学校の様子

文化発表会が開催されました。

10月22日(土)に、三松中学校の文化発表会が開催されました。

「輝け音色 未来につなげ伝統のバトン この一瞬を一生の思い出に」のスローガンのもと、各学年の教科や総合的な学習の時間で学んだ成果を発表しました。

 文化発表会実行委員長の3年生八重尾さん、副委員長の2年生松吉さんを中心に、実行委員がこの日のために昼休みや放課後も使って一生懸命準備してきました。そのおかげで、1年生の農業体験の発表に3年生の小林市未来予想図の発表、日本語弁論や英語弁論の発表、合唱コンクール、吹奏楽部のミニコンサート、美術・書写・家庭科作品の披露など、充実した内容の発表会となりました。

 特に2年生がオープニングで披露した岩戸神楽は、代々三松中学校の生徒たちが伝承しており、岩戸神楽保存会の方々にご指導いただきながらこれまで練習に励んできたものです。篠笛や太鼓の演奏による神秘的な雰囲気の中、舞い手の生徒たちが歴史の重みを感じながらも懸命に舞う姿に会場中が引き込まれ、指導にあたってきた岩戸神楽保存会の方々や2年生の先生方も、当日の素晴らしい仕上がり具合に感動を隠しきれない様子でした。

 合唱コンクールに向けては、各クラスしのぎを削りあらゆる時間を割いて練習に励んできました。渡り廊下やベランダ、グラウンドまで使い、校内のあちらこちらから毎日元気な歌声が響いていました。本番では多くの保護者の方々も見守る緊張感の中、どのクラスも聴き応えのある伸びやかなハーモニーを披露し、聴く人たちを圧倒していました。中には涙を流す先生方や保護者の方々もいて、まさにスローガンどおり、輝く音色が一生の思い出になる瞬間となりました。金賞は3-A、銀賞は3-B、銅賞は2-Aという結果でしたが、どのクラスにも賞を贈りたくなる見事な合唱でした。本当にお疲れさまでした。

 今回も来賓や地域の皆様をご案内することはできませんでしたが、生徒たちの熱演・熱唱が伝わっていることを願っております。PTAの皆様にも、当日の駐車場整理やバザー運営でお世話になりました。皆様本当にありがとうございました。