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カテゴリ:ACT-LI(地域探究)

普通科1年生 地域企業探究が始まります!

普通科1年生のACT-LI1では、2学期に地域企業探究を行います。

 

地域の中小企業に対してインタビュー調査を行い、企業へ向けて「こうすればもっと良くなる!」という提案をすることがこの活動の最終目標です。

 

地域企業探究に際し、7月24日(水)のACT-LI1ではオリエンテーションが行われました!

今回のオリエンテーションには、協力企業の方々にも多数お越しいただきました。

協力企業の数は、なんと34社!本年度も多くの企業にご協力賜ります。

まずは生徒と企業の方に向けて、今後の流れや活動内容についての説明が行われました。

続いて、講師の方をお招きして「地域を支える中小企業について」というテーマのもと講話をしていただきました。

地域の中小企業がどのような役割を持つのか、また、私たちの生活に地域の企業がどのようにして関わっているか等、地域の企業にまつわる話題を多く知る機会になりました。

次に二人目の講師の方をお招きし、SDGsに関するワークショップが行われました。

昨今の世界を取り巻く課題について考えた後、グループごとにSDGsのアイコンを用いたワークショップに取り組み、SDGsに関する理解を深める機会になったことと思います。

また、このワークショップには企業の皆さまにもご参加いただき、生徒との交流も多く見られました!

最後に、各教室に分かれて担当する企業ごとに顔合わせと今後の打ち合わせを行いました。

グループごとに自己紹介や企業の方と連絡先の交換などを行い、緊張しつつも和気藹々とした雰囲気で初顔合わせを終えることができました。

 

本格的に活動が始まるのは9月から!

夏休みの間に担当企業について調べたうえで、インタビュー調査に臨んでもらいます。

 

協力していただいた企業に少しでも実りある提案ができるよう、2学期からの活動に励んでいきます!

普通科1年生がデザイン思考演習のまとめを行いました!

7月10日(水)の2・3時間目に、普通科1年生のACT-LI1を行いました。

今回のテーマは「デザイン思考演習」。実は、この活動は2週間前に行った演習の続きとなる活動です。

 

前回の活動では、1年4・5組の間にある使われていないスペースを有効活用できないか、自由な発想で考えてもらいました。

いろんな意見が飛び交う中で、現実的に考えると実行できないよね・・・といったアイデアもたくさん出てきました。

 

そこで、今回は前回よりも具体的且つ実行可能な範囲で有効活用できる案を提案しよう!ということで、企画書にまとめてみました。

 

 

文章でまとめる班もあれば、イラストで説明する班もあり、面白い企画書がたくさん完成しました!

どの班も、前回までの自由な発想を議論を通じて具体的且つ現実的な企画にまとめることができました。

 

今回まで行っていた活動は、2年生以降で行う探究活動の準備段階!

1年生の皆さんが実際に探究活動を進める際に、1学期のACT-LI1で取り組んだ様々な体験を活用してくれることを願っています。

普通科1年生 デザイン思考演習の様子をご紹介します!

6月19日(水)、普通科1年生のACT-LI1で1年1~4組がデザイン思考演習を行いました。

 

1学期のACT-LI1は「協創力」を身につけることを目的としています。

そのため、今回は多くのアイデアの中から多角的な視点に基づいた話し合いを通して、より良い結論を導くための手法を学ぶことを目的に本活動を行いました。

 

今回のテーマは「学校のとある空きスペースを有効活用できるプランを考えよう!」というものです。

では、実際の活動の様子をご紹介します!

今回の活動は4人グループで行います。

実は本校、1年4組と5組の間にほぼ使われていない空きスペースがあります。

そのスペースをどのように使えばいいか、まずはグループごとにとにかくたくさんのアイデアを出していきます。

机上で考えているだけでは物足りない・・・

ということで、実際に空きスペースを見に行きました!

どのグループも多様なアイデアを出しています!

 

続いて、自分たちの出したアイデアを整理・分類していきます。

別の色の付箋に分類したテーマを書いて、大きな紙に並べていきます。

 

次に、自分たちの出した多様なアイデアを踏まえて、より具体化するために文章にしていきます。

この時、自分たちなりの優先順位を書いてもらいました。

その後、「意思決定マトリクス」を用いて自分たちのプランを評価するべく数値化していきます。

この時「効果性」や「費用面での実現性」・「時間面での実現性」等の様々な観点を自分たちの物差しでウエイトを変えて数値化しました。

そのため、客観的な視点からプランを見直すことに繋がり、先ほど考えた自分たちなりの優先順位とは大きく異なる結果になったグループもありました。

最後は各クラスで自分たちの考えたプランを発表して今回の活動は終了となりましたが、どのグループも発想豊かで面白い、聞いていて驚くようなプランを考えることができました。

 

「話し合いを通してより良い結論を出す」という目的が十分達成された探究活動となりました!

ACT-LI2(2年普通科・リベラルイノベーション)の活動紹介

6/12(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。

4月からスタートしたACTの活動は、領域選択、メンバー編成を経て、アイデア出しからテーマ設定まで活動を進めてきました。

それぞれのグループで悪戦苦闘しながらも、皆で知恵やアイデアを出し合い、独創的で面白いテーマが設定されつつあります!

なかなかアイデアが出ず、テーマ設定に苦しんでいるグループも、何とかアイデアをひねり出すために、積極的に先生方に相談をする姿が見られ、活発な議論がなされていました。

宮崎北高校の探究活動では、今年度から先生情報シートを作成し、生徒と教員のコミュニケーション促進を図っています。

先生方にアドバイスをもらいながら、より良い探究活動にしていきましょう!

宮崎北高校の先生たちは、生徒の伴走者として共に探究活動を進めていきます!

 

皆、真剣に議論をしています。「ああでもない、こうでもない」と悪戦苦闘する姿が見られました。

この悩み、苦しむ時間が生徒の皆さんにとっての財産になります。

 

テーマ設定が終わったグループは、図書室で先行研究を始めています。

先行研究は主に文献調査になりますが、主体となるのは「本」です。

インターネットで調べれば大体のことが分かってしまう世の中だからこそ、本から得られる情報を大切にしてほしいものです。

 

もちろん、新聞も貴重な情報源です。最近の生徒たちはあまり新聞を読まないのでは…?

新聞に載っている情報も探究活動には必要不可欠です!

 

次回7/3のACTでは、外部から探究サポーターの方に来校していただき、様々な視点でアドバイスをしていただく予定です。より磨き上げられたテーマや探究計画が完成することを期待しています!

普通科1年生がコンセンサスゲームを行いました!

 

6月5日(水)、普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて、1年3・4組がコンセンサスゲームを行いました。

 

コンセンサスの意味は「合意形成」です。

この活動はブレーンストーミング・KJ法などのフレームワークを行い、ゲームを通して議論をする大切さを学ぶことを目的としています。

 

今回のゲームのテーマは「砂漠からの脱出!」

 

では、今回は1年3組がゲームに取り組む様子をご紹介します!

 

まずは、「砂漠で遭難した」という現状を把握するために、いつ・どのような環境にいるのか等の説明が書かれた文章を読みます。

なんと手元には12個のアイテムしか残されていない、、、という設定になっています。

今回のゲームは、この12個のアイテムに個人で優先順位をつけるところから始まります!

全員、とても真剣に考えています!

 

続いて、グループワークに入ります。

12個のアイテムの優先順位を決めるべく、付箋にたくさん意見を書いて紙に貼っていきます!

各グループ、非常に多くの意見が出ています!

この活動のポイントは、どのような意見でもオールOK!

自由に、誰の意見も批判することなく進めていくのがルールです。

 

最後に、先ほど個人で考えた12個のアイテムに対する優先順位を、今度はグループの意見としてまとめていきます!

どのグループもしっかり全員の意見を交換し、悩みながらもグループとしての答えを出していました!

 

では、いよいよ答え合わせです!

実はこのゲーム、専門家の模範解答があるんです。

個人で考えた順位と、グループで考えた順位。

どちらが正解に近かったか、全員一生懸命計算していました!

 

結果は・・・

半数近くの人がグループで考えた順位の方が模範解答に近くなりました!

 

実はこのゲーム、一人で考えるよりもグループで考えた方がより良い結果になるんだ!

と実感してもらいたいという意図があったんです。

 

どのグループも活発な議論が繰り広げられて、とても充実した活動になりました!!