校長トーク

校長トーク63回

今日は節分ですね!日本には、「鬼伝説」が数多くあるようです。たとえば「桃太郎」に出てくる鬼ヶ島の鬼。「一寸法師」に出てくる打ち出の小槌を持っていた鬼。「こぶ取りじいさん」のほっぺをとっていった様々な色をした踊り好きの鬼。
 日本では、鬼は妖怪と言われており、日本古来の書物や絵画にもよく登場してきます。「強い」「悪い」「怖い」「ものすごい」「大きな」などのイメージがあるようです。その他にも、「心を鬼にする」とか「鬼の目にも涙」「鬼の居ぬ間に洗濯」など、様々なことわざにも登場しています。神仏によっては、入り口の守り神であったり、観光名所になったり・・・中には優しい鬼も存在するとか?それにしても、とても空想のものとは思えぬほどリアルな生き物です。
 そもそも、節分に豆をまく習慣は、室町時代から厄を払うために始まったとか?わかりやすく言えば、節分は、「季節を分ける日で、みんなが健康で幸せに過ごせるように願って、悪いものを追い出す日」だそうです。それで、外に向かって投げる習慣がついたのかもしれません。日本人って様々なものに例えながら、生活を豊かにしていたのでしょうね!
 そういえば、最近ヒットしているアニメに「鬼滅の刃」があります。人間と鬼の戦いとか?とても感動するアニメと聞きました。まだ、読んでいないので是非、観てみます!
 ちなみに、校長室には、「福は内~幸は家」の暖簾が飾ってあります。鬼は「創造の産物」ならば、心の持ちようで変わるものなのかもしれません。
「福は家~鬼役の人も家」みんなで厄を追い払って、年の数の豆を食べて、元気な心身で過ごしたいものです!