日誌

先生から子どもたちへのメッセージ

 2年生のある学級の黒板に、先生から子どもたちへこんなメッセージが書いてありました。

 それ以外に何も書いてなかったので、先生は出張等でお休みではありません。おそらく、昨日先生は子どもたちが帰った後、誰もいない教室で一人、子どもたちの顔と1日の子どもたちの生活の様子を思い浮かべていたのではないかと思います。そして、思わず黒板にこのようなメッセージを書いたのではないでしょうか。この先生が1日を振り返ってみると、中には、思うように頑張れなかった子どもがいたのでしょう。また、勉強ができた、分かったという満足感を得ることができなかった子どももいたのかもしれません。だから、このメッセージは先生も頑張るから、今日はみんな頑張れという期待を込めて書いたものだと思われます。朝、教室に入ってきた子どもたちは、このメッセージを見てどのように思ったのでしょうね。たまには、先生の気持ちを文字で伝えるのもいいなあと思ったところでした。

 本校では、子どもたちが「今日も学校に来てよかった!」と思える学校づくりを目指しています。この先生のように、子どもたちが自分の成長を感じ、満足して帰ってほしいという素直な気持ちを伝えることは、とても大切なことのように思えます。

 さて、今日の子どもたちは、自分の成長を感じ、「今日も学校に来てよかった!」と思って帰ったのでしょうか。気になりますね。