学校の様子

学校の様子(R4年度)

ふるさとの海岸通りを走る!~小中合同持久走大会~

12月4日(日)、熊野江小・南浦中合同持久走大会が行われました。

進行、開式のことば、選手宣誓、競技場の注意、準備運動などを小中の児童生徒で分担します。

中学男子3000m、中学女子2000m、小学5・6年生1000m、小学4年生800m、小学1年生600m。地域の方や保護者の方が応援する中、順番にスタートします。

中学男子は牽制し合って、最後の1000mで差がつく展開でした。中学女子は、自分の目標に向かってそれぞれが全力を出しきり、折り返し地点ではお互いを賞賛するハイタッチが自然にでていました。

ラストスパートまで気を抜かず、全力疾走します。

疲れた、きつかった・・・でも、すがすがしい! 気持ちのよい持久走大会になりました。

全員がそれぞれの目標を達成し、保護者・地域の方々から拍手をいただき、それに対して子どもたちがお礼を述べ、小中合同持久走大会は終わりました。

ふるさとの海は、いつも生徒たちの成長を見守ってくれています。感謝。

 

寒波に負けない、自分との闘い~持久走大会試走~

12月1日(木)、急に寒くなったこの日、持久走大会にむけて試走を行いました。

海岸沿いを走るので、砂浜で準備体操です。海風が冷たい・・・

男子2000m、女子1000m、スタート!

一人一人が自分の記録に挑戦!誰一人として甘えた考えで走る人はいませんでした。

「一生懸命がかっこいい」ことが伝わる試走でした。

本番は12月4日(日)。沿道には地域の方や保護者の応援が加わります。さらに力を発揮してくれることでしょう。楽しみです。

 

大祭が無事にできますように~熊野江神社清掃~

11月18日(金)、熊野江神社大祭前に毎年行っている小中合同清掃を行いました。

神社に向かう途中もゴミを拾いながら歩いて行きます。空き缶、布、たばこの吸い殻・・・なぜこんなところにこんなゴミがあるんだろうね?と話しながら、集めました。

神社で小学生と合流して、掃除の始まりです。

鳥居前、階段、神社周りに分かれて黙々と取り組みます。

とてもきれいになった熊野江神社です。心も神社もすっきりしました。

その後、天然記念物である「やっこ草」をみんなで観察しました。神社裏手の山を登ります。今年は、手すりができていて、作ってくださった地域の方に感謝しながら登りました。

「あ、これだ!」「かわいい!」「すごいね、熊野江にあるんだね。」

ふるさとの宝をみつけて、ボランティア活動ができて、気温は低かったけれど、温かいひとときでした。

延岡の企業で働く~清本鐵工株式会社訪問~

11月15日(火)、延岡市教育委員会が行っている講師派遣事業として、清本鐵工株式会社を訪問しました。

「エネルギー・インフラ・食・環境」といった多角的な分野で事業展開を行っていて、中国や韓国にも拠点があることに驚きました。

大きな工場内をいくつも見学させてくださいました。

 その中でも、環境を考えた浄水施設について興味がわきました。探究学習でふるさとの海を美しく、と常に考えていることにつながるからです。

sさらに、金属の性質についても勉強しました。

①銅②ステンレス鋼③アルミニウム④普通鋼(一般的には鉄)

これを重たい順に並べたら?熱を良く伝える順に並べたら?磁石がつかない金属はどれでしょう?強度の高い順に並べたら?などなど、実際に実験をしながら教えていただきました。

室内に戻り、生徒からは多くの質問が飛び交います。

「印象に残った仕事は何ですか?」「ここに勤めるにはどんな進路選択がありますか?」

「東日本大震災の際、原子録発電所の汚染水を浄化するシステムを24時間体制で作ったことです。一刻もはやく持って行かなければ、と社員一同必死でした。役に立った時は何にも増してうれしいものでした。」

「8割の人は工業系の学校出身の社員です。しかし、専門的なことは会社に入ってから勉強できます。総務の仕事は工業系出身者ではありません。延岡の企業で働きたい、ここで頑張りたいという人を待っています。」

生徒の質問に真摯に応えてくださり、延岡の企業の素晴らしさとともに社員の皆さまの延岡を愛する心を知ることができた講師派遣事業でした。清本鐵工株式会社の皆さま、ありがとうございました。

最後に愛情を~魚さばき体験~

11月11日(金)、今日は延岡漁協浦城支所が手配・ご協力してくださり、黒瀬水産提供のブリと延岡水産開発提供のアジで「魚さばき体験」を行いました。講師の先生方は、お店のご主人や毎年ご協力くださる熊野江在住のお二人です。

まず5㎏はある大きなブリさばきを見学します。大きな魚をいとも簡単にさばく姿に、生徒は感動、そして深いため息(僕たちにはできないな・・・)。

そんな中、三枚おろしの手伝いをする3年生女子が現れました。ドキドキしながらもみんなの代表として、堅い骨を切るところまで頑張りました。みんなから拍手がわきます。

続いて、刺身のお手本。切り方、並べ方、大根のかつらむき、飾りの美しさ、すべてに「ほぉ~」「うわぁ~」「え~」という声が聞こえました。なんと美しいブリの刺身盛りでしょう!!プロの技にあっぱれです。

さぁ、これからは自分たちのアジさばきです。どうなりますやら・・・講師のご指導をいただきながら真剣にアジと向き合います。

よく頑張りました、南浦地区のきれいな海で獲れた魚を上手に三枚おろしすることができました。

これをアジフライにしたり、なめろうにしたりして料理をします。職員の部ではブリの刺身、あら煮、握り寿司、いなり寿司などが料理されていきました。

できた料理を試食します。豪華絢爛!給食とは別腹で食が進みます。美味しい!ただこれだけです。

地元の魚で、地元の講師の皆さんのおかげで、また一つ貴重な体験をしました。

「料理が美味しくなるのは最後に愛情を入れるから。」講師の言葉に胸が熱くなる南浦中生徒・職員でした。

心を込めて「ごちそうさまでした!」