宮崎県立宮崎北高等学校

                                                                                                                                                     校 長　 鬼　束　雅　史

 

宮崎北高等学校は、昭和５９年４月、宮崎市内４番目の普通科高校として誕生しました。平成１５年度から科学技術人材育成に関する教育課程の研究を行う、国のスーパーサイエンス事業（SSH）の指定を受け、平成１６年４月には普通科系専門学科「サイエンス科」が設置され現在に至っています。また、校訓・生徒信条の「尚志」「連帯」「創造」や、校歌の「北極星（ほし）に到らん理想をもて、明日の命を創（つく）らんや」を合言葉に、常に志を高くし夢の実現に向けて邁進する生徒とともに、社会の有為な人材育成に一丸となって取り組み発展してきた学校です。学業だけでなくスポーツや文化活動、その他高校におけるすべての活動に分け隔てなく全力で臨む「文武不岐」の精神を掲げています。

現在１年生８学級（普通科７学級、サイエンス科１学級）で全校生徒９４０余名が在籍しており、８０数名の教職員を加えると、１０００名を超える大規模校となっています。令和元年度、４期目となるSSHの指定（５年間）を受け、サイエンス科のみならず普通科を含めた学校全体で、課題研究や探求活動の充実を図り「新しい学び」に積極的に取り組むなど、本県における科学技術人材育成に関する教育課程開発校として中心的な役割を担っています。

本校は宮崎市北部の見晴らしのいい高台（標高５０ｍ）にあり、生徒は毎日百数十段の階段を駆け上がり、市内を一望できる白亜の校舎で、自身の更なる成長を目指し日々勉学に励んでいます。私たち教職員は、その努力に応えるため、「伸ばす北高、伸びる北高生」をモットーに、保護者や地域の方々との連帯を大切にしながら、誠心・誠意、教育活動の充実に努めてまいります。