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こすもすチャレンジ検定

 本校では、毎年この時期に、「特別支援学校流通サービスチャレンジ検定」を実施しています。これは、作業学習で培ってきた態度や技術を、検定に挑戦することによって技能の習得を図り、将来の自立に向けた夢や希望を実現していくことを目的とした取り組みです。
 今年はメンテナンス班の生徒4名が、メンテナンス部門の「テーブル拭き」「自在ぼうき」「モップ」の3種目に挑戦しました。
 【開会式】
       
  「宮崎県教育委員会が独自に開発した技能検定です。      「これまで検定の練習を一生懸命頑張ってきました。
  これまでの練習の成果が発揮できるように、一生懸命      間違うことがあるかもしれませんが、精一杯自分たち
  頑張ってください。」                    の目標である1級が取れるようにしたいです。」

 【テーブル拭き】
       
  水拭きの準備をします。タオルの水を床に落とさない     テーブルの隅々まで拭き残しがないように、縦拭きと
  ように、バケツの中で絞ります。              横拭きを行います。

 【自在ぼうき】 
       
  まずは作業表示板を置きます。置く向きや置く位置にも    掃き残しがないように、自分の足の1足分ずつ進んで
  規定があります。                     掃いていきます。

       
  ラインの内側にほうきの端を沿わせて掃きます。素早く    掃き終わったら、ごみの取り残しが落ちていないかを
  繊細なほうきの操作が求められます。            確認します。

 【モップ】
       
  モップの房糸は器具ではなく、両手を使って固めに絞り    清掃範囲の角では、膝を着いて房糸をまとめ、力を
  ハンドルに取り付けます。                 入れて拭きます。

 【閉会式・表彰】   
       
  検定が終わるとすぐに得点が集計され、獲得した級が     これまでの努力の賜ですね。練習期間が短縮されましたが
  発表され、校長先生から表彰を受けました。         よく頑張りました。公認級の獲得、おめでとうございます。