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音楽に親しむ、音楽で想像する

 本日は、宮﨑県立芸術劇場主催の「音楽アウトリーチ事業」が金谷小体育館で行われました。金谷小児童・職員だけでなく、参加を希望された保護者、地域福祉作業所の方々をお招きして実施しました。“劇場での経験を金谷でも”ということで、子ども達は入り口でチケットの半券を切り取られてから、席につきました。

 「愛の挨拶」からはじまり、「エリーゼのために」、「子犬のワルツ」と聞きなじみにある曲の演奏が続きました。途中、ピアノのハンマーアクションについて紹介していただき、実際に演奏の中でハンマーが動く様子を見せていただきました。

音楽を楽しむことも目的のひとつ。続く「トルコ行進曲」では、芸術劇場の方の模範を見ながら、4つのリズムで体を動かしました。

 後半は、曲から想像することを、地元の火祭りが想像される「真夜中の火祭り」、子どもが大好きなお菓子をテーマにした「バウムクーヘン」「金平糖」の演奏を通して、体験しました。

 最後は、ピアニストの藤崎さんが小さいころにあこがれて、一生懸命練習された「即興曲 Op.90‐2」の演奏を聞きました。

 アンコールとして、金谷っ子が11月8日の串間市音楽大会にむけて練習に取り組んでいる、ミュージカルアニーの主題歌「トゥモロー」を藤崎さんの演奏で、全校児童と合唱しました。

音楽鑑賞会後の子ども達の感想です。

〇 はじめてピアニストの演奏を目の前で見て、感動しました。

〇 最後の「即興曲Op.90-2」の指の動きの速さに驚きました。

〇 リズムにのったり、ピアノの不思議を見ることができたりして、音楽は楽しいと感じました。

〇 一緒に歌った「トゥモロー」を、もっと練習して素敵な曲に仕上げたいです。

貴重な体験をさせていただいた、県立芸術劇場の皆さま、ピアニストの藤崎美優さんに感謝の1日でした。