6月20日、東京にあるパナソニック教育財団より2名来校され、本校のICT推進校としての取組や授業の様子を参観に来られました。木造校舎のぬくもり、自然豊かな環境、子どもたちの笑顔や真剣なまなざし、教えあう姿、そしてタブレットPCの使いこなしなどを通して、えらく感動されていました。本校の来校は2回めですが、前回と違って授業の様子を参観できたので、さらに東方中に対する好感度がアップしたようです。子どもたちが褒められるのって嬉しいですよね!これも保護者や地域の協力があっての結果です!気持ちのこもった温かい支援体制があるからこそ、私たち職員も頑張れます!たぶん未来は小学校低学年の子どもたちが、パソコンをさくさく使いこなしているやしれません。
 急速に進化する時代に生きる子どもたちには、スピード感も必要ですが、東方の子どもたちのように純朴さや思いやりは決して失ってはいけないと、改めて再認識できる良き機会となりました!これって人として生きる上で、ものすご~く大切なことですよね。

校長トーク40回

 梅雨に入り、紫陽花(アジサイ)が一斉に花盛りです。紫陽花を観光地にされている名所は、さぞ綺麗なことでしょうね。先日テレビでも取り上げられていましたが、種類もたくさんあって、色とりどりで、丈夫で大きくなるし、無臭なのでどんな場所でもなじめるし、虫もつかないそうです。実は、私が2番目に好きな花です。(1番めは「コスモス」) 雨で外に出れない時など庭の紫陽花があたりを明るくしてくれます。色とりどりあるので何故か気分も明るくなります。紫陽花の葉っぱの上には必ずカタツムリがいると今まで思っていたのに・・・実際が違うそうです。6月は辺り一面田んぼに水が張られる季節です。まさにその光景にマッチする花。日本の四季ってなんて素敵なんでしょう!
 熊野神社前の校舎周りの土手が長年の水で崩れ始めており、先日、水をせき止めるために紫陽花を植えてみました。うまく育つと嬉しいです。きっと大きくなって、いつまでも綺麗な花を咲かせてくれるといいな!

校長トーク39回

 昨日は、他の学校がやっていない「3年生の高校訪問」がありました。この取組は、大変珍しい進路学習の一環です。行きたい高校を訪問するのではなく、西諸県地区にある「県立小林高校」、「県立小林秀峯高校」、「小林西高校」、「県立飯野高校」の4校に分かれて半日学校を訪問し、お話を伺ったり、体験をさせてもらったりして勉強します。その内容をクラスメイトや後輩のためにわかりやすくまとめ、発表するといった体験です。
 高校側もこの取組に賛同してくださり、毎年気持ちよく受け入れてくださっています。行きたい高校は、これから各学校単位でオープンスクールという形で実施されるので、その前の調べ学習といったところです。ネット等で調べてまとめることはよくありますが、実際に高校に出向いていって現場を体験できるということは大変意味深いことです。
 これから3年生にとっては、進路決定の大切な時期とあって、みんな真剣な態度で臨んでくれました。頑張れ、3年生!

校長トーク38回

 部活動に入っている子どもたちにとって一大イベントである、「西諸地区中学校総合体育大会」が8日、9日に集中して行われました。すでに水泳競技は2日に終わっており、1名県大会出場が決まっています。今年度は、剣道競技、バレーボール競技、バドミントン競技に出場しました。結果は、剣道女子団体2位、バドミントン女子個人シングル2位、ダブルス3位と4位で、7月に行われる県大会出場となります。悔し涙、うれし涙など、勝敗によって感情が明確にわかれます。実は、この感情こそが、将来大人になる過程の中でとても重要な意味を持ちます。勝者は、モチベーションが上がり伸びるか、有頂天になるか。敗者は、モチベーションが下がりやる気を無くすか、悔しさをバネとするか。つまり、勝っても負けても本人の気持ちの持ちようです。この機会を前向きに捉え、どんな状況においても「立ち上がる力」、「前に進む力」を身に付けてほしいと願っています。
 13日には、陸上競技があります。本校からは、希望をとって10名主体的に参加します。県大会に行くのは容易ではありませんが、自己ベストを目指して頑張ってくださいね。

校長トーク37回

 前回から、気づかぬうちに15日ほどが過ぎていました。学校現場では、毎日いろんな出来事があります。幸い、大きな事件や事故がないのが何よりですが、県外では予想もできないことが起こることもしばしば・・・。人ごとだと思わず、気を抜かず、安心安全な学校を目指します!と言いながら、先日朝目覚めると、いきなりの「のどの痛み!」まるで、魚の骨が引っかかったみたいな痛み・・・。昨日までどうもなかったのになぜ?空気中に浮遊している何らかの菌を体に取り込んでしまったのでしょうね・・・。何に原因があったのか考えても思いつかず・・・もしかして、抵抗力の低下?現在も、なかなか止まらぬ咳と戦っております。今年は例年になく、寒暖の差が激しいようです。寝ている間に布団を脱いだり、掛けたりしなくちゃいけないことはわかっているものの、そう言われても寝ている間は無意識なので、自分では気づくはずもなく・・・これは困った問題です。 将来、室内温度に合わせて布団を掛けたりはいだりしてくれるロボットができれば解決しますかね・・・。皆様もどうかお体には十分ご自愛ください。

校長トーク36回

 土日の大雨、幸い小林では大きな災害はありませんでしたが、皆様のお宅は大丈夫で したか?さて、大型連休も過ぎ、少しずつですが中学校慣れてきた1年生!先輩っぽく なってきた2年生!最高学年&受験生としてやるべき事が多い3年生!それぞれの年齢 の段階で、乗り越えなければならない「役目」があります。
    6月に入ると、中体連もあり、勉強と両立しながらの技術力向上!目指すは「県大会 出場」とか「優勝旗を持って帰ろう」などなど、どの学校でも熱気が高まってくる時期 です。子どもたちにとってのこの時期は、心身共に成長期!笑ったり、泣いたり、怒っ たり、悔しんだり・・・様々な感情が生まれます。その感情を表現するという行為は、 実は人の痛みを理解できることに繋がります。感情をうまくコントロールして、相手の 痛みを共感しながら、自分を見つめ直し、目標に向かって進むことのできる大人になっ て欲しいと感じる今日この頃です。

校長トーク35回

  先週10日(金)朝の地震には驚きました。久しぶりに大きな地震で、外に立っていた時は自分が立ちくらみをしたのかと思いましたが、その後にあんなに大きな地震が起こるとは考えもしませんでした。まして、前日赤十字の方をお招きして地震の恐ろしさや避難の仕方などを勉強したばかりだったので、まさか早速実践することになるとは・・・。        皆様のお宅は大丈夫だったでしょうか?子どもたちは、混乱なく、すぐに机の下に隠れて、迅速に運動場に避難しました。訓練通りです!やっぱり訓練って大事ですね。学んだことをすぐに活かすことができた先生方や子どもたちに感動しました。幸いその後、連続的に発生しなかっただけでもほっとしましたが、南海トラフが予想される本県の現状を踏まえると油断禁物です!子どもたちが、リーフレットを持っていますので、各ご家庭でも連絡方法やもって逃げる物などについて話し合っていただけるとありがたいです。

校長トーク34回

  秋休みよりも長かった?10連休が終わりました。連休中、事故や事件に巻き込まれることもなく、万全な体調で7日に子どもたち全員が笑顔で登校してきてくれました!確かに学校に行くことだけがすべてではないと捉える場面もありますが、学校に勤務する立場としては、やっぱりみんなが元気で登校してくれることは嬉しいものです。これからは、夏休みを楽しみに過ごしていくことでしょう。それにしても、それまでにやることがいっぱいな子どもたち!勉強もだし、中体連もだし、修学旅行の準備もあるし、生徒総会もあるし、高校体験や福祉体験などなど・・・。ミニ社会勉強をしている子どもたちの日常はおおいそがしです。
 年号も令和になり、心機一転!今年度の行動目標「東方イノベーション」は、一人一人の改革からのスタートです!これからも応援よろしくお願いいたします。
  【追伸】
  ホームページに道徳コーナーを設けました。少しずつですが、どんなことをどんな風に学んでいるのか、そんな学校の様子を紹介できたらと考えています。御意見等がありましたら、御遠慮なくお知らせくださいね!

校長トーク33回

  最近ちまたでは、リフォームがはやっています。古くなった物を素敵に変身させる技は、素人から巧みまで技が光ります。本校の音楽室にある古くなった指揮台も教頭先生のおかげで、見違えるようにきれいになりました。まるで新品同様!今から文化祭が楽しみです。
 何でもすぐに買い換えることのできる時代!何でも手に入りやすくなった時代!昔は、穴が開いたズボンや靴下は、当て布をして何回も使ったものです。
 物の価値が不安定な世の中だからこそ、改めて再利用しようとする心も大切なのかもしれませんね。

校長トーク32回

  11日に入学式を迎え、いよいよ53名そろっての授業がスタートしました。
新入生のワクワク感が伝わってくると同時に、背伸びをしている上級生の姿!何とも新鮮な毎日です。交流会や委員会活動、朝のボランティアなどすべてにおいて、先頭を走ってくれる上級生の姿は、とてもたくましく見えます。経験や体験を通して、少しずつ成長していることを誇りに思います。明日から家庭訪問です。担任が各ご家庭にお邪魔させていただきます。いろんなお話が聞けるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

校長トーク31回

 いよいよ、新年度がスタートし、引き続き「小園裕美子」率いる東方中学校の未来船が始動しました。平成31年度から令和元年度と移り変わる大きな節目となる年です!
 職員も6名異動し、新たに6名をお迎えして、新体制で臨みます。本日の始業式では、子どもたちもキラキラ輝いていました。1年成長するって、無意識に態度や言葉に表れるものなんだと改めて感じました。だから「節目」って必要なんですね!
 今年は、立ち止まって桜を見る機会が何度もありました。いつもなら、この時期は慌ただしく過ぎ去ってしまうのですが、花びらまで拾って見ました。今日の式の間も、校庭の桜吹雪が見れました。できれば入学式まで咲いていて欲しいのですが、こればかりは自然には逆らえませんね。「今年度も東方中をどうぞよろしくお願いいたします。」

校長トーク30回

 平成30年度が26日に無事修了いたしました。明日からいよいよ31年度のスタートです。と同時に年号も変わります。平成30年度を振り返ると、世の中的には自然災害が多く発生し、様々な悲しみもありました。しかし、暖冬のおかげでインフルエンザが流行することなく、大きな事故や怪我もなかったことがありがたいと感じた1年でした。
 このたびの異動で、講師の先生も合わせて、6名の先生方とお別れをしました。明日からは、新たに6名の先生方をお迎えします。これまで本校の子どもたちのために、一生懸命勤務された先生方に心から感謝申し上げます。

校長トーク29回

  卒業式が終わり、なんだか嬉しいような寂しいような、複雑な心境です。春って桜の花と一緒で、空を見上げてその美しさに笑顔になると共に、散ってしまうときの寂しさ・・・。日本の情景にぴったりの3月~4月の風物詩ですね!卒業した3年生の前途に幸多かれ!4月からいよいよ新しい世界へと巣立っていくみんなにエールを送ります。
  「困難なんか吹き飛ばそう!夢は自分で掴もう!」みんなならきっとできるはず。
これまで子どもたちを支えてくださった保護者・地域の皆様に心から感謝申し上げます。

校長トーク28回

   今日は、「送別行事」&「球技大会」でした。この日のために、生徒会役員を中心に3年生とのお別れを成功させるために一生懸命準備してきました。ゲームをしたり、一緒にお弁当を食べたり、長縄跳びやバレー、サッカー、バスケット・・・盛りだくさんな一日となりました。なんか、一気に一年分楽しんで、終わったら一気に寂しくなりました。
 なんとも仲の良い光景を目の当たりにして、「学校生活ってこうあるべきだよなぁ~」とつくづく思った次第です。あ~卒業まで学校に来る日は、たったの4日!それにしても、後輩に惜しまれる先輩ってかっこいいですよね!

校長トーク27回

 県立高校一般入試が昨日で終わりました。気のせいか3年生の表情が和らんで見えました。卒業式までの残りの中学生活、思い思いに楽しんでほしいものです。
 そして、今日は、支援学校中学部と3年生の交流や、全校生徒、支援学校中学部、先生方総勢約80名全員で2階のホールで給食を食べました。やっぱり大勢で食べると楽しいですね!幸い今年は暖冬のおかげで、インフルエンザもあまり広がらず・・・本校でも様々な対応をしてきてこの企画が実現できてよかったです。

校長トーク26回

 3月3日は「雛祭り」でした。我が家には、対象者が2名おりますが、今年はプチ雛人形も飾りそびれてしまいました。昔の人の言い伝えで、「いつまでも飾らない方がいい」と言われるので、さすがに今から飾ることも難しそうです。また、一年後ですね・・・。
 さて、いよいよ3月に入り、学校は急に慌ただしくなります。5~6日は県立一般入試。8日は送別行事。12日は花いっぱい活動。そして、16日は「卒業式」。その後は、合格発表や修了式、離任式と続きます。
 例年のことですが、桜を楽しむ暇もなく、4月1日から新しい年度のスタートです。時に翻弄されるのではなく、今という時間を大切にしながら、節目を心してお別れの儀式と始まりの儀式の準備をきちんと行っていきたいものです。 

校長トーク25回

 本日は、今年度最後の参観日を行いました。平日にもかかわらず、ご多用の中ご参観いただきありがとうございました。日頃の学校の様子、特に授業の様子はなかなかお見せすることができず、毎年この時期に授業参観と懇談会を行っています。本日の授業の様子はいかがだったでしょうか?学校評価アンケートによると、学校の取組に対してほぼ満足いただいているようですが、まだまだ改善点は多くあります。これからも保護者や地域の皆様方のご意見を真摯に受け止め、職員一同「地域に愛される学校づくり」のために研鑽して参ります。
 今年度も残り一ヶ月!最後までご支援・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

校長トーク24回

 2月24日(日)小林市では、ツーディマーチ大会(ウォーキング)2日めが行われました。北は北海道から南は鹿児島まで、全校から大勢の参加があったとのこと!詳しくは小林市のホームページに掲載されると思います。その中でも、東方地区体育館前を通る方が400名ぐらいと聞いていましたので、その方々に「おもてなし」をするべく子どもたち23名がボランティアで参加しました。長い時間となりましたが、あちこちの方から「ありがとう」「元気出たよ」「頑張ってるね」などなど・・嬉しい声をかけていただきました。雨も降り出して、寒くて、でも「おもてなし」をしたことで、喜んでいただけたことが逆にいい気持ちになりました。せっかく小林に来られたので、いい気持ちになってもらおうと参加したボランティアで私たちが励まされました。
 まったく知らないもの同士が、毎年参加しているうちに友達になり、そのことがとても楽しみなんだそうです。
 健康維持のためのウォーキング!心も体もリフレッシュされていて、とても楽しそうでした。同じ空間を共に過ごすって深いですね~!

校長トーク23回

   遅くなりましたが、先日の2月8日の立志式及び講話は、お陰さまをもちましてとても素晴らしい会となりました。参列していただいた来賓の方々や2年生の保護者からも「とても良かった」との声をいただきました。立志式に向けては、何回も発表の練習をしたり文章を考えたり・・・。その練習の成果を立派に披露することができた子どもたちに感激しました。 もちろん、新しいことにチャレンジするには知識が必要になります。なので、私たち教員は達成感に繋がるような手立てを考えます。さらに、保護者の方々の応援も必要となります。一つのことを取り組むには、多くの力、協力があってから実現できることを再確認しました。
 さらに、講師が素晴らしかった!自分の人生を模索しながら、「人を喜ばせること」の重要性を感じ、自分にできる方法を見いだした。それが、「書道家への道」だったようです。目の前で「感謝」という文字を書いていただき、2年生には、一人一人にプレゼントをいただき、記念すべき式典となりました。
 「夢」は願わなければ実現しない。まずは「夢をもつこと」も大切なのでしょう。
岩尾 諭志 様、心から応援しています。そして、本校のために講演をしていただき心から感謝します。


 

校長トーク第22回

1月28日(月)
 日曜日に第68回市民スポーツ祭こばやし駅伝競走大会が行われました。中学生の区間に本校より4名参加してくれました。順位は9位でしたが区間賞をとった子どももいて、改めて東方校区のレベルの高さを実感しました。自動車やパソコン、携帯電話の普及により体を動かすことが少なくなってきた現代人の私たちの暮らしは、気のせいか足腰を鍛える機会が減ってきたようにも思えます。学校の代表として走ってくれた4名に感謝すると共に、地区を上げて練習を企画された関係者の皆様、このような機会を与えていただき本当にありがとうございました。
 学校においても、継続的に日々の体力向上を努めて参ります。

校長トーク第21回

平成31年1月23日
 平成31年になって、あっという間に23日もたってしまいました。まだ年始の挨拶は大丈夫でしょうか?それでは、改めまして
 「明けましておめでとうございます。旧年中は、いろいろと御支援をいただき心より感謝申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。」
 さて、今年は、いよいよ「平成」の年号が変わります。これまでも、歴史の教科書を通して様々な年号を覚えてきました。今度は何という年号になるのでしょう。どんな年号を迎えても、日本国内だけでなく、世界が穏やかな平和な世の中であって欲しいと心から願っています。世界では、様々な事件や事故が起こっています。自然災害のように防ぐことが難しいものもありますが、私たちの考え方や行動次第で未然に防ぐことができるものは多くあります。
 そのような中、これからの学校教育では、社会情勢も踏まえながら未来を見通し、子どもたちにとってどんな未来が望ましいのか、大人は、教師は子どもたちのために何ができるかなど、過ごしやすい未来を創造するための知恵や知識を伝授してあげたいと考えていきます。
 どうか、子どもたちの未来の道標となって一緒に切り拓いていきましょう。
追伸、
 ちなみに、私の今年の目標は「躍進」(進むべき道を定めて行動する)です。
昨年は、「躍動」(思いを行動に表す)でした。子どもたちのため、地域のため、職員も含めた学校教育のために精一杯尽力したいと考えております。

校長トーク第20回

 12月13日(木)
  12月の大きな行事「駅伝・ロードレース大会&餅つき」、「ICT授業公開」が終わりました。7日の駅伝・ロードレース大会は、毎年恒例で今年もチームを作って自己ベストを目指して頑張って走り吹きました。その後は、地域の方の応援もいただいて、みんなで餅つきをしました。臼と杵で作る餅は、なんとも言えないおいしさがあります。豚汁は、保護者の方々が作ってくださいました。寒い日だったので、おいしさは倍増!おかわりもできたので、おなかがいっぱいになりました。やっぱり一生懸命走った後のみんなで食べる餅と豚汁は、「サイコー」でした。保護者・地域の皆様、ありがとうございました。
 12日は、「ICT授業公開」でした。市内を中心に県内外100名以上の方々の参観の中、堂々と、普段通りに授業を受ける子どもたちに「さすが」と自画自賛したくなりました。会の成功は、教師と子どもたちの努力の結晶です!だから、「みんな頑張ったね!」って褒めてあげたいです。関係者の皆様、これまで本当にありがとうございました。
  さあ、いよいよ16日~19日は、地震と台風で伸びた「2年生の修学旅行」です。この日を2年生は、どれほど待ちわびたことが・・・・・。
 保護者に感謝しながら、修学旅行に行ってきまーす!

校長トーク第19回

11月29日(木)
 前回のトークから、ずいぶん時がたってしましました。この1か月間は様々な校内外の行事が交錯し、私事で時間に心にゆとりがもてなかったのでしょう・・・。
 本当に失礼いたしました。
  さて、11月9日に行われた第71回西諸県地区小中音楽大会での演奏は、練習の成果を存分に披露してくれました。指揮者、伴奏者、歌い手が一体となった演奏は、聴く人に感動を与えます。見事にやってのけたみんなを心から褒めてあげたいと思います。ところが、終わってからのみんなの感想は、「緊張してうまく声が出なかった」「あそこの入りが合わなかった」など・・・。もっと「こうすれば・ああすれば」といった反省が上がってきました。すごいですよね~!いつの間には、みんなでお互いに高め合っていたのですね!やっぱり「すてきな仲間」です。
  仲間と言えば、こばやし秋まつりでの「東方和太鼓」演奏!全員参加ではありませんでしたが、参加したメンバーは気合い十分!風が吹き、着慣れない衣装を身にまといながら華麗なる舞を披露してくれました。なので、そこでも観客の方からの「すごいね」の声! 一生懸命に取り組んだことは、必ず成果となり、新たな発展を生みます。まさに、この2つの大イベントは、これからの「未来の自分に返ってくるであろう」と確信しています。
 そんなみんなは「東方中の自慢」です。
 最後になりましたが、保護者及び保存会の皆様!御多用の中、終始おつきあいいただきありがとうございました。運搬から着付けまでお手伝いいただき、子どもたちは本当に幸せだと改めて感じました。
 まだまだ報告したい事はありますが、今回はここまでとさせていただきます。

校長トーク第18回

 10月16日(火)
  子どもたちの活躍の場である三大行事の「文化祭」が盛会のうちに幕を閉じました。
三大行事とは、一つは「生徒総会」、二つは「運動会」、そして最後の「文化祭」です。
  生徒総会で年間の活動計画について協議し、自分たちで東方中学生としてどのような取組を企画し、実践していくか話し合います。それを受け、スポーツ面、文化面と一人一人が主役になり、活躍できる場を作り出します。それぞれの場面では、自主的、主体的に取り組むことに意味があります。取組状況によっては、達成感は違ってきます。なので、当日の成功は日々の努力に繋がるため、子どもたちの気合いはより高まってきます。その達成のために、意見がくい違ったり、時間が合わなかったり、協働で行うことと、美術作品や技術・家庭、書道など、個人で制作することもあります。
 これだけのことを実行するには、文化祭までの準備期間は皆んな大いそがしでした。正直、お互いどのような仕上がりになつのかは、当日のお楽しみなのです。
 中学生の時期の伸びしろは、「未知」です。わたしたち教職員の願いや思いに対して、どんどん応えてくれます。その結果の一人一人が主役になれた文化祭でした。
 ご観覧いただいた保護者、地域、関係者の皆様、子どもたちの頑張りはいかがだったでしょうか?運動会同様、全員で作り上げた文化祭は、皆様に感動をプレゼントできたでしょうか?
  これから、3年生はいよいよ受験モードに切り替わります。1・2年生は、まだまだそれぞれの学年でやるべきことが残されています。戌年も、いよいよ2ヶ月と少し!

追伸 
 全校合唱は11月9日(金)の西諸県地区音楽大会でもパワーアップして演奏しますので、是非ご鑑賞いただけるとありがたいです。

校長トーク第17回

 10月5日(金)
 1学期終業のあいさつ
 慌ただしかった1学期が終わりました。振り返ると、世の中では、地震や台風による自然災害、アジア大会における日本選手団の活躍、本校では、修学旅行の延期、運動会や福祉体験等の成功、中体連等を含めたスポーツ面や文化面での活躍が見られました。
 そんな中、一人一人の取組では、生徒会の活躍、輪太鼓の充実、学力面の向上など、生徒たちは目的をもってそれぞれ一生懸命に取り組んできました。そんな生徒たちをとても誇らしく思います。
 さて、先日、あるラジオ番組で、中学生が「人生100年と言われますが、先が長くてため息が出ます。」的なことをいっていたそうです。それを聴かれていた区長から、「私たちはあと何年生きられるかと考えますよ。」その対照的な会話を聞いて、改めて人生について振り返ってみました。
 生きているといろいろなことに出会います。この世に誕生し、時間は確実に進んでいきます。今の化学では、誰にも時を止めることはできません。一生懸命悩んでいる時間も、ぼーっとしている時間も、遊んでばかり入る時間も、勉強している時間も、すべての人に平等に与えられた時間です。
 そこで、最近話題になっている「君たちはどう生きるか」の内容から感じたことを紹介します。本の中にこんなことが書かれているそうです。
 「人生の意味というのは、生きる目的と同じです。どう生きるというのは、生き方ですから、生きる手段です。生きることを歩くことや走ること、飛行機で飛ぶことにたとえるとわかりやすくなります。目的なしに歩けば、どんな歩き方をしても歩き倒れです。目的なしに走ったら、どんな走り方でも走り倒れです。目的地の飛行場を知らずに飛行機が飛んだら、どんな飛び方をしても墜落あるのみです。」「どう生きるか」よりも「なぜ生きるか」はもっと大事なのです。
 2学期は、文化祭に始まり、進学、進級と向かいます。これからどう過ごすか、何を目標とするかは、それぞれで考えていきましょう。社会に出る前にそれを考えるのが中学生という時期です。失敗を恐れず、失敗しても反省すれば前に進めます。そうすれば、素敵に輝く自分が生まれます。今という時間をありがたいと思って、これからも進んでいきましょう。

校長トーク第16回

 9月20日(木)
 第15回東方合同大運動会が雨に遭わず、無事に終わることができました。これも、前日の準備から当日の運営まで、多くの方々のご支援をいただいたおかげです。本当に嬉しかった! ありがとうございました。ただし、「来賓役員団技」と「PTA団技」を天気が心配でカットしてしまったことだけが心残りです。これまで準備をされてきた役員の皆様、「本当にごめんなさい」。
 振り返ると、夏休み明けからすぐに運動会モードになるので、子どもだけでなく、私たち大人もきつかったのを思い出しました。特に、今年の夏は猛暑だったので、熱中症が心配でクーラーの中にばかり入る人も多かったのでは? なので、最初の練習は具合が悪くなる子も数人いましたが、ご覧の通り閉会式までみんな乗り切りました。改めて、みるみるとたくましくなっていく子どもたちに「若いってすごいなあ」と感じた次第です。
 これから、文化祭にシフトチェンジします。もちろん、勉強も同時進行です。引き続き、子どもたちの頑張りにご声援をいただけるとありがたいです。

校長トーク第15回

 9月10日(月)
 先日7日、奇跡的に雨に遭わず予行練習を実施することができました。東方校区にとっては、支援学校の子どもたちも一緒に練習することができたので、とてもありがたかったです。しかし、午後から雨、翌日も雨の中、8日に運動会を予定していた学校にとっては、とても大変だったと思います。
 近年、運動会を5月に実施する学校が増えてきていますが、この時期に台風が連続すると、さすがに今後は5月の実施もやむを得ないのではと考えさせられます。運動会といえば、お昼ご飯には秋の味覚が並び、栗や梨、柿に青いミカン! 午後から走らなきゃいけないプログラムがあるときは、せっかくのごちそうを前にあまり食べられず、家に帰ってからたくさん食べていたのを思い出します。秋の味覚や秋空、トンボは、運動会の風物でしたが、これからは五月晴れや鯉のぼりといった運動会の風景に変わっていくのでしょうか。
 どちらにしても、みんなで囲むお弁当はおいしいですね。日本の心温まる一風景です。ところで、また台風22号が発生しました。お願いだから日本に近づく前に消えてほしいなあと祈るばかりです。

校長トーク第14回

 8月27日(月)
 本日より授業がスタートしました。夏休みに入る前の集会で、「命」を大切にして過ごすことと「やってみたいこと」を実現することについてお話ししました。今日の集会では、昨日の奉仕作業も合わせて、全員が笑顔でスタートできたことを心から嬉しく思います。子どもたちの表情からも、何かしらの思い出に残る体験ができたような感じがしました。それぞれの「夏の思い出」については、折々皆さんから「思い出話」を聞きたいと思っているところです。
 昨日の奉仕作業においても、多くの方々のご協力のおかげで、玄関周りから運動場、さらには、伸びた樹木も含めての各作業のおかげで、見違えるように学校が綺麗になりました。日頃から、子どもたちは主体的に朝のボランティア活動を行っていますが、さすが保護者が参加すると仕事がはかどること! 「愛校心」「勤労精神」など、大人の後ろ姿を身習わなければいけませんね。ご多用の中、参加していただき心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
 これから、運動会、文化祭とさまざまな行事が目白押しです。皆、それぞれに役割があり、その役割を達成するためには、周りの協力と自己研鑽が必要です。みんなで方向を合わせて、目標に向かって一緒に取り組んでいきましょう。
 残暑はまだまだ厳しいと思われます。健康には十分留意してお過ごしください。

校長トーク第13回

8月10日(金)
 夏休みに入り、約半分が過ぎました。健康に留意して過ごせていますでしょうか? 全国的に猛暑が続き、熱中症にかかる方が急増しています。「自分は大丈夫!」と思っていても、気付かぬうちにかかってしまうとのこと! 特に温度差や湿度と水分との関係は自己管理をしていても体の方がついていっていないのかもしれません。27日には、全員そろって皆さんと逢いたいので、残りの夏休みも元気で過ごしてくださいね。
 さて、8月6日、9日は広島と長崎にあの恐ろしい原爆が投下された日です。このような恐ろしい出来事は、今後二度と起こってほしくありません。テレビで式典の様子を見ながら、そこに参列していらっしゃる方々と同じ気持ちになりました。体験をされた方々が高齢を迎えた今、未来に生きる私たちができることは、原爆を体験した国の一人として、その思いを受け継いでいくことだと考えます。これからも引き続き、子どもたちに平和教育の必要性を伝えていきます。ぜひ、各ご家庭でも話題にしていただけると幸いです。
 これから日本では、お盆を迎えます。ご先祖様とともに過ごせる大切な時間です。昔話を交えながら、ゆっくりとした時間を過ごしたいものです。

校長トーク第12回

7月19日(木)
 昨日は、本校では初めての食育の取組「郷土料理」を地域の方々の指導のもと、実施しました。指導者には地域の方々3名が来られ、「がね」と「いこ餅」を作りました。家庭科の先生に協力をいただき、手順よくできあがっていきました。
 作ったのは2年生! せっかくなので、他の学年にもお裾分けをしました。もちろん、職員もいただきましたよ! 「がね」はさくさくしていたし、「いこ餅」はしっとりしていてとってもおいしくできました。調理終了後は、みんなで仲良く給食を一緒にいただきました。わくわくした交流ができたとてもよい機会となりました。
 学校では、様々な交流学習を実施しています。それ以外でも、図書館の開放や施設見学、施設利用も可能です。ぜひお気軽に足をお運びください。お待ちしております。

校長トーク第11回

 6月29日(金)
 結構こまめに投稿しているつもりでしたが、前回からずいぶん日がたってしまいました。どうして、若いときには一日が長く感じたのに、年を重ねるごとに早く感じるようになるのでしょうか? 仕事量が増えたのか? 考えることが多くなったのか? いえいえ、ひょっとして、パッパと動けなくなっているのかもしれませんね。・・・
 ところで、サッカーの日本代表チーム! 素晴らしい活躍です。個人の技術力や体格など、なかなかの強豪チームが多い中、チームで協力してプレーして勝ち上がっていく選手の皆さんには感動します。昨日の試合は前回の先発メンバー以外の選手が多く出場していましたが、堂々とした戦いぶりでした。「チーム日本!」のすごさを改めて再確認させられました。それにしても、その強さはいったいどこから来るのでしょう?
 陸上のリレーにしても、確実にメダルに届いています。メダルを取るために、一人一人の今の実力を知った上で、どうしたら世界に通用する走りができるか研究を重ねた末、独自のバトンパスを生み出したそうです。元々日本人の気質は、「自ら考えて新たに生み出す力」に優れていると言われる方がいます。そんな日本が好きで、来日したり住んだりしている外国の方も多いようです。きっと私たち一人一人の魂の中に伝統的に息づいているのでしょう。まずは「自分を知ること」、そして次に「どうすればいいのかを考えること」、最後に「実行すること」が夢への実現の一歩かもしれません。

校長トーク第10回

 6月18日(月)
 16日(土)に三校合同PTAミニソフトバレーボール大会がありました。日頃動いてない体をこのときばかりと精一杯動かしました。その結果、あちこち筋肉痛! 終わったあとに、「よーし、これから運動するぞ!」と思うのですが、結局毎年一年ぶりといった具合です。
 本気で実行に移すには、「有言実行」が一番! とにかく周りの人にお自分の考えや気持ちを伝えることで、くじけそうになったときは、声援を送ってもらえる体制づくりが必要かもしれません。特に私の場合は、「口に出した手前やるしかない状況」に置くことでモチベーションが上がるようです! 本来は自分自身の問題なので、自分で解決することが望ましいのでしょうが・・・。人のタイプはそれぞれ! 自分にあった方法で目標を達成していけるといいですね! 参加された保護者の皆様方、楽しいひとときをありがとうございました。

校長トーク第9回

 6月11日(月)
 9日・10日は中体連でした。3年生にとっては中学生活集大成の大会とあって、どの競技においても気持ちを一つにして一生懸命取り組んでいる姿に感動しました。試合があったのは、男女剣道、女子バレーボール、女子バドミントンです。どの部活等もこの日に向けて勝つことを目標として取り組んできましたが、試合とは当然勝者と敗者に分かれます。勝てると嬉しいし、負けたら悔しいし・・・でも勝っても嬉しくない試合もあれば、負けたけど自信につながる試合もあります。要するに、「どんな気持ちで試合に挑み、どんな戦い方をしたか」で、終わったあとのモチベーション、自己肯定感が違ってくると思います。
 今日のみんなの顔を見ると、疲れとともにすがすがしい様子が感じられました。きっとベストを尽くせたのでしょう。「青春に悔いなし!」
 さあ、これからは新体制です! 新たな目標を見つけ、挑む自分にエールを送りましょう。

校長トーク第8回

 6月5日、いよいよ明日から梅雨本番の季節がやってきます。今年こそ災害が起こらないことを心から願っています。今日は、小林市図書協力員の先生が、本校の図書室に飾るために自宅から紫陽花を持ってこられました。私は白い紫陽花を見たことがなかったので感動でした。そういえば、最近道路沿いに植えられている紫陽花が、あちこちで花が開き出しましたね。自然の動植物は、咲くべきとき、鳴くべくときをよく理解しています。この感覚は人間にも従来備わっている機能かもしれません。
 春は過ぎましたが、我が家の庭にはとても上手に鳴くウグイスが一羽います。思わず「上手になったね~頑張れ~!」って応援している自分がいます。中学生にとってもその時々に節目があります。今という大事な時期を精一杯謳歌してほしいです。

校長トーク第7回

 5月27日(日)、BS放送でバドミントンの決勝戦がありました。ついつい夢中になって見入ってしまいました。以前勤めた学校にバドミントン部がありました、よく応援に行っていましたので、興味は100倍! 中国との決勝で、最後のセットで21-21同点からの2点を取られ、惜しくも準優勝でした。私は動体視力が追いつかず、見るのがやっとの試合でした。
 その後は、スペインと全日本の男子バレーボールの試合も見てしまいました。いつの間にか新メンバーが増えていまして、時代の流れを感じました。競技年齢はスポーツによって様々です。その期間を最大に努力している選手の一流のプレーに改めて感動しました。
 部活動等スポーツに関わっている子どもたちにとって、中学3年の試合は集大成となります。これまでの練習の成果を最大限に出すとともに、とても大切で思い出深い試合となることでしょう。
 本校の子どもたちは様々なスポーツに取り組んでいます。一つ一つの試合を大切にしながら、悔いのないプレーができますよう心からエールを送ります。

校長トーク第6回

 5月24日(木)の夜、東方中学校区学校運営協議会を実施しました。構成メンバーは、小中学校の管理職、4区の区長様、地域や保護者の代表の方々から成ります。各学校経営ビジョンの説明のあと、それぞれのお立場から気付いた点や思い等をお聞きすることができました。もっともっと地域のことを知って、地域の方々と触れ合って一緒に参画しながら愛される学校を築いていきます! 学校のあり方も、地域のコミュニティの場として有効に活用していただけるとありがたいです。お気軽にお寄りください。お待ちしております。

校長トーク第5回

 5月19日(土)に都城きりしま支援学校小林校の運動会にご招待されました。小学部から高等部まで、年齢や障がいの様々な子どもたちが一堂に会し、一生懸命プレイしている姿に感動しました。お昼ご飯は、それぞれのご家庭が寄り添い、とても楽しそうな食事風景でした。さらに感動したのは、ボランティアで参加していた小林高校生です。笑顔で皆さんのお手伝いをする姿は、まさに「共生」のあるべき姿でした。先生方も一緒になって支援したり盛り上がったり・・・。本校に勤務させていただいたからこその出会いに心から感謝いたします。

校長トーク第4回

 5月18日(金)、今日は雨が降るかと思っていたのですが、今のところはよい天気に恵まれました。ところで、先日新潟の小学校の事件は、無事に犯人が見つかって地域の方々はほっとされたことと思います。あの事件を受けて、連日連夜、あちこちの自治体で再発防止や危険箇所調査等が報道されていますが、見渡すと危険な場所はたくさんあります。季節によっても異なります。なので、いつ事件に巻き込まれるか分からないのが事実です。子どもたちには、日頃から意識して登下校等を行うような指導が学校でも家庭でも必要ですね。朝の登校指導は、地域の皆様の見守りのおかげで事故に遭わずに生活できています。校内にいる間は、私たちの目が行き届きますが、一歩外に出れば確認することは困難です。そう考えると、子どもたちの安心安全は、周りの大人たちの協力で成り立っているのでしょう。本当にありがとうございます。

校長トーク第3回

 今日の日中の気温は、何と真夏並み!朝晩は、16°ぐらいと寒暖の差が激しい5月の気候です。子どもたちに体調を壊している人もちらほらといった感じです。朝昼晩ご飯を規則正しく食べて、元気で過ごしてほしいと願っています。
 ところで、昨日は新燃岳が久しぶりに噴火しました。私は、仕事が終わって使用のため都城に車を走らせましたが、10号線沿いに止めてある車の屋根が白くなっていて、噴火の被害の状況が理解できました。都城の方の話によると、ライトをつけなくてはいけないくらいに真っ暗になって、灰が降ってきたそうです。数年前に起きた噴火のときには、三池付近で怖い体験をしました。今でもそのときの様子をはっきりと覚えています。
 まだまだ油断できない噴火状況です。登下校にてマスクやヘルメット着用をお願いすることもあるかもしれません。身を守るための安全対策ですので、その際はご協力をお願いいたします。

校長トーク第2回

 今日はとてもよい天気に恵まれました。ところで、昨日は世間では「母の日」でした。私も知らなかったのですが、国外でも「母の日」ってあるんですね~。テレビでゴルフの大会中継を見ていたら、赤やピンクのシャツを着た選手やギャラリーがたくさんいました。ガーデンもピンクの花にわざわざ植え替えたそうです。私事ですが、我が子から「ありがとう」の電話がかかってきました・・・。その一言がとても嬉しく、励みになりました。表現はいろいろあるにせよ、感謝の言葉ってとても嬉しいものですね。
 本校では、生徒会を中心に「ABC運動」を展開しています。Aは「あいさつ運動」のことです。あいさつにはいろいろあって「おはよう」「さようなら」「こんにちは」だけでなく、「ありがとう」や「ごめんなさい」なども含まれます。子どもたちはそんな言葉のメッセージを自分たちで率先して推進しようと頑張っています。これからもその頑張りに応援をよろしくお願いいたします。

校長トーク第1回

 このたびの異動で、本校に赴任いたしました校長の小園です。一日も早く子どもたちや保護者・地域の皆様のお役に立てるように尽力して参ります。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 このコーナーでは、私なりに思ったことや感じたことなど「日常のつぶやき」を発信してみたいと考えております。
 本日は、子どもたちの話し合いの様子を紹介します。5月29日に生徒総会が行われます。そのため爽快に向けて、何回も協議を重ね、本番まで練り上げていきます。さすがに3年生は話し合う内容のレベルが高い!前向きな意見が飛び交っていました。1年生は、どんな話し合いをしたらいいのかを学んでいました。2年生は、これまでの知識を生かしながら意欲的に話し合っていました。
 「学校をよりよくするためにどうすればよいか」真剣に考える時間は、とても貴重な経験です。今、教育界では「考える力」が問われています。本校の子どもたちの熱心に取り組むようすにエールを送ります。