校長トーク

校長トーク50回

 今年の台風は、終末になるとやってきます。幸い小林は被害が少なかったのですが、依然として他県では大変な様子です。黄金色になった稲穂の収穫を間近にして、心配はつきません。
 先日、9月23日の「陰陽石まつり」は今年も晴天に恵まれ、無事に終了しました。今年は、東方まちづくり協議会も様々な工夫を凝らし、軽トラ市も開催できました。オープニングの「東方輪太鼓踊り」は、子どもたちの間にちゃんと引き継がれており、「ちん鐘」(指揮者的な役割)をお借りしている方をご招待して演舞を披露することができました。とても喜ばれておられたので嬉しかったです!この次の大舞台は、「こばやし秋まつり」  この伝統芸能は、地域の宝です!決して絶やすことがないように、保存会と一体になって継承していってほしいものです。

校長トーク49回

 晴れ渡った秋空とはいきませんでしたが、暑すぎないちょうど良い天気の中、最後まで「第16回東方合同大運動会」を無事に終えることができました。小雨でも支援学校の子どもたちは参加することができません。なので、どうしても晴れて欲しいと子どもたちは願っていました。お天道さまはちゃんと見てくれていたのでしょうね。子どもたちは、日頃の練習を遙かに超えて運動会を成功させてくれました。「やればできた!」まさにそんな感動をもらった運動会となりました。
 先日、オリンピックの代表を決める男女マラソンがありました。女子は、おおよその予想通りとのことでしたが、男子の方では様々なドラマがあったようです。皆さん、優れた方々ばかりです。それぞれこの日のために万全な体調で臨んだと思います。それでも、その大勝負に勝ち残るのは「謙虚に自らを受け止め立ち向かった者」に軍配が上がったのかもしれません。あと一枠の出場権を巡ってこらから更なるヒートアップが期待されることでしょう。
 令和元年度の優勝は「赤団」、応援賞は「白団」となりました。どちらも素晴らしかった大会となり、心から東方を誇りに思います。保護者の皆様、地域の皆様、準備から片付け、応援まで本当にありがとうございました。

校長トーク48回

 いよいよ、運動会が近づいてきました。関東では台風の被害がひどく、学校も休校になりました。あと数日、お願いだから晴れて欲しいと心から願っています。なぜなら、運動会は、中学校生活において思い出深い行事の1つなのですから・・・。
 行事を成功させるためには、様々なドラマがあります。非日常的な日々の中で、友だち同士のちょっとしたトラブルも発生しがちです。それは、「思い」がぶつかるからだと考えます。その際、トラブルをそのままにしていては何の進展もないのですが、そこが学校生活の良いところです。様々な形で、みんなで解決方法を考えていきます。やっぱり「青春」っていいですね!泣いたり、笑ったり、怒ったり、悔しがったり・・・さっき泣いたと思ったら、今度は大笑い・・・。私は、そんな中学生というこの時期が大好きです!  どうぞ、地域の皆様、保護者の皆様、当日子どもたちの最高の演技や競技を楽しみにご来場ください!

校長トーク47回

 8月26日から授業が始まりました。ついに、楽しみにしていた夏休みが終わってしまいました。さて、授業が始まると「運動会」に「文化祭」と行事が立て込んできます。終わりゆく夏を感じている暇などありません。多くの課題をクリアしたら次はテストが待っています。昨日と今日は、全学年テストでした。3年生にとっては、進路に関わる大切なテスト。1・2年生にとっては、これまでの復習テストです。勉強は大変だけど、積み残していくと卒業するときが「さあ大変!」です。
 こんな風に、中学3年間は意外と早く過ぎていくのです。
 明日は「予行練習」です。本校は、小中学校だけでなく、支援学校も参加する大きな運動会で、今年16回を迎えます。全国でも珍しい貴重な運動会です。なので、当日14日は絶対に晴れて欲しい!
 どうか、「台風来ないで~」てるてる坊主を作ってお祈りします(*^o^*)

校長トーク46回

長いと思った夏休みも、残り1週間となりました。昨日の登校日の全校集会で、「計画通りに過ごせましたか?」と訪ねたところ、数名ほどしか手が上がりませんでした。
 今年の夏は、台風が2回、その他猛暑だったり、大雨だったりと自然気象も絡んでの予定変更が多かったのかもしれません。
 治療等時間がかかるものは、できるだけ夏休み中に済ませていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
 さて、集会では「平和」についてのお話をさせていただきました。8月6日、8月9日、そして8月15日が日本にとってどんな日であるのか。未来に向けて今を生きる私たちがすべきことが何なのか。一見難しそうな話題ですが、中学生でも十分考えられると思います。「なぜ?どうして?」と疑問をもつ力は、3才の頃から芽生えています。学習を通してその「謎」を解明する力が少しずつついてきます。そして、解決するための「行動できるエネルギー」に変化していくのが、成長過程だと考えます。
 私が思う「今できること」は、「伝えていくこと!」未来に再び戦争が起こらないように漸進的な考えをもち、それを伝えるコミニュケーション力をつけること!暴言が飛び交うのではなく、心穏やかな世界であってほしいと強く願っています。

校長トーク45回

  いよいよ、夏本番!日差しは暑いし、蝉の鳴き声もけたたましい!スイカやかき氷のおいしい季節がやってきました。そして、お盆等で久しぶりにご家族の顔がそろうのもこの時期ですね。しかしながら、せっかくのこの時期は台風も発生しやすい・・・。今度の台風8号は、直撃です。どうぞ、台風に備えて「命を守る行動」をお願いいたします。本日5日~6日にかけて、学校では一切の活動を中止にしておりますので、各自自宅にてご用心ください。
 11日は、高山地区の盆踊り大会が開かれます。輪太鼓も披露させていただきますので、是非会場にお越しくださいね!

校長トーク44回

 久しぶりのお便りとなりました。修学旅行から一学期前期終業の日を迎えるまで、怒濤のごとく毎日が過ぎ去っていきました。7月19日の全校集会では、「命」に関するお話をさせていただきました。7月9日の小中合同の地区懇談会でも、保護者の方を前に夏休み中の過ごし方、特に「命」に関するお願い事をした次第です。案の定、梅雨が明けたとたんに30度以上の熱帯日が続いている毎日です。急な変化に私たちの体はなかなかついていけません!台風などの災害への対応も必要です。夕立は必ずといっていいほど雷もついてきます。入道雲やうろこ雲。夏の天気は変化が激しいですね。
 9月に入ると、毎日が体力づくりとなります。夏休みの過ごし方次第で、私たちの体は反応することでしょう。どうぞ、規則正しい生活とともに、食事・運動・睡眠のバランスのとれた日々を送ってください。夏休みは学生時代の特権です。たくさんの思い出とともに、夏休み明けのたくましく夏を乗り切った皆さんと会える日が楽しみです!
 くどいようですが、「命」には十分気をつけて!

校長トーク43回

  梅雨らしくなったと思いきや、いきなりの雷豪雨!自然の気まぐれさにはどうにも太刀打ちできません。本校は、7月2日~5日まで、関西方面の修学旅行を計画しています。どうして合わせたように雨が・・・。子どもたちにとっては、どんな状況下でも楽しいんですけど、できればベストな状態で連れて行ってあげたいと思う親心です。
  親心といえば、この季節によく市内で目にする光景があります。それは、朝の送迎の様子です。カッパを着て頑張って登校する子。雨に打たれながらも集団登校している小学生。結構「自力登校」している姿をよく見かけます。反面、校門前に車を停めて降りてくる子を見かけます。怪我をしているわけでもなく、傘を持っているのに校舎が近いためか傘を開かないまま走って行く姿を、皆様はどう受け止められますでしょうか?道路脇に停めるので、通行の妨げになっていることを運転されている方は気づかれているのかな?と思わずにはいられません。確かに、大人の感覚では、そばまで送ってもらうと歩かなくてすみます。「楽だなぁ」と思いますね。しかし、車社会の現代、私たち人間は歩くことが減っている事も事実です。健康面を考慮して、「歩きましょう!」の推進が叫ばれている今日。「我が子にはどんな大人になって欲しい。だから今は○○○する。」など改めて考えてみることも必要なのかもしれませんね。

校長トーク42回

 皆様は、今の本校の輪太鼓を作っていらっしゃる方をご存じでしょうか?昔は身近なところにも職人の方はおられたのでしょうが、現在は鹿児島の方にお願いしております。皮が破れて叩けない輪太鼓を持って、直接鹿児島県日置市伊集院町にある「宮内太鼓楽器店」を訪ねてきました。以前よりどんな方が作っているのか、どんな風に作っているのか等々興味がありましたので、電話でお願いするより直接会ってお話ししたいと考え、早速土曜日に行ってきました、。ご本人も立派な職人の方でしたが、それを支える奥様もとても感じの良い方でした。家に上がらせていただき、お茶を飲みながら最近の太鼓の皮事情や伝承の大切さ、何代目であるかなど、様々なお話を伺うことができました。携帯電話に去年の秋祭りの様子を動画でとっていたので見ていただくと「こうやって使っているんですね!」と感動してくださいました。
 最近では、野菜や工具など、生産者の顔が見える場面が増えてきました。誰が、どうやって、どんな思いで丁寧に作り上げているかがわかると、より一層輪太鼓に愛着がわいてきます。機会があったら、是非本校にご招待して子どもたちの演舞する姿を見ていただきたいなと心から思いました。

校長トーク41回

 先日6月20日、東京にあるパナソニック教育財団より2名来校され、本校のICT推進校としての取組や授業の様子を参観に来られました。木造校舎のぬくもり、自然豊かな環境、子どもたちの笑顔や真剣なまなざし、教えあう姿、そしてタブレットPCの使いこなしなどを通して、えらく感動されていました。本校の来校は2回めですが、前回と違って授業の様子を参観できたので、さらに東方中に対する好感度がアップしたようです。子どもたちが褒められるのって嬉しいですよね!これも保護者や地域の協力があっての結果です!気持ちのこもった温かい支援体制があるからこそ、私たち職員も頑張れます!たぶん未来は小学校低学年の子どもたちが、パソコンをさくさく使いこなしているやしれません。
 急速に進化する時代に生きる子どもたちには、スピード感も必要ですが、東方の子どもたちのように純朴さや思いやりは決して失ってはいけないと、改めて再認識できる良き機会となりました!これって人として生きる上で、ものすご~く大切なことですよね。