校長ブログ

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地域の皆様から元気をいただいて(その2)

5月にご紹介させていただきました、
地域の方が飾りに来てくださるフェルトの飾り、

その後も季節の移り変わりに合わせて素敵な作品を飾ってくださっています。

11月は一足早いクリスマスをモチーフにした
飾りを作ってくださいました。

真ん中に大きな雪だるまが飾られていて、
とてもにぎやかな印象の作品です!

さすがは子どもたち、すぐに気がついて、
ニコニコしながら見つめています。

10月には運動会の作品を飾ってくださいました。

万国旗の下でたくさんの動物たちが、かけっこや綱引き、玉入れを競っています。

見ているだけで元気になってくる作品です。

先日、新しい飾りを持ってきてくださったときにお礼を申し上げた後、少しお話をうかがうことができました。

子どもたちが喜んでくれればそれだけで十分と、お名前もおっしゃらずに帰って行かれました。

後ろ姿をお見送りしつつ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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鬼滅の刃が校長室に

今、校長室に人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターが
飾られています。

以前勤めていた宮崎大学附属中学校の教え子が作って
持ってきてくれました。

中学生のときから手先がとても器用で、作品を丁寧に
作る生徒でした。

アイロンビーズを使って作られています。

アイロンビーズというのは小さな円筒状のビーズで、
並べてアイロンで熱を加えるとくっついて板状になるものです。

一つ一つパーツを作って
組み立てられています!
すごい技術です!

本校にも「鬼滅の刃」が大好きな子どもたちが多いです。
さっそく廊下から見つけて、目を輝かせています。

今日もキャラクターを見に子どもたちが校長室に来てくれます。

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高総文祭ポスター原画最優秀賞に!

 9月23日木曜日から、第43回宮崎県高等学校総合文化祭が開催されます。
参加される高等学校、特別支援学校高等部の皆さんには、日頃練習してきた成果を十分に発揮していただき、コロナ禍でたいへんな思いをされている県民の皆さんに、元気を与えていただきたいと思います。

 さて、大会に先立って、大会を盛り上げるポスターの原画の審査が行われました。

 今回、その審査会において、本校高等部1年生の長尾玲真さんの作品が、見事、最優秀賞に選ばれました。

 宮崎の空と海を連想させるきれいな青のラインをアクセントにしながら、人物や模様が大胆なタッチで描かれています。観ているうちにいろんな想像がかき立てられる、とても味わい深い作品だと思いました。

 知らせを聞いて本人は始め驚いた様子でしたが、すぐに喜びに変わっていったようでした。お祝いを伝えたときの誇らしそうな笑顔がとても印象的でした。

 今回の入賞は、長尾さんにとって大きな自信になったことと思います。これからもこういった経験を積み重ね、大きな自信を備えて本校を巣立っていってほしいと思います。

最後になりましたが、審査をしていただいた大会関係者の皆さん、そして熱心にご指導いただいた担当の先生に心から感謝を申し上げます。

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真夏の成人式

 本校では毎年、その年に成人となる卒業生を
学校に迎えて成人を祝う会を開催しています。

 例年、1月に実施しているのですが、今年は
新型コロナウイルス感染症の影響により延期して7月25日、日曜日に開催しました。

 成人を迎えた卒業生と保護者の皆さんに加えて、在校中にお世話になった先生方や支援者の皆さんにもご出席いただき、在籍職員や現PTA役員さんが見守る中、とても温かな雰囲気の中で会が行われました。

 一人一人に当時の担任の先生から成人証書が手渡され、在校当時のエピソードが披露されると、ご本人も保護者の方もとても嬉しそうな表情を浮かべられていました。

 その後、ご本人と保護者の皆さんから、成人を迎えての気持ちや、卒業後の遍歴、近況報告などが思い思いに語られました。

 皆さん笑顔でとても穏やかに語られていましたが、お話の端々から今も自立した生活と社会参加を目指して親子で一生懸命に頑張っていらっしゃることが伝わってきました。

 教育の効果はすぐに現れるものばかりではなく、5年後、10年後、又はそれ以上の年月を経て効力を発揮するものも少なくありません。むしろそういったものの方が多いのではないかと思います。

 皆さんのお話をうかがいながら、私たち教育者には、巣立っていく子どもたちに必要になったときに助けとなる力の種を持たせる使命があるということを改めて心に刻んだところでした。
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子どもの命を守る~緊急時対応訓練~

 本校には医療的ケアを必要とする児童生徒が在籍しています。
 ひとたび事故が発生すると、子どもの命を左右しかねない重大な事態に発展してしまうかもしれないという高い緊張感の中で本校の職員は日々指導に取り組んでいます。

 いくら気をつけていても、事故が発生する可能性をゼロにすることはできません。もしものときに備えて、本校では事故を想定した緊急時対応訓練を実施しています。7月にも児童の人工呼吸器の管が外れた場合を想定した訓練を行いました。
 
 学級担任が他の職員に応援を求める大きな声で

訓練がスタートしました。
子どもが装着している
人工呼吸器の管が外れてしまった場合には、
命を
守るために秒単位での対処が必要になります。

 他の職員が駆けつけると、学校看護師による緊急措置と並行して、学級担任を中心とした的確な役割分担がなされ、
校内そして隣接する子ども療育センターへの緊急放送が流された後、ストレッチャーに子どもに見立てた人形を乗せてセンターに搬送しました。

 センターでは医師と看護師が迅速かつ正確に

処置を行いました。
 訓練に参加している職員、医療スタッフから
ばしばしと伝わってくるすさまじい緊張感に、
私も顔がこわばり涙があふれそうになりました。
 これからも、事故を未然に防ぐための危機管理を徹底するとともに、万が一に備えての訓練を怠らず、子どもの命を守るための体制を確立してまいります。

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