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2022年10月の記事一覧

10月28日(金)学校と地域をつなぐ小・中学校音楽祭

10月28日(金)学校と地域をつなぐ小・中学校音楽祭

今日は「学校と地域をつなぐ町音楽祭」でした。
町内の小学校と中学校が集まり音楽鑑賞会を行いました。
小学校では合奏、オペレッタ、合唱などを披露してくれました。
普段小学生たちと交流する機会は少なく、ましてや合唱の様子などは見ることがないので、一生懸命に頑張って演奏する小学生の姿を見ることができ、中学生にとってもすごく楽しかったようでした。
久しぶりにお会いする出身小学校の先生方と休み時間に楽しそうに話す生徒たちもいました。

 

文化祭から引き続き練習を重ねてきた合唱。
 
 

今日は小学校の児童や先生方もいらっしゃったので文化祭とはまた違う緊張感がありましたね。どの学年も心を一つにクラスのハーモニーを奏で、今日の音楽祭で力を出し切れたのではないでしょうか。
吹奏楽部の演奏も自然と手拍子が起こるほど会場全体を盛り上げていました。

   
子どもたちの発表が終わると、アトリエ奏(かなで)様による公演もありました。


普段聞くことが出来ないようなリコーダーとチェンバロの穏やかな音色の演奏、美しいソプラノのハーモニー。プロの演奏にも触れることが出来、たくさんの刺激を体感した一日となりました。
このように町をあげて子どもたちの日ごろの頑張りが発表できる場を作ってくださることはとてもうれしいことです。
同時に役場町民ホールでは、町作品展の展示も行われておりました。こちらも見ごたえたっぷりの展覧会となっておりました。

 

海を越える

海を越える

令和時代。
IT革命真っただ中。
「 地 」の時代から「 風 」の時代へ。

ネットがあれば、物理的には無理でも、
情報や言葉、文字は即座にどこへでも飛んでいける。

やってみたかった、この授業。
昨年度は高千穂高校とのオンライン授業。(今年もやる予定!!)
今年度は・・・アメリカの中学生とのオンライン授業に挑戦!!


こんな授業ができるのは日之影町のおかげです!!TEAMSを使って。
トピックは「給食」「そうじ」「ゆかた」「行事」「Q&A」などいくつか用意。
ではでは、フリートークの開始!!では、その様子をどうぞ!!





パックンマックンの講演の掘り起こしも兼ねたこの授業。
「できる。話せる。伝わっている。それでOK!!」を伝えたかった。
いつもの授業じゃなかなか教えられない部分。


こんなに前のめりに熱心に取り組む彼らが大好きです。
この主体的な姿に“ 何がしてあげられるのかな? ”と成長のチャンスをいただいています。
本番当日は、教職員の出番、「ZERO~♪」(久しぶり)


やって良かったのか?どうだったのか?
それは、絶対に良かった。
でも「学び」として何が残るのか?
それは分からない。それが分かるのは何年後??

迷ったら、「ウェルカム困難、サンクス失敗。」
まずやってみよう!!と思考する。

なんでもできる時代だからこそ、
“ 子どもたちのために ”という精神を忘れずに、
やってやってやり通す。

ひのかげ近未来会議、終わる。

ひのかげ近未来会議、終わる。

10月21日(金) ひのかげ近未来会議 実施。
副町長様、教育長様をはじめ、町内外から多くのお客様に来ていただきました。
ご来場の皆様、本当にありがとうございます。

全校生徒で作り上げた見事な会場。素晴らしい環境に生徒たちは気持ちが高まる。

農業班は「農業従事者の増加」を図るため、子ども達に農業に興味をもってもらいたいと
➀農業体験 ➁農泊 を提案。自分達が実際に「体験」しているからこそ、“説得力”に溢れ自信が湧いてくる。

観光班は「若者観光客の増加」に向け、➀高千穂町とのタッグツアー ➁ご当地スイーツづくりを提案。何度も両町の役場や店舗に足を運び、「生の声」を聞いて“実現性” を求めた。


林業班は、日之影町の未来には「林業従事者の増加」が必要だとし、日之影の魅力の1つである自然を生かし、➀林業テーマパークの提案を行った。他町の事例を参考に、日之影町に「落とし込み」、“再構築→再提案”することができた。



3班全て、ネット情報はベースの部分やきっかけに過ぎず、【調べ】活動から【探究】活動へ移行済。
実際に自分で足を運び、自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分で触って、自分の心で感じる。そして、自分の頭で考える。最後は、自分の言葉で想いを “ カタル ” 。
このサイクルが幼い頃、小学校から地域によって磨かれ、発展的・継続的キャリア教育として根付く日之影町の強さ。

終了後は各小学校区に分かれ、同じ小学校区出身の大人とのフリートーク。今回は地元中の地元の話。みんなを見ながら“次にこんな風にひざを突き合わせて話すのは成人式の時かもなぁ”なんてジーンときてしまいました。
今年、この形に挑戦して良かったと思います。






最後はお礼を全員で。まずは近未来会議3年目を迎えるにあたり、1年目からの振り返りを。
そして、最後は全員が “ ジブンゴト ” として地域への想いを叫ぶ。
文化祭でも行った「日之影の中心で愛を叫ぶ」。

1、 2年生、3年生の姿を目に焼き付けたかな。来年度も頼んだぞ。



最後に、教育長様からの温かいお言葉で。
子供たちはここで初めて“ 腑に落ちる ”。

終わったけど、終わってない。
次を見ている生徒達。これぞまさに探究活動。

ここからは個人での探究に落とし込み、さらに“ ジブンゴト ”に。
今、どの高校でも行われている探究活動に向け、
自分でできるかどうかまで追求していかなければ。

将来、学校という場を離れても、職業人として、大人として、“ 学び ”は続く。
その時、この探究型の学びが生きる時が必ずくる。
ほら、“ 学び ”って、幸せにつながる。

10月8日(土) 日之影中学校 文化祭

10月8日 令和4年度日之影中学校文化祭

金木犀の花の香りと、だんだんと冷たくなる空気に秋を感じ始めてきました。
ついに今日は文化祭の本番です。
実行委員長の谷川亜沙美さんの開会の言葉を皮切りに、令和4年度日之影中学校の文化祭が開催されました。

今年の文化祭のテーマは「光~心の中から笑顔で~」です。
主題の「光」には、日之影町伝統の大人歌舞伎や深角団七踊り、ひのかげ近未来会議へ向けての発表などを通して、日之影町の将来に光を照らしたい、日之影の明るい未来を目指していきたいという気持ちを込めています。
副題は、マスク生活の中、表情が伝わりづらい面もあるけれど、そんな時期だからこそマスクの下の表情や表に出にくい心の中では笑っていることが大事だと考え設定しました。
文化祭で楽しんでいただき、たくさんの方々に元気を届けられたらという思いが込められています。

 
開会式では、生徒会長からのあいさつで、3年生の寺尾拓海君が
「大人歌舞伎や深角団七踊りを教えてくださった地域の方々に感謝し、今日の発表を成功させましょう。合唱コンクールに向けて、昼休みにはいつもきれいな歌声が校内で響き、合唱練習をがんばっていた姿も見てきました。緊張するだろうけど全力を出し切ってください。3年生は最後の文化祭となります。大切な青春の一ページとなるように楽しんでください。」と全校生徒にエールを送りました。

文化祭最初の演目は大人歌舞伎です。
地域の方々のご指導のおかげもあり、優美で凛とした舞い姿を披露してくれました。

 

終わったあと、本人たちはとても緊張したと話してくれましたが、太鼓、三味線、拍子木の音と動きを合わせて見得を切る姿は様になっており、圧巻の舞台発表でした。
 
 

1年生の郷土学習発表では、1学期の歴史探訪で日之影町内のことを調べ、見学し発見したこと、またこれから探究していきたいことをまとめ、発表しました。

 
英語暗唱弁論では亀井先生、ロバート先生のご協力のもと、昼休みなども練習してきました。難しい内容を英語にまとめ、流暢な発音で暗唱をしていきます。
 

 

いつも見ているクラスメイトとは違う一面を見ることが出来るのは貴重な時間です。

弁論の内容もさることながら、堂々と語りかける姿に心奪われていました。
深角団七踊りでは、迫力のある大人数で体育館内を大きく使い踊りました。

 

力強い太鼓の音と、歌の調子に合わせてそれぞれの役柄に合わせた踊りをしていきます。

 
今年は着付けから自分たちで覚えて行いました。鎌や、鎖刀などの道具を使い、足の運び方や目線、指先まで細かく指導していただきました。大人数ながらもしっかりとまとまって踊り切りました。

3年生の発表では総合での探究活動や、これまでの学校生活を振り返りながら、ひのかげ近未来会議に向けての取り組みを劇仕立てにし、見事な演技力と圧倒的なパフォーマンス力を披露してくれました。

 

体育館内にもたくさんの笑い声が響き、最後にはほろりとさせられるところも。
聴く人を惹きつけるプレゼン力、人前に立っても恥じらうことなくやり切る堂々たる姿はさすが3年生です。

 

午前の部、最後は合唱コンクールです。
どの学年も、昼休みや放課後などの時間を使って集まり練習を重ねてきました。
 

 

 

曲に込められた思いや、歌詞の意味も考えて、力いっぱい歌いきりました。
それぞれの学年にしか出せないハーモニーを聴く人の心に届けてくれました。

個人発表では今年は3組の応募がありました。2年生の飯干琴葉さん、橋本雫花さんによるピアノ二重奏、日之影ストリートダンスクラブによるダンス、3年生の黒田蓮人さんのピアノ独奏です。
 

 

大勢の観客がいる中での発表は緊張したと思いますが、臆することなく日ごろの練習の成果を十分に発揮できたのではないでしょうか。これからもチャレンジする気持ちを大切にしてほしいですね。

吹奏楽部による見事な演奏は文化祭を一段と盛り上げてくれました。
吹奏楽部の皆さんの真剣な顔つき、一丸となって作り出す音楽はすばらしいです。
いつも放課後、音楽室から部活で一生懸命練習している音が聴こえてきますが、実際にこうして間近で演奏する姿を見て聴くことが出来るのも文化祭ならではの良いところですね。
 
 

委員会や係りでの活動もある中、昼休みや、少しの時間を見つけては学年での発表、クラス合唱の練習に時間をつぎ込み、前日の準備でもてきぱきと動き今日の文化祭を作りあげてくれました。
まだまだコロナ禍ということもあり、今年も感染拡大防止に向けて配慮した文化祭ではありましたが、その中でも自分たちの今できる事に全力で力を注ぎ、大成功の文化祭となりました。

文化祭のテーマ通り、マスクをしていても笑顔が読み取れるほどの達成感あふれる文化祭になったのではないでしょうか。
今年は多くの来場者の方にお越しいただけたことも、とてもうれしく思います。
展示作品を含め、普段見ることが出来ない教育の成果などを保護者の方や地域の方にも見てもらうことが出来るのは、生徒たちとしてもうれしいはずです。
この文化祭を一つのステップアップとし、これからの学校生活にも目標を見つけ日々成長していってほしいと思います。

ヒ・ト・カ・ゲ ポスター 完成。

ヒ・ト・カ・ゲ ポスター 完成。

日之影中学校と言えば・・・・
生徒は答えます!!3年生プレゼンツ「ひのかげ近未来会議」!!
日之影町の「強み」と「課題」。
それを追いかけ、体験と根拠を積み上げ、町へと提案。
日之影と言えば自然、歴史的遺産、文化的芸能、おいしい食べ物、橋や渓谷・・・。

日之影町外から来た身で言うのは恐れ多いのですが・・・
日之影町の強みの1つ。
それは「人々の素晴らしさ」ではないかとずっと思っていました。

3年生にその原点に気付いて欲しいと思い、町民紹介ポスターを作りました!!

その名も・・・「ヒ・ト・カ・ゲ」
「日之影」=「ヒノカゲ」=「日の光」。
「ヒ・ト・カ・ゲ」=「人の輝き」です。
3年生が制作した町民紹介ポスター。どうぞご覧ください。

 

 

※文化祭と近未来会議でお披露目します!!是非、ご覧ください。

生徒がそれぞれの方の所へ足を運び、対話。そして感じたことをキャッチコピーに。
とある先生が言ってました。
日之影町の皆様からは「無償の愛の深さ」を感じるのです。

この町には、たっくさん先生がいる。

1度、原点に戻れた、3年生。
近未来会議に向けて、再び進む。