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空気は大きくなる?小さくなる?

 今日は、4年生が理科の実験をしました。単元名は「ものの温度と体積」です。空気を温めたり冷やしたりすると、空気の体積は変化するのか、実験を通して考えました。

 実験を始めようとしたときに困ったことが起きました。それは、空気は透明で、体積が大きくなったのか、小さくなったのか目で確かめることができないということです。そこで、ゼリーをガラス管に入れてゼリーの動きで体積の変化を見ることにしました。

 まず、ゼリーをガラス管の先に入れます。そのガラス管をフラスコに装着します。フラスコの底をお湯や冷水に入れるとガラス管の先にあるゼリーがどのような動きをするのか?!子どもたちは、楽しそうにゼリーの動きを予想し始めました。「空気が温かくなるとゼリーはどうなるのかな?飛び出るのかな?冷たくなるとどうなる?・・・」

実験すると・・・

 ゼリーの動きから、空気が冷たくなると体積は小さくなり、温まると体積は大きくなることが分かりました。

 理科の学習では、はてな(疑問)をもつ力、予想する力、解決方法を考える力、結果から何が分かったのか自分なりにまとめる力など、様々な力を伸ばすことができます。これからも実際の生活の中で、理科の学びを生かしていってもらいたいと思います。