日誌

利他の心

明けましておめでとうございます。

3年生にとって、日向工業での学校生活もあと1か月となりました。
また、1・2年生にとっては新しい学年に向けた集大成の学期となります。

さて、皆さん、令和4年のワードは何だったか覚えていますか。そう、「恕の心」です。恕とは孔子の言葉で、自分がされて嫌なことは他人にはしないこと。つまり、優しさと思いやりを持って生活しましょうと話しました。

1年の計は元旦にありと言います。そこで、今年はどんなワードでいこうかと考えました。いろいろ考えましたが、今年は「利他の心」でいきたいと思います。利他の心とは、簡単に言うと「他人のために善かれと思う行動を取る」ということです。利他の心を物事に取り組むときの判断基準としていたのは、京セラ・第二電電の創業者である故稲森和夫氏です。

例えば、「人のために役に立ちたい、人の役に立つモノをつくりたい」と思う気持ちや「日向工業のために生活や学業に真摯に取り組むこと」、「生徒のために心血を注いで指導すること」など、一見人のためにと思うような行動が、自分を大きく成長させ、成功に導くことになるのではないかと考えています。

今年は、是非「利他の心」をもって1年間頑張っていきましょう。皆さんにとって素晴らしい年になることを心から願い新年のあいさつとします。