未来につなぐ舞神楽

 令和5年度「高千穂の夜神楽こども伝承者の集い」~未来につなぐ舞神楽~が実施されるという案内がありましたので、見学してきました。   神楽は県が去年10月、ユネスコの無形文化遺産の候補として文化庁に提案してきましたが、書道が選ばれ、神楽は落選しました。少子高齢化や過疎化により、本町の伝統芸能である神楽の存続も大きな課題の一つとなっています。そこで昨年度から開催されているのが、標記の集いとのことです。 本町各地区の神楽をはじめ福岡県の豊前神楽も披露されました。小学生から高校生まで(本校生徒からはたしか6名)がそれぞれの地区から参加し、その勇壮な舞に見入ってしまいました。 継承者不足とはいうものの、堂々とした素晴らしい舞に見物客からも拍手喝采。その日の夕方のニュースで、外国からの観光客の方が、「神楽を見ることができず残念・・・」と報道されていました。私見ではありますが、観光客の方々にこの集いを案内し、見ていただくのもよいのではと思ったところです。