学校の様子

2021年4月の記事一覧

日之影町教育研究指定校



423()日之影町教育研究指定校

 

このたび、本校が 日之影町教育研究指定校 に指定されましたのでご報告いたします。



学校教育の様々な事柄に関する研究課題にもとづき、
教育委員会から指定を受け、学校が一定の期間、調査研究に取り組み指導内容の改善を図るものです。

研究成果については,報告書の作成や研究大会・発表会の開催を通じて、他校への普及に努めます。




日之影中学校職員一同、更なる教育の充実を図り、
よりよい現場作りへと繋げていきたいと思います。







体育大会結団式


416() 体育大会の結団式がありました。


今年の体育大会は516日(日)に開催されます。

 

今年の体育大会のスローガンは

「敢為邁往(かんいまいおう)

~距離は離れているけど心はひとつ」に決定しました。



敢為邁往とは、どんな困難もものともせず、
目標に向かって自ら思い切って踏み出すという意味です。

 

保体給食委員長の後藤美優さんから

「今年の体育大会は5月に開催されることとなり、
たくさんの困難や不安がみなさんに降りかかってくると思います。

ですが、そんな困難をものともせず、新しいことに挑戦する勇気を持ち、
自ら思い切って踏み出してほしいという思いを込めて、この四字熟語に決定しました。
副題である、~距離は離れているけど心はひとつ~には、今年の体育大会も感染症予防のため、
人と人との距離を離して競技や応援をすることになりますが、
距離が離れていても心をひとつに協力して取り組んでほしいのでこの副題にしました。

たくさん大変なことがあるとは思いますが、
困難を乗り越えるとき、必ず周りに助けてくれる仲間がいるので、
協力して全員が「頑張った!」と思える体育大会にしましょう。」

 

と、スローガンに込められた思いを発表しました。

 

次に、団決定のゲームを行いました。




コロナ感染症予防の面から非接触型で行えるゲームを実行委員が考えました。

それぞれの団の回答者にタブレットが渡され、実行委員からクイズが出題されます。

答えをタブレットに書いてステージ前のモニターに同時に送信、
クイズ番組のような形式で答え合わせをします。




ヒントがほしいときは、格段のリーダー達がジェスチャーで表現してくれます。




困惑気味の回答者、、、近くに助けを求めます。






この問題での答えは「ライオン」でした。

一方の団は、ジェスチャーから上手く読み取れたようですね。

 

正解した合計点が高い方から団の色を選び、正式に各団の色が決定。




校長先生から赤団、白団の団長へ団旗が渡されました。




校長先生からは、 




「趣向を凝らした楽しい団決めでした。
体育大会の一番の目的は、生徒のみんなが主体的に自分たちで作り上げることです。
学年としての、横のつながりだけではなく、縦のつながりができてくると、絆がぐっと深まります。


一人一人自分自身が輝けるような体育大会にしましょう。

そして、その姿を地域の人や、保護者の方に是非見せてあげましょう。」
とお話しがありました。

 

 

団も決定し、体育大会への気持ちもさらに高まる結団式となりました。

体育大会まで練習日も残り少ないですが、生徒一人一人が協力して取り組み、

無事に体育大会を成功させられるように頑張りましょう。







避難訓練



415()6時間目に避難訓練を行いました。



今回の避難訓練は、授業中に地震が起きたという想定で行いました。

 

各教室で事前に地震が起きたときの避難の仕方などをプリントで学びます。



その後、まもなく地震が到達することを知らせるアナウンスが鳴り、身を守る行動を取ります。






頭を守り、速やかにグラウンドへ避難します。








素早く整列を行い、各学級委員長が人数の確認をして、先生に報告をします。

全校生徒が、避難開始から避難完了まで2分30秒と素晴らしい早さでの行動がとれました。




教頭先生から、今後30年の間に90パーセントという高い確率で
起こるであろうと言われている南海トラフ地震の話をして頂きました。


今回の訓練も、ひとりもふざける生徒はおらず、
話をせずに素早く行動し、グラウンドに集合できていたことから、
もし本当に学校にいるときに地震が来たとしても落ち着いて行動できるだろうと講評を頂きました。


また、生徒指導の亀井先生からは、




過去に起きた阪神淡路大震災を例に、学校での避難訓練の実施回数が増えたこと、
過去の出来事を教訓にし、震災に対する意識が日本で高くなったこと、
今は技術も発達し、ある程度地震の予測ができるようになったことなどを教えて頂きました。


また、過去から学ぶこともありますが、
それ以上に今大切なのが「備え」であること。



家に非常時の避難グッズや食べ物はあるでしょうか?



昼間に起きた震災の場合、家族との安否を確認できる、
もしもの時の連絡手段は決めているでょうか?


などのお話もありました。



いつ起きてもおかしくないと言われているこの地震について、
今一度ご家庭でも災害時の決めごとや備えを確認して頂きたいと思います。


今回、生徒一人一人が危機感を持ち行動することができました。

今日の避難訓練のように学校で避難する可能性は充分にあり得ますので、
いつでも冷静に、身の安全を考えて行動できるようにしておきたいですね。



 

 

 

 

 

地産地消給食の日


415() 地産地消給食の日

 

今日は地産地消給食の日です!



本校を去って行く先生方が「日之影中学校の給食がもう食べられなくなるのか~」
と口をそろえておっしゃられるほど、給食が大変美味しいと有名な本校。

また、新たに赴任されて来た先生方もその美味しさに驚かれる方が多いです。

 

給食が本当においしく、趣向を凝らしたメニュー。

もちろん栄養もたっぷりで、生徒も教員も給食献立表を見ては、いつもわくわくしています。




毎日の給食もさることながら、さらに日之影町では、
地元でとれた新鮮な食材を給食で使用する「地産地消給食の日」が、月に1度設けられています。





今日のメニューはビーフライス、日向夏ドレッシングサラダ、きのこスープでした。

ちなみに今日の給食には地元食材として「高千穂牛」と、「しいたけ」が使われています。

 

地元産のしいたけの他にも、
たけのこ、大根、人参、しめじ、ねぎ、ベーコンなど具だくさんのスープ、
サラダに使われている日向夏ドレッシングはさっぱりとした爽やかな味わいで、
高千穂牛がたっぷりと入った贅沢なビーフライスなど、絶品の献立内容です!

 

中学校に入学してまもなく1週間が経つ1年生も、とてもおいしそうに食べていました。




おかわりもして、もりもり食べてくれました!




今はコロナ感染症対策の為、前向き無言給食となっていますが、

はやくみんなと机を向け合って、「おいしいね~」と楽しく笑い合える給食時間がきてほしいですね。




いつも私たちの健康と安全に気をつけておいしい給食を作ってくださっている
給食調理員の先生方や、新鮮な食材を提供してくださる生産者の方々に感謝して、

今日も元気に「いただきます!」


入学式



4月8日 入学式

 

 

75回日之影中学校入学式を執り行いました。





今年は29名の新入生が本校に入学しました。




中窪校長先生から新入生の皆さんへ、
これから中学校に入学し学校生活を送る上で大切にしてほしいことを話して頂きました。




高い志を持ち学校生活を送ること、何かを始めるときには失敗はつきもの、
失敗することを恐れずに挑戦すること、常に思いやりと感謝の気持ちを持つこと。




1年生を代表して甲斐恋奈さんが、新入生誓いの言葉を述べました。




小学校から中学校へと環境が大きく変わり不安な気持ちもいっぱいありますが、
成長した自分を感じる嬉しい気持ちもあります。

伝統を受け継ぐ日之影中学校は、地域にとって大切な存在であり、
私たちにとってあこがれでした。

伝統を残していくためにも、先輩方を目標に頑張っていきたいと思います。

私は、今までの12年間で学んだことを中学校でも生かしていきたいです。


1つ目の学びは、「自分らしくいること」です。

友達ほしさに自分らしさを失ったときに、家族や周りの人に

「自分らしくいることの大切さ」を気づかせてもらいました。

2つ目の学びは、「感謝すること」です。

全てのことは誰かの支えのもとで成り立っています。

日々私たちを支えてくださる人々を大切にしていき、感謝を言葉で伝えたいです。

これから私たちは未知の場所へと歩み出します。

困難があるかもしれません。

喜びがあるかもしれません。


1つ1つの思い出を学びに変え、模範となる日之影中学校生徒でありたいです。

今日から三年間、多くの体験をし、学んでいく私たちをどうぞ見守ってください。

 

中学生になり新しい環境に挑戦していく決意と、希望に満ちた素晴らしい内容でした。

 

 


生徒会副会長の甲斐航惺くんから、



 

 

 

中学校は3年間の成長をともに過ごすところであること。

勉強については、教科ごと専門の先生が教えてくれる学ぶことの楽しさや、

地域の人に支えられて過ごすことができるのも日之影中学校の魅力の1つ。

充実した中学校生活を送れるようにサポートします。

と、最高学年として、日之影中学校の代表として心強い歓迎の言葉を新入生達に贈りました。

 

 

慣れないことが多く不安な気持ちもあると思いますが、私たちがしっかりとサポートしていきますので、
これから日之影中学校の、生徒の1人として多くを学び高め合い、成長していきましょう。


 

 

新入生の皆さん、あらためてご入学おめでとうございます。




 

 


 


始業式


4月6日始業式

 

始業式が行われました。

 

新たな学年となり代表生徒3名がチャレンジしたいことや、決意を発表しました。



 

2年生の谷川亜沙美さんは、
将来の自分の夢に向けて続けていきたい探究活動のこと。

また、1年生の時に学習副委員長に挑戦したことを振り返り、
今年学習委員長になることができたら進行を上手に行い、
新1年生に自分の経験を踏まえながら教えてあげたいと発表しました。




3年の戸髙咲さんは、
「部活の副キャプテンとしてしっかりやりきったと達成感を味わえるように全力で取り組みたい。」
また立志式で志に選んだ「進」という文字を提示し、
「向上心を持って前に向かって突き進む1年間にし、大きく成長したい。
3年生になり「受験生としての自分」、「最上級生としての自分」を意識しながら、
自己アピール力や「伝える力」を高めていくこと、
日頃から当たり前のことを一生懸命にしたい。」と決意を述べました。




3年の本田香澄さんは、
中学校生活最後となる大会で団体・個人ともに地区大会で優勝し、
県大会で結果を残すというテニス部の部長としての頼もしい意気込みを語りました。
また、受験勉強を部活動と並行して取り組むこと、
全校学習委員長として去年取り組んだ「宅習リレー」のように、新たな取組を積極的に行い
全校生徒の学習態度を良くしていきたいと「継続は力なり」を座右の銘とし、
悔いの無い1年間にしていきたいと話しました。

 

どの生徒も、新しい学年となり、やる気に満ち溢れた清々しい表情で、全校生徒を前に堂々と発表をしてくれました。

 

その後、校長先生から全校生徒のみなさんへ3つの頑張ってほしいことが話されました。


1つ目は学力向上です。

進学や将来の夢を実現するために今後は自分をアピールする力が大切になってきます。
思考力・判断力・表現力を育てていくためにも日々の授業を通して
疑問に感じたことを解決しようとすること、これを継続していきましょう。

 

2つ目は、自分のことを好きになることです。

これは、自分のことを大切にできる人のことです。
自分を大切にできない人は、まわりの人を大切にすることはできません。
競い合って、切磋琢磨することはとてもいいこと。
競争で負けたからと、人と比べて落ち込むことはせず、比べるなら自分自身で。
己を乗り越えて昨日よりも今日と成長していきましょう。

 

3つ目は入学式についてです。

これから入学してくる1年生。
不安も多い気持ちを抱えて入学してくることを考えてあげて、温かく迎えてあげましょう。

 

どれも難しいことではありません。
今日、校長先生がお話ししてくださった事を心に置きながら、
学習面や、日々の学校生活のなかでも思い出し、行動に移してみましょう。






新任式


4月6日

新任式が行われました。

 

いよいよ今日から新学期のスタートです。

新しく赴任されて来られた先生方からのご挨拶がありました。

 

中窪 順一校長先生からは、




「初めての学校で緊張し不安な気持ちがあったが、
廊下で出会う生徒達が毎回、気持ちの良いあいさつを返してくれて、ほっとした気持ちになった。
赴任する前にこの中学校のことを知ろうと日之影中ホームページを見たところ、
「誇れる町」の作文を読み、四季折々の自然の豊かさ、家族の温かさ、伝統芸能のことなど、
みんなのことはもちろん町のことをもっと知りたいと感じた。
この町で働くことがとても楽しみです。」

と話してくださいました。

 

黒木 紗也華先生からは、



日向出身で日之影とは少し遠いですが、
友人には日之影町出身の子もいてこの町の人はとても優しい印象がある。
これからいろいろみんなと話してこの町のことをはやく知りたいです。」

と話してくださいました。

 


事務の 大塚 道生先生からは、

「この学校の綺麗に咲いている桜にとても癒やされた。
秋にはきっと紅葉など移り変わる季節ごとの日之影町を見ることができることを楽しみにしています。
生徒の皆さんとは直接関わることは少ないですがしっかりとサポートしてきます。」

と話してくださいました。


 

そのあとに、生徒代表として生徒会副会長の丹波愛結さんから




「生徒数が100人にも満たない小さな学校ですが、少人数であることが最大の強みです。

今年から5月に変更された体育大会では、昔からの伝統を引継ぎ行う種目もあり、
全校が一致団結して盛り上げますので楽しみにしていてください。
日之影町に来られて不便な事も多く、不安を感じていらっしゃると思いますが、
日之影の季節ごとに変わる景色を見ると不安も和らぐと思います。


私たちはこの日之影町が大好きです。
学校のことや町のことで、わからないことがあれば何でも聞いてください。
先生方と充実した学校生活を送りたいと思います。」


と、歓迎のことばを述べました。


 

新しく来られた先生方とぜひたくさんお話をして、
今年度も多くのことを吸収し、学んでいってほしいと思います。

これからも成長し続ける日之影中学校として、皆さんで盛り上げていきましょう。


新任者あいさつ


新任者あいさつ


 

このたび新しく日之影中学校に赴任されました3名の先生方です。

 

中窪 順一 校長先生

小林市の小林中学校から来られました。


 

黒木 紗也華 先生  今年3月、宮崎大学を卒業されました。

2年生の副担任と、教科は社会科を担当されます。




事務 大塚 道生 先生  

日向市の財光寺中学校から来られました。




 

また、給食調理員として新たに1名、後藤 凜 さん。

 

以上の新たなメンバーを迎え、これからも日之影中学校の生徒たちを全力でサポートし、
成長を見守っていきたいと思います。



どうぞよろしくお願いいたします。

3月30日離任式


3月30日 離任式が行われました。

 

今日は離任式です。

3月30日をもって、3名の職員が本校より離任されます。

 

事務から、髙塚 明美 先生 

門川町立門川中学校に転勤されます。




日之影中生徒にはとても良いところがたくさんある。
挨拶の良さ、すなおさ、郷土を愛する心にとても驚かされた。
これからもそれを大切にしてほしい。

また、日之影町の風景や人、食べ物すべてに心身共にとても癒やされた日々でした。
と、最後まで本町での勤務された日々を名残惜しんでくださいました。

 


結城 真一郎 先生 

都農町立都農中学校へ転勤されます。




自分の限界を決めないこと、いろんな人がいるけれど、
人と違うところを認め合って協力し合って生きていってほしいと、
いつでも生徒指導を熱心にしてくださっていた先生らしく、
最後まで生徒達のことを想った言葉を残してくださいました。


 

伊東 泰彦 校長先生 

西都市立穂北中学校へ転勤されます。




近未来会議など、日之影中学校で行われた様々な活動を振り返りながら、
歴史、伝統芸能、自然など本町には誇れるものが多くあること忘れないでほしい。
これからも自分たちに自信を持ち、日之影町から発信し続けていってほしいとお話しくださいました。


こども達の学びを深めるために、学校の中での教育だけではなく、
外へ外へと地域や町内外の方達との交流も繋げていただきました。
日之影中の生徒達にたくさんの学びを与え、挑戦する機会を与えてくださいました。

 

 

先生方へのお別れのあいさつを生徒代表として甲斐千尋さんがおこないました。





先生方との思い出が詰まった、感動的ですばらしい文章でした。

(以下、千尋さんのあいさつ全文です)


本日、日之影中学校を離任される伊東校長先生、結城先生、髙塚先生、今まで本当にありがとうございました。
先生方と過ごした日々を振り返ってみるとたくさんの思い出が浮かんできます。

校長先生は、いつも新しいことにチャレンジされていました。
印象に残っているのは校長先生との対話です。
私が1年生の時、初めて先生と対話した時のことを覚えていらっしゃいますか?
あの頃は人前で話すことが苦手で事前に準備した紙を見て話していました。
よく考えてみるとあれは対話になっていたのかなと心配になってきます。
でも、回数を重ねていくうちにだんだんと人前で話すことに慣れてきました。
最後に先生と対話をした、白熱教室の時には人の目を見て話すことができ、
知事の質問にも落ち着いて答えることができました。

成長したなと自分でも実感できています。
校長先生のおかげでこれからもずっと役に立つ力を身に付けることができました。


先日行った「スーパーマイクロツーリズム」では、
コロナウイルスの影響で最終的には町内で行うこととなりました。
まずはコロナ対策をしなければならない中で体験学習という形でも行ってくださったこと、感謝いたします。
校長先生や実行委員会がいろんな計画をしてくださったおかげで充実した3日間となりました。
スキーを簡単そうに滑るところや、
バーベキューのときに初めて知った意外な一面など校長先生との思い出がたくさんできました。
とても楽しかったです。


ところで先生が書かれている「大空に翔ける」のファンの方が町内にたくさんいることをご存じですか?
校長先生が離任されることを知って、「楽しみがなくなる」と残念そうにおっしゃっていました。
校長先生は校内だけでなく、地域の方々にも親しまれていらっしゃいました。



結城先生は、私たちの学年の副担任として学級を支えてくださっていました。
数学の授業では、数回しか授業を受けたことがありませんが、
一つ一つの問題を分かりやすいようにとても丁寧に解説をしてくださいました。
セミナーでは、毎朝、全員分の点検をするのはとても大変な作業だったと想います。
本当にありがとうございました。

生徒指導の先生としても、容儀検査や、
長期休校の前の指導など様々な面で私たちをサポートしてくださっていました。
そして要望事項の校則の改正の際にも、結城先生の力がなければなしえなかったことだと思います。
また、怒ったときはとても厳しいのですが、
たまに出る結城先生の面白さに笑わずにはいられませんでした。
野球部の顧問として、とても熱心に指導されていたことも印象に残っています。
他の先生方と協力して指導したり、休日に練習試合を組んだりされていました。



髙塚先生は、事務として私たちの目の見えないところでいつもサポートしてくださっていました。
事務室に行ったときはいつも「こんにちは」と笑顔で挨拶をしてくださっていたことを思い出します。
私たちがなに不自由なく、学校生活を送れていたのは、
先生の支えがあったからだと思います。
本当にありがとうございました。



先生方はいつも私たちを優しくそして厳しく支えてくださっていたと改めて感じます。
例えるなら日之影の橋のような、私たちを夢に向かって導いてくださる存在です。
先生方からまなぶことのできたたくさんのことを胸にこれからも努力を続けていきます。


新しい学校に赴任されても私たちと過ごした日々を忘れないでください。
そして、また日之影中学校に遊びにきてください。


生徒代表 甲斐千尋

 

 

 

 

 

その後、生徒会から花束贈呈がおこなわれました。




通常の離任式であればこれで終わりなのですが、
今回はここから生徒会主催によるサプライズの離任式が始まりました。

これは離任される先生方だけではなく、
他の多くの職員達も知らぬ間になんと生徒達だけで計画してきたようです。




千尋さんのピアノの生演奏に合わせて、
離任される先生方への感謝の言葉と、
生徒たちからのメッセージムービーが上映されました。

このような相手を想った演出も、
どんどんとレベルアップしていくのでただただ驚かされます、、、。


2年前に卒業した生徒たちからのムービも集めて作られており、
懐かしい顔ぶれにふと笑顔がこぼれていました。



改めて先生方が多くの生徒たちに慕われていたのだなあと感じました。







最後は生徒みんなでトンネルを作り、
離任される先生方を暖かな拍手と共にお見送りしました。







3人の先生方の功績に、あらためて感謝申し上げます。

新天地におかれましても先生方のなお一層のご活躍とご多幸をお祈りしております。

 

赴任先からもぜひ、進化し続ける日之影中学校の姿を見守っていてくださいね。

 

今まで本当にありがとうございました。

 






3月26日修了式


3月26日 修了式

 

今日は修了式です。


三年生のいなくなった体育館はすこし広く感じられます。

自分自身の学習や生活態度を見直し、振り返ってみると、この一年はどのような一年だったでしょうか?

一学年の課程を無事全て修了したことを認め、
それぞれの学年の代表生徒が校長先生から修了証を授与されました。






校長先生との代表生徒との対話では、この一年を振り返り、
印象深かったことについて話を聞いていきました。




甲斐航惺くんには、2年生での一大行事である立志式、「知事の白熱教室」について。


立志式で行った決意表明をもう一度全校の前で発表してと言われて
「知事の話を聞き、日之影町の自然や、伝統、文化などのゆたかさについて改めて考えることができた。」
と振り返りながら話してくれました。




梅田龍斗君にはスーパーマイクロツーリズムで町内修学旅行について。


「自分はラフティング(川下り)を経験したが、
普段橋を下から見上げる事はなかなか無いので迫力が凄かった。」と話してくれました。




見慣れていた風景も、普段とは違う目線から見てみることで、
新たな日之影の良さを感じることができたようです。

 

岩尾鼓音さんにはタブレットを使い始めてからの感想や、
先日行ったzoomでの交流授業について。




一年生はタブレットを使い探究活動に力を入れていること。

帰りの会の時間を使い「自分が興味を持ったこと」についての発表を行っていることを話してくれました。

また前回行ったzoomをつかったオンライン交流授業なども、
機会があるならこれからどんどん挑戦したいと意気込みを語ってくれました。

 

続いて、その探究活動での発表でぜひ全校生徒にも聞いてもらいたい内容として、
一年生の小川櫂君に発表して貰いました。


探究内容は、WWFが掲げているSDGs(持続可能な開発目標)を日之影町に置き換え、
SDGs of HINOKAGEとして発表しました。








一人で前に立ち、堂々と発表する姿も見事でしたが、
大人顔負けの説得力のある内容には、こちらも考えさせられるところが多くありました。

自分が興味を持ったことをただ「調べる」のではなく、
更に「自分の生活に置き換えて考え課題解決を図る」
という発展させた発表内容に生徒達も興味を持って聴き入っていました。

 

12月の個人タブレット支給から数ヶ月でここまで使いこなし、
全校生徒の前でも落ち着いて素晴らしいプレゼンをして見せた小川君。

新学期もこのようにタブレットを活用し、
日頃から生徒同士刺激を受け合い、感化され、お互いに成長し高め合ってくれることでしょう。

 

さて、春休みに入ると新年度に向けて新たな目標を持ち、
それにむかって努力する生徒も多くいることかと思います。

ぜひこの春休みの期間を有意義な時間にしましょう。

 

また始業日に一段と成長した皆さんの姿が見られることを楽しみにしています。