日誌

みんなで協力して給食残菜ゼロへ

 「上長飯小の食缶の中は、どの学級もきれいですね。」

 これは給食センターの方から聞いた話です。嬉しいですね。本校では、配送されてきた食缶の中をきれいにして返すことを心がけています。なぜか。それはこの取組をとおして、給食づくりに関わる方々、例えば、栄養士や調理員の方へ感謝の気持ちを伝えようとしているからです。決して容易なことではありません。そのため、それぞれの学級で残菜が出ない工夫を初め、ご飯粒が食缶の中についたままにならないようにしています。

 3年のある学級。教室の後ろに、「もう一口運動で給食を完食」と書いた掲示物が貼ってありました。給食係の子どもたちが取り組んでいるものと思われます。私の想像ですが、とりあえず、全員同じ量ずつ継ぎ分けて、苦手なメニューが出た時は、減らすことを認め、もう少し食べたいと思う子どもがその分を食べて残菜を無くしていると思います。また、子どもたち一人一人が給食で苦手なメニューが出ても、もうひと口食べて残菜をなくそうと頑張っているのではないでしょうか。

 みんなで協力して残菜ゼロを目指す取組をとおして、学級のまとまりをつくるとともに、給食づくりに関わる方々へ感謝の気持ちを届け続けていってほしいと思います。