日誌

学級目標「一笑懸命」

 学級担任になると、学級目標を決めます。学級目標とは、1年間みんなで目指す学級のめあてです。年度の早い段階で「どんな学級にしたいか」「どんな自分たちになりたいか」を話し合って決めるもので、みんなで一つの目標に向かって学級をよりよくしていこうとする旗印になります。

 これは、本年度、新規採用になった4年担任の教室に貼られていた学級目標「一笑懸命」。見てのとおり、「一生懸命」の「生」が「笑」になっています。きっと担任の先生と子どもたちの思いが込められた学級目標に違いありません。よく見てみると、手形の中には、子どもたちの思いや願いが書かれています。子どもたちを大切にしようとする先生の気持ちが伝わってきますね。昨日、担任の先生から聞いたのですが、この学級目標は、先生と子どもたちだけでなく、保護者の願いも含まれているそうです。保護者にアンケートをとったのでしょうね。その話を聞いて、学級目標「一笑懸命」という言葉がより一層輝いて見えました。

 学級担任と子どもたち、そして保護者の方々が手を取り合って、学級の中に子どもたち一人一人の居場所をつくり、学級がみんなで励まし合い、笑い合える親和的な雰囲気になっていってくれることを心から願っています。